響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

春ノ遠足。

2007-04-28 | 歌う
1歳前後から、箸をスティックにドラムを叩きはじめた
音楽コドモ・ヒビキ。
時が経つのは早いもので、ついに今春は小学校へ入学。
さっそく小学校初めての遠足が行われ、
新調のリュックを背負って、登校班ででかけていきました。


で、ママにおみやげ、と持ってきてくれたのが、
この花束。
いったいどんな遠足だったことやら。
ヒビキのことだから、始終歌っていたんじゃないかなあ。
連休は「楽しいことばっかりだあ~」と、すでに泊まりでお出かけ。

親バカ父、フリューゲルをおっこどす。

2007-04-27 | おんがく
4月に入ってからというもの、コドモを登校させるべく朝が早い。
午前中が長くて仕事がはかどるものの、
親バカ父、親バカ母とも、どうもだるくて、眠くて、不調である。

といって夜とか朝方とかに起き出して、
ブログを書いたり、親バカ父はフリューゲルホルンを練習したり
という習慣は、すぐには変えられなかったり。

先日もそのような調子で、12時を回るころ、
ふたりで別々にマックに向かっていたのだが、
ゴトン、と重い音。

親バカ父の反応がないので、食器が割れたとか、
お茶をこぼしたとか、そういったことではなかったのだ、
と安心してマックでなんか書いてたら、

そのうち、うー、うー、いい始め、
楽器を落としちゃった~、大丈夫かなあ~、へこんでないかな~
などとぼやき始めるではないか。

してみると、さっきまで練習してたフリューゲルを
おっこどしたんである。

──またなんで?

楽器練習しながら、寝ちゃったのね。
やれやれ、先日はヒビキもバイオリン持ったまま寝てたけどね。

……ところでヒビキ、今日は遠足! 晴れてよかった。

バイオリンの先生が出番のコンサート

2007-04-26 | ライブハウスへ行こう!
ヒビキのバイオリンの先生が出演されるコンサートは、
川崎などで行われることが多いので
あまり出かけることが難しいのだが、
今回は中野での開催ということで、
さっそくチケットをゲット。
このブログでも、ひとまずご紹介しますね。

以前、自由演奏会の指揮者の杉山淳さんが、
「演奏難易度が低くて、音楽性が高い曲は貴重」
とおっしゃっていたが、
今回の演奏曲目も、それほど長くないなど、
聞き手に音楽の教養がどうしても必要というわけではなく、
メロディの華やかさとアンサンブルの楽しさが
幅広く楽しめるクラシック入門コンサートのようだ。

一方演奏者のほうは、全ての音が聞こえる小編成なので、
親バカ母、憶するに、オケのメンバーは、
逆に厳選されているものと見られる。

さて会場の「なかのZERO大ホール」というのは、
中野駅の操車場から見えるホームセンター「島忠」の向かいに、
中野の中央図書館と一体となった建物があるんですが、
その一角にあるホール。まだ席もあるようですよ。


2007 6/1(金) 19:00
なかのZEROホール

THE エッセンス オブ クラシック
東京交響楽団弦楽合奏団 ~6月のアヴェ・マリア~

〈出  演〉 ヴァイオリン=大谷康子
チェンバロ=曽根麻矢子
東京交響楽団メンバーによる弦楽合奏団
〈曲  目〉 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
ヴィヴァルディ:「四季」より"春"第1楽章
クライスラー:愛の喜び
サラサーテ:ナヴァーラ(ヴァイオリン・ソロ=大谷康子・田尻順)
ナラール:「椿姫ファンタジー」より"乾杯の歌"
チャイコフスキー:弦楽セレナーデより
〈料  金〉 全席指定:3,000円
〈お問合せ〉 なかのZEROチケットセンター 03-3382-9990

好調! 春のバイオリン・レッスン

2007-04-25 | バイオリン・レッスン
好調だと特に書くことがなかったりして。
しかし、昨日のバイオリン・レッスンではヒビキ、
いろいろ先生にほめられてたぞ!

