2週間前にウン○沢でクマと遭遇しました。
幸いクマは地面を探りながら歩いていたので、私に気付かず通り過ぎて行きました。
私が気付いたのは7Mまで近くなってから。
コーヒーを飲もうと湯を沸かしている時に、(上流に向かって)座って右を向いたらクマがいたという状況。
その時は動かずにやり過ごせたわけです。
対策としては
⚫クマ鈴
⚫クマよけスプレー
が考えられますが、川の流れで音がかき消されたり、前述の状況のように音をさせたくない場合もあります。
クマよけスプレーは風が吹いている場合は自爆する可能性があります。
どちらのツールも否定するつもりもありませんが、ナイフ&ツールメーカーとしては物理的な方法も模索したいと思います。
というわけで、ガンストック・ウォー・クラブの登場です。
古のインディアン(ネイティブ・アメリカン)が使っていた戦闘用棍棒で、マスケット銃の銃床みたいな形から名付けられたといわれています(一説)。
このモデルでは木製ではなく、G−10を使っています。
6個のボルトが並んでいるのは、後付アタッチメント用ハードポイント。
上の3個は本体固定用。
こんな感じでブレードが付いたりする予定ですが、いろいろ問題があって、しばらくは素の棍棒として使ってみます。
ハンドル部分はデザイン的な試みでしたが、都合よい厚みになりました。
このガンストッククラブは、ナイフショウの看板として5年前くらいから考えていたモノでした。
優先順位から放置していたのを今回の件から実用に転換しました。
放置中にキズだらけになっちゃったし・・・
沢で使っているナイフと長さ比較。
マジメにクマと闘うつもりもありませんが、ナイフ作りのアイデアにつながればと考えています。