今回は、京都市山科区に鎮座「日向(ひむか)大神宮」の磐座・巨石の紹介です。
境内の奥 内宮のすぐ横に鎮まる祭石「影向岩」神が降臨する神聖な岩として、祀られています。
影向岩から更に続く参道を少し登って行くと「天の岩戸」と呼ばれている巨大な磐座があります。ここでは、巨石をくり抜き胎内巡りが出来るようになっており厄除け・開運と縁結びの京都最強のパワースポットと云われています。
磐座内部には、岩戸神話で活躍した天手力男命が祀られた戸隠社があります。
京都 日向大神宮 岩戸潜り
潜り抜けると、心と体の一年分の厄や穢れが祓い清められ、福を招くとされます。これは、「ぬけ参り」として人々に知られ、元旦から節分までの間、特に節分祭には多くの人が天の岩戸をくぐり抜けに参拝に来られるのだそうです。
京平安遷都に際し、王城の鎮護として京都四方の山に桓武天皇が一切経を埋納したと伝わる伝承がありそれぞれ「北岩倉・東岩倉・西岩倉・南岩倉」と呼ばれる地域や今は存在しない史跡や伝承があります。
ここ日向大神宮のある背後にある山は東岩倉山(大日山 )と呼ばれこの何処かに経塚が納められた跡があるとされていますが、その場所までは特定されていないようです。
※日向大神宮参拝時のもようは改めて記事にする予定です。
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