石川県羽咋市に来たなら絶対行きたかった施設
「宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋」
日本でここだけ本物のロケットや宇宙船、ローバーなどが展示されている施設です。
町おこしの一環で建設されたコスモアイル羽咋
サンドアート(羽咋のいろいろな場所でみかけました) 何処かで見た事がある宇宙人たち
星の詩
レッドストーン・ロケット(アメリカ) もちろん本物です!胴体部分にはマグネシウム合金が使われています。
いよいよ館内へ
入館料 500円(周辺の観光地などに20%オフの割引チケットがあります。)
まず、エントランスにあったのが月面探索車(ローバー試作車)アメリカ
試作車ではありますが本物です。何気に展示されているのが凄い!!
アメリカ初の有人宇宙飛行に成功したマーキュリー宇宙船(1958~1963)
1人乗りです。
“地球は青かった”(ガガーリン)で、有名となった初の有人宇宙船ヴォストーク宇宙カプセル(1961)(旧ソビエト)この展示は、実際に飛行し宇宙から帰還した本物の機体だそうです。
火星探索車ルナ・マーズローバー(実験用プロトタイプ・アメリカ)
アポロ司令船(アメリカ・1961~1972 )モックアップですが想像していたより意外と小さく感じました。最もこの下に推進部分が付くわけですからかなり巨大になるのでしょう。
同司令船内部 3人乗りです。展示はモックアップですが外壁やスイッチ類など、実際に使用されたものと同一の部品・素材を用いて いるそうです。
ボイジャー惑星探査機(アメリカ・1977~)1号機は今もなお人類未踏の地を飛び続けています。
モルニア通信衛星(旧ソビエト・1964~1972)表向きは通信衛星ですが、偵察用カメラが据え付けられており実質スパイ衛星だとも言われています。展示は、旧ソ連がバックアップ機として製作した本物の機体だそうです。
アポロ月面着陸船(アメリカ)展示は、実物大模型ですが意外に巨大だったことに驚きました。表面の赤、金、銀のシート(サーマルブランケット)は本物と同じ素材を使用しているそうです。
子供の頃、よくアポロ司令船や月着陸船のプラモデルを作ったものです。
バイキング火星探査機(アメリカ・1975~1980)「火星人、もしくは生命体はいるのか?」この疑問にバイキングの探査で残念ながら「いない」事が明らかになりました。ただその後の探査調査で、水の痕跡や氷の存在などが確認されており、まだまだ未知なる部分も多く今後の探査に期待したいところです。
月面探査機ルナ24号(旧ソビエト・1976)人類初の無人ではありましたが月面に着陸した宇宙船です。展示は本物のバックアップ機だそうです。
期待していたUFO関連の展示は、この解剖エイリアンとパネル展示ぐらいでした。
館内の展示はスミソニアン博物館などのレイアウトを参考にされたんだとか。
UFOで町おこしに成功した羽咋市 50億もの予算がついたのだそう
名誉館長 矢追さんのデスク
UFOの資料関連がここに集約されています。
ムー・アート もちろんここで記念撮影をしました。
宇宙人サンダーくん
徹底ぶりがいいですね。
お土産に購入したTシャツその名も“つかまった宇宙人”
期待以上の展示内容でした。羽咋市は自分の様なヲタク層にとっては聖地的な存在ですが、全国各地の市町村からすれば、知名度はそれほど高くもなくそんな市井の市にUFOでの町おこし予算が50億も付いたというのは、ちょっと驚きではありますが、その裏でいろいろと努力されたのは、ひとえにここの名物館長さんのご尽力の賜物と言っても過言では無いでしょう。
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【追記】
そうはちぼん伝説:そもそも羽咋市がUFOと関りを持つようになったのは、実は江戸時代まで遡ります。
江戸時代、石川県能登半島にある眉丈山の中腹に、夜な夜な円盤状の形をした物体が飛んでいるのが目撃された。しかも円盤は発光しながら山を東から西に飛行していた。(下記リンク記事より引用)
興味深い内容です。実際にここ羽咋市では、UFOの目撃情報も多くあってそんな背景が町おこしの成功につながったのでしょう。
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