jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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飲食店応援 新橋元楽さん

2022年02月08日 | 日記
月に1度は食べたくなる新橋元楽さん。
背脂がたっぷり浮いていて罪悪感たっぷりなラーメンなのだが、
疲れ気味でスタミナを補給したいとき、足が自然とそこへ向かってしまう。

先月に味をしめた「元らーめん(こってり醤油味)」と「ぶためし」をオーダー。
事前に券売機で食券を買う方式。
細麺か太麺かを訊かれる。
わしは細麺派なので、前者をお願いする。



最初にぶためしが提供される。
御飯にチャーシュー・海苔・ネギがのっている。
専用のタレとごま油を少々かける。
さらにすりごまと豆板醤を少し投入し、ラーメンが登場するまでまぜまぜする。
お店に頼めばマヨネーズの提供もある。
それはそれで美味しくなるだろうなと出来上がりを想像できるが、かなり危険度が増す気がして、マヨネーズ投入はまだ試したことがない。

そうこうしているうちに、ラーメンがやってくる。
ホームページによると「ベースとなる豚骨を二十時間以上煮出し、数種類の野菜と昆布、椎茸などを加えて仕上げたスープ」とのこと。スープと麺が段々にミルフィーユ状になっているので、混ぜながらお召し上がりくださいと、カウンター席に説明が掲げられている。
確かに醤油味が下の方に沈んでいるので、ゆっくり混ぜながらラーメンをいただく。
少し甘みが感じられるスープが病みつきになる。
最近わかってきたのは、スープにかつお節系の出汁もしっかり効いていて、それが甘いメンマとの相性がとてもよいこと。どちらかが欠けると元ラーメンは成立しない。背脂とスープのバランスと調和が素晴らしい。見た目ほどしつこくなく、しっかりパンチが効いている。

後日、背脂を売りにしている某よそのお店で醤油味のラーメンをいただいたところ、かなりチグハグな出来にがっかりしてしまったことは内緒。背脂とすっきり感のある醤油味のスープがまったく融合していなかたのだ。おかげで元楽さんの素晴らしさを痛感したという。

話を元楽さんに戻すと、
スープの味を十分に確かめてから、おろしニンニクと豆板醤をラーメンに少し追加。
元気の素を注入。
前回と同じく、ラーメンとぶためしの無限ループで勢いよく完食。
確かに罪悪感が半端ない。
でも、また来たくなる。
美味しさに確かな説得力があるからなのでしょう。

Perfumeのサインがある側の席に今回は案内されたので記念にパチリ。
亀戸元楽さんが閉店となってしまったため、ここに受け継がれたもの。
新橋元楽さん開店当時からこのサインの存在は知っていたが、反対側の席に案内されることが多く、パチリできるチャンスがなかなか巡ってこなかった。
2003年といえば、インディーズでデビューしていたが、まだまだ無名の修業時代。
この年の8月に『スウィートドーナツ』・『シークレットメッセージ』・『ジェニーはご機嫌ななめ』が収録されたシングルが発売された。亀戸元楽さんがあった今は亡きショッピング施設「サンストリート亀戸」で週末に無料コンサートを行っていた時期のものと思われる。
『ポリリズム』がヒットしてメディア露出が多くなり有名になるのはずうっと後で2007年。それまで紆余曲折だらけの試行錯誤が長く続くことになる。
よくぞ諦めず続けていてよかったねとつくづく思う。


ちなみにこちらが亀戸元楽さんで2016年閉店間際のころにパチリしたもの。
『スウィートドーナツ』と『モノクロームエフェクト』のジャケットもありますね。
右側2008年のサインは銀座元楽さんのほうに飾ってあります。


都内のPerfume聖地巡礼として、新橋元楽さんと銀座元楽さんははずせません。
現在は世界のPerfumeですが、鳴かず飛ばずの時代に思いをはせつつ美味しいラーメンをいただくも趣があります。

 


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