昔、購入していたカセットブックを聞きたくて、メルカリで購入したソニー製カセットコーダー「プレスマンTCS-100」
ウォークマンで培われたソニーの技術がてんこ盛りで、久しぶりにいい買い物だった。
目的のカセットブックを視聴できて、当時の想いを馳せながらノスタルジーに浸ることが出来た。
目的は果たせたのだが、せっかくならこの機種には録音機能があるので音楽を録音しその音をすぐにでも聞いて試してみたいところだったがそもそも…。
・カセットテープを一本も持っていない
・マイク入力端子しかないので外部からライン入力するのには専用ケーブルが必要
そこでカセットテープは、ダイソーなどで入手できる事を知って早速購入。併せてライン入力用に抵抗入りのオーディオケーブルを購入。
なんと!マクセル製音楽用 これで100円!コスパ最高
30年以上も前に1000本以上は有していたコレクションを断捨離で全て廃棄したのだが…。
まさかまたカセットテープを買うことになるとは…。(^^;
合わせて同じくダイソーで「HIDIS 磁器研究所」なるブランド10分のテープを購入 本社はアキバにあるまともな会社だった。(90分ものはヨドバシ通販から)
録音ソースはスマホより
【録音~視聴した感想】
測定器などは持ち合わせていないので主観での感想とはなるが、まず思ったのは…。
懐かしい音(^^♪ 音声の録音を主とした機種のため高域が伸びていないようだ。
逆にボーカルなどは聞きやすい。「AM放送の音」と言えば分かりやすいだろうか。
高級ヘッドフォンだと音の荒が目立つ。100均で購入した300円イヤフォンだと疲れず聞ける。
ヒスノイズ以外に電気的なノイズが盛大に載る。これは純正のラインケーブルではないのが原因かも知れないが、かといってマイク感度を下げて出力をあげてもさほど変化が無いので、本機の仕様かもしくは回路の不具合かもしれない。録音済みの音楽テープは、問題なく良好に再生出来るので回路の不具合があるのかも知れない。
また、「HIDIS 磁器研究所」のテープ10分、90分共に、新品のはずなのだがドロップアウトが酷かった。また、左右の音がときたまふらつく。これは、テープ走行時正しくヘッドにトレースしていないのが原因。日本製とうたってはいるが恐らく製造自体は中国だろう。
マクセル製のものは、ドロップアウトは殆ど感じなかった。さすが老舗メーカーと言ったところだろうか。
とりあえず本来の目的は果たせたので、カセットブックは、MP3へダビングしてレコーダー本体はまたオークションにでも出そうと思っている。
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