課題は例のガボット、鈴木バイオリン教本第一巻の圧巻。
「16分音符のところで、弓が速くならないのがいいと思ったな」
と先生。
ガボットにはさりげなく弓の運び方の種類が複数盛り込まれているんだな
と親バカ母、ぼけぼけ見ていたが、
なかなか落ち着いたよい演奏だった。

というのもヒビキ、
だんだん弾けるようになってくれば、聴かせる弾き方、
できないうちは、練習時のような弾き方、と区別しているらしい。
つまり全体に弾けないのに弾けるとこだけかっこよく弾いてもしょうがない
と思ってるらしい。そんなことないんだけど、
まあ弾けるようになったら聴かせる弾き方ができてたってことで
親バカ母、ちょっと安心。

テーマに戻っても快活で、ヒビキ、なかなかガボットらしい。
先週だったか、親バカ母が一度練習につきあったときに、
歌い方がすこしぎくしゃくした感じに歌ってしまったので
(機械仕掛けの人形みたいに1音1音を弾く感じ)
実はひっそり、後悔していたのだ。

しかも練習が終わって、弓がゆるかったかなと思って
先生に訊ねたところ、緩すぎれば木があたって、木の音がするとのこと。
「ギーって音がするんだよ」とヒビキ。
──なんだ、知ってんのか。
ヒビキが自分でわかるなら大丈夫と思って、親バカ母、すたこら退却。

そういえば、知らないうちに第二巻の譜面も読んでたらしく、
音符はだいたい拾えていて、へえ~という感じ。
ただ音の長さが不正確なんだよね、ドラマーのくせに。

アンサンブルせんべい

2007-04-24 | おんがく
親バカ父が今もっとも一生懸命やっていること
それは原朋直先生のジャズ・トランペット・レッスン、
であるかもしれない。

ウチ猫ミューも逃げるその音階練習は、
ヒビキも、さあ食事しようという時など、ちょっとした折に
つい、ふらふらと口をついて出てきてしまう、
それほどよく練習している、と考えられるのだ。

原朋直先生の音楽の教えは、アンサンブル。
演奏は、アンサンブルということをわかって弾かなければいけない。
たとえばソロに入るときも、
それまでああしてこうしてというストーリーを演奏者全員が
共有しててはじめて、というものでなければならない。
「そういうところがヒビキはわかっているんだよなあ」
と親バカ父の親バカぶり。

ただ確かに、ヒビキまだ2歳ぐらいのときに、
家に親バカ父のバンド仲間がやってきて、一緒におんがくした時も
メンバーのボーカル・やぎ様(ちなみに大人)が
「おまえ、オレにあわせろよ」と言って、みんな爆笑したのだが、
ヒビキ、ちゃんと合わせていたっけ。

一方、例によって昨日また!親バカ母が帰宅に「遅刻」!
すると、ヒビキが今度は一人で玄関先で待っていた。
ノックを1回、ママと呼んで2回、呼び鈴2回というから
2、3分ぐらい待っていたようだ。
ふと、ヒビキが手にしっかり握っていたのは、帰宅途中、
同級生のおとうさんに頂いたという、おせんべい。

──それ、どうしたの? と聞くと、
帰りにおともだちの家へ寄って、その家のおとうさんに
「おせんべい、持って帰る?」
と聞かれたと。
──それでなんて言ったの?
「おいしそう」
──そしたら?
「だから押しつけてくれたんじゃないよ」

お友達の家のほうが学校(学童)に近いので、
そこからの道はヒビキひとりだし、お腹のすく時間でもあり
「持って帰ったら?」と、おとうさんは気遣ってくれたのだろう。
でもいまどきもらっちゃいけないとかいろんな家のルールがあるし、
コドモが困惑してもかわいそうだ、という大人の気配。
そういういろんなストーリーがあって、
で、ヒビキのソロは「おいしそう」。

それ、ほんとにアンサンブルなの?
天然ボケじゃないの?
しかし、おせんべい、おいしかったです。

恒例、狛江エプタザール2007

2007-04-23 | ドラム・パーカッション
土曜はドラムレッスンだった。
今年もバイオリンやピアノのレッスンに通うコドモたちの発表会に
やや意外性のある「ドラム」で、ヒビキも参加させてもらうことに。
本番は夏休み中とやや先であるものの、場所は今年もエプタザールと、
先生方、すでに準備を始められている。

