jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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心の音楽のふるさと Communication Breakdown / Led Zeppelin

2020年11月19日 | 音楽

Led Zeppelin - Communication Breakdown (Official Audio)

心の中の帰るべき「自分の音楽の故郷・原風景」第10弾は、
Led Zeppelin の"Communication Breakdown"。
物心がつく前から、我が家ではビートルズのレコードがよくかかっていたことは以前書いた。
このLed Zeppelin も実はよく聴かれていた。
かつて、我が家には彼らのポスターが2枚飾られていた。
引っ越しやらなにやらでいつの間にかどこかへいってしまったが、
もし、現存していたらかなり貴重なものだったにちがいない。

この曲が収録された彼らの1stアルバム『レッド・ツェッペリン1』はうちになくて、シングル盤だった。
A面が"GOOD TIMES BAD TIMES"でB面がこの曲だった記憶。
こんな刺激的な曲をわしは昔から聴いていたのか。
今聴いてもなお古さを全く感じさせない。

改めてこの曲を冷静に聴いてみると、
ジミー・ペイジのギターの音は、ほとんど歪んでないことに気がつく。
おそらく、ファズ系のエフェクターは使われていない。
アンプで自然に軽く歪んでいる程度。
なのに、ものすごくヘヴィーで刺激的に聞こえる。
この曲が持っている独特な雰囲気。攻撃的なリフ。
ジョン・ボーナムのドカン・ドカンと迫力満点で圧のあるドラムス。
ロバート・プラントの圧倒的なスクリーミング。
土台をしっかりと支えるジョン・ポール・ジョーンズのベース。
これらの要素が化学反応を起こし、あたかも現代的なギターの音が鳴っているかのように錯覚してしまう。いやあ、すごい曲ですわ。