jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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お気に入り作品 FIVE OF A KIND - LIVE IN TOKYO 2020 / LOVEBITES

2020年12月03日 | 音楽

LOVEBITES / Thunder Vengeance [Live at Zepp DiverCity Tokyo 2020]

FIVE OF A KIND - LIVE IN TOKYO 2020 / LOVEBITES』は、 
2020年2月21日(金)にZEPP DiverCity Tokyoにて行われたLOVEBITESのライブを収録した作品。
ブルーレイ、DVD、CD2枚組の3フォーマットで7月22日に発売された。
オリコンのブルーレイチャートで1位!の栄冠に輝く。
武漢熱の影響で多くのアーティストが作品の発売を見合わせたトレンドが、
有利に作用した面はあるものの、この手の音楽が1位に輝くのは画期的な出来事。
今年9月にタワーレコードで開催されたトークショー『伊藤政則十番勝負2020』でも、
のっけに話題に登ったが、彼女たち自身は決して天狗にならず、冷静に捉えていたのに好感をもった。

わし自身もこのライブを実際に見に行けたのは、とてもラッキーだったし、
文句なしの素晴らしいショーだった。
わしの感想らしきものはこちら
FM802 ”ROCK ON”にて伊藤政則氏とビクターの杉山さんの感想文字起こしははこちら
自分が見た位置は、下手のかなり前方で双眼鏡いらず。
mihoさん、midoriさんの目の前。
ふたりの姿、運指はとてもよく見えたが、中央のharunaさん、上手のmiyakoさんはほとんど見えなかった。
この映像作品のおかげで当日よく見えなかった部分で何が起きていたのかがわかって助かる。
例えば、"RISING"の間奏部でmiyakoさんがピアノを弾いていたことすら気が付かなかったが、
映像のおかげで、ああ、そうなってたのねと納得。
あと、照明やレーザー光線の演出がPerfumeライブの影響をかなり色濃く受けているのもよくわかった。
特に「ワッフル~!」なレーザー光線はピンときた(なんのことかわからない方はPerfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』のdisc2をご参照ください)。
一番よかったのは、asamiさんのヴォーカルが、いい意味でほどよく体の力が抜けていて、より自然なものになっていたこと。このライブ作品を見た・聴いたあとに、アルバム"ELECTRIC PENTAGRAM"を聴くと、asamiさんの歌がかなりコチコチで硬いことに気がつく。体に余計な力が入っている感じで、やや聞きづらい。アルバム"ELECTRIC PENTAGRAM"だけを聴いていた時期はそんなもんかなと気が付かなかった点。いい意味に解釈すれば、それだけ気合が入っていたと言えるかもしれないけれど。。"FIVE OF A KIND"と"ELECTRIC PENTAGRAM"とどっちのasamiさんが好き?と問われれば、迷わず"FIVE OF A KIND"の方と答えます。ライブ作品前作の"DAUGHTERS OF THE DAWN"と比べると、もはや同じバンドとは思えないほど指数関数的に色んな意味で成長していることがわかる。

動画はこのライブのオープニングを飾った"Thunder Vengeance"。
男性顔負けの演奏の迫力にのっけから圧倒されたあの夜のライブを思い出します。

ちなみに9月に発売されたPerfumeのライブ映像作品『Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome』よりも、こっちのほうばかり毎晩のように見ている今日このごろであります。