エプタザールは個人の方が所有・運営されているホールとのことで、
なかなか借りるのがたいへんらしい。
ホールの雰囲気としても、ちょっと避暑地に来た感じ。
静かで、埃っぽくなくて、
たとえば舞台にあたるものがないなど、
居心地の良さが優先されている。そして、
音楽をふつうに楽しみたい、という意図が感じられる。

さらにベーゼンドルファーを始め、設備としては
非常にぜいたくなしつらえとなっているのが、人気の理由だろう。

で、全体としてはクラシックの音楽教室の発表会、
という雰囲気の中で、ドラム・パーカッションで何をやるか。

そういえば昨年のやはりエプタザールの発表会で
『ルージュの伝言』がとても印象的だったらしいヒビキ、
(『となりのトトロ』で使われているというのでトトロの曲だと思い、
「あの人に、たまに逢うために」だと信じているヒビキだが、)
それが、土曜夜のバイオリンの練習で、きれいに弾けていた。
なんでかな。今までも挑戦していたが、通しては弾けなかったのに。
たぶんスラーとか、どこで弓を返したらいいかとかの最適化が
できるようになったからでは? と親バカ母は思うのだが。

ミンミン君、登場。

2007-04-22 | 歌う
小学校に入り、コドモが自力で帰ってくるようになってありがたいが
合い鍵がまだなので、もうとにかく学童が終わる6時、少なくとも
6時15分には、何が何でも帰ってこなければならない。

保育園は7時だったからなあ~
とは思うが、いやいややっぱり今のほうがつぶしがきく。
そのへんで待っていてくれることもできるし、
その間、本などを読んで時間をつぶしてもらうこともできる。

それがおとといは事情で6時半を回ってしまい、
ありゃ、どうしたかなあと思って帰ってきたら
なんと玄関の前で近所のミンミン君(本名は別)と二人で
ウチの玄関ドアの前で遊んでいた。

ミンミン君は新一年生にしてキャリア数年の営業マンに見える。
おにいちゃんがいるので、いろいろなことを知っていて、
しかも知ったかぶりせず、まるで人生おおいに楽しもうぜって感じ。

二人で何してたかときくと……
「ドンドンドアをたたいていたんだよ」
これは親バカ母が家の中にいるはずだから、ということで。

「ここの鍵ってどうなってるの?」
と、ミンミン君。自分の鍵を使って開けようとしたのだが
ここのドア、開かないんだよ、という。

ドアが開かなくて困っているなら
管理人さんのところへ行って鍵を借りることもできる、
とすっかり大人なミンミン君なのに、
自分の鍵でどうして開かないのか、と思っていたらしい。

しかし、ミンミン君はほんとにおもしろい。
玄関先で「中どうなってるの?」
とは聞くが無理に入りたいとは言わない。
なぜなら、ひとのウチへ入っちゃだめと言われているのだそうだ。
まあ少しなら、と入っても、
元々だめといわれてるし、もうすでに遅くなっているから
内心、早くかえらなきゃ、と思っている。
ただしヒビキから聞いて気になっていたネコとか、
屋上へ続く階段がないこととか、
ヒビキの机とか、知りたかったことをさっとチェックしていく。
まるで、できる営業マンそのものだ。

帰りにみんなでミンミン君の家の前まで送っていくと、
こういう点、素朴なヒビキは
「ミンミン君のうちへ行っていい?」ときくが
「うちはなあ~」とつまり
お母さん窓口でしっかり予定としてたってないとだめ
ということをすごい少ない言葉で表現していた。
ミンミン君、日本語がこなれてるなあ。
実際、彼は近所のお母様方からよく声をかけられていて、
ちょっとした人気者なんである。

少し前に二人が一緒に帰ってくるところを目撃したことがあるが、
ミンミン君が仕入れた「はやし歌」みたいのを
ヒビキがすぐに覚えて次々に替え歌にして歌っていくので
ミンミン君、マネしながら、ほんとうに楽しそうだった。
コドモたちは、それぞれ自分が得意なことだけ出し合っていて
全然それでOKに楽しく進んでいくのがすばらしい。

鈴木バイオリン教本2巻めに突入。

2007-04-21 | バイオリン・レッスン
ガボットがだいたい弾けてきたので、
「次回は2のほうも見てきてください」
と、先生がご自分が使っていらした楽譜を
貸してくださった。

