
↑お土産にもらったストラップ。
夫のブログにも関連記事あり、こちら↓
『ヤマハ吹奏楽団創立50周年記念 アンサンブルと室内楽の夕べ』に行ってきました
2010年03月28日
新装オープン成ったヤマハホールの中へ初めて入った。新しいこともあって、なにもかもピカピカであるわけだが、と同時にずっと以前からあるような落ち着いた感じもなぜかある。さすが銀座である。銀座は変わらないなあ。
このお金のかかったきれいさを、毎日磨いて、10年、20年先もまったく同じように見せるのが銀座というものだろう。東京人の私には、銀座はちょっと京都っぽくも思える。間口が狭いところなんかも。真鍮にピカールという感じ。
特にこの界隈はそうだ。スワロフスキーに資生堂ビル。丸ノ内へ行くとぜんぜん違う。まったく新しいマインドで、とてもビジネスちっくな装いだ。
ヤマハ吹奏楽団、今回の催しは室内楽ということで、ホールにもマッチしていて、とても楽しかったです。現代曲が多かったのだけれども、現代曲を演奏してくれるのはうれしいけれども、現代曲ってむずかしいなあとも思いました。こうみえてクラシックイタチは日本初演みたいなやつをけっこうコンサートで聴いていた時期があって、ざっくり言ってしまうと、ケージなやつと、擬古典なやつがあり、最近演奏される機会が多いのは、ほとんど後者である。ちなみにケージなやつっていうのは、ざっくり言ってしまうと、調性がむちゃくちゃで不協和音で、形式レスってやつだ。
擬古典なやつは、これはまったく聴く方の偏見で、うすっぺらく感じてしまう。どうしてかというと、似たようなクラシックの曲が思い出されるからだ。しかしこれは自分でもかなりの偏見だと思う。
と、そこへN響のホルンといえばこの人、松崎裕さんが出てきて、ウルトラに芸達者にホルン協奏曲というのを吹くのであった。
私とヒビキはずいぶん前のほうの席に案内してもらったので、ホルンの光も演奏者の表情もとてもよく見えました。
終わってから、夫、原朋直ジャズトランペットクラスのMさんと一緒にスタバへ寄って、1階での聞こえ方、2階での聞こえ方、松崎さんの様子、「どうだった」という話をさんざんして……。
「松崎さんは日本人じゃないみたいだよねえ」などと言っていたら、ヒビキが
「えー、あの人日本人なの?」
ほらやっぱり。間違える人がいると思ったよ。
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