先生の楽譜はきれいで、書き込みがぜんぜんない。

破ったりしそうなんで辞退しようと思ったが、
新しい譜面なんかもう見たくてしょーがないヒビキが
いーじゃん、と言って離さず、結局お借りすることになった。

その翌々日が昨日で、バイオリンを弾く親バカ母妹がやってきて
ヒビキのバイオリン練習に一緒につきあってくれた。
バイオリン妹は、理論物理学者であるが、
バイオリンを弾く物理学者という組み合わせでぴんと来たら
それはアインシュタインである。

話は戻って。

「今のコドモって、だめなものはだめ、というふうに育てられない。
まるで大人のようにいやなことはしないんだよね」
「びっきーの場合、音楽性があるから、
かえってバイオリンの技術習得をさまたげている面もある」
「たとえば音楽的にこういう音は出したくない、聴きたくないから
できないところは小さく弾いたりしちゃうんだよね」

かくいう妹は、昔、コドモの頃はそれほど上手い子ではなかったが
今も続けているだけあって、家で弾いてくれると
分数バイオリンでも音がしっかりしている。
先日練習用にヤマハ・サイレント・バイオリンを買ったばかりだ。
「高いほうと安いほうがあるけど、高いほうがおすすめ」
とのこと。

ヒビキのいいところは、練習方法などを自分で開発して
自主練を続けられるところ。
コドモにして、楽器が弾けるようになる方法というものを
すでに得ているのだ。
複数の楽器をやることによる副産物という面もきっとあるだろうけど。

しかしコドモだけあって、経験値の圧倒的不足は深刻である。
最近……「わかってる」「カンタンだよ」という発言が目立つのだが
こんなのモロ、経験値不足の証左である。

だが本人にしてみれば、どうするべきか「わかってる」
そしてそれが自分には「カンタンだよ」という考えなのだ。
じゃあ、ほんとにできるのかというと、
すごくできることもあり、もちろんそうでもないこともあり。

そこでしょうがないので
「語るな、歌え」
と、親バカ達は最近反論することにしている。
どんどん弾いてるときは、すかさずほめる、以上。

家元(ってこれは語ったり歌ったりの家元です)も言っている。
ほめる方法というのは、
「こうすればいい」ということを教えるから、
無数のやってはいけないことを憶える手間がいらない。

糸井重里「ダーリンコラム」より

ほぼ、ほぼ、答えましたよ~♪・・

2007-04-20 | 歌う


1101.comで、「ほぼ日アンケート」というのを現在行っている。
今年のアンケートの特徴はずばり
「リズムにのって、答える」
というところにある。
まずテーマソングがある(アニメ付き)。
そして、アンケートの回答画面には、選曲ボタンがついていて
回答する気分にぴったりのソングを聴くことができる。

で、親バカ母、初めて気づいたのだが、
ウチでなぜなにかの音楽がよくウチブームになるのかというと、
自分が仕入れたおもしろい曲は、ついつい歌ってしまう
(あるいは少なくとも頭の中に流れてしまう)ので、
そのおもしろさを共有するために、
家族に、押し聴かせてしまうのである。
で、家族はおもしろければ一緒になっておもしろがってくれるが、
おもしろくなければ「そーお? 別にィ」と冷たい。

というわけで、親バカ母、今日は朝から
「ほぼ、ほぼ♪」のメロディが止まらない。
そこで学校(学童)から帰ってきたヒビキをつかまえて
さっそく「ほら、ほら」と画面を見せる。

ヒビキ、ふうーんって感じに2回みて
「おもしろいね」

夕食になってからもヒビキ、突然思いだして
「ほぼ、ほぼ♪、っていうんだよね。ふざけすぎだよ」

親バカ母が依然としてうたってよろこんでいるので
「(その歌)かわいいよね。ママが歌っていたからさ。
しかもホントにライブらしいよね」

かなり押しかけてますけど、そこそこ楽しんでくれたよーで。
ちなみに本日のヒビキの「コドモ言葉」は、ほぼ忠実実録です。

神童という言葉のヒビキ。

2007-04-19 | おんがく
ひっきーのサイトへ行ったら、
なんと、マイケルジャクソンにはまっているんだそうな。
マイケルと美空ひばりさんがすばらしい、と。
ひっきーは気づいていないみたいだけど、
それって要するに「神童」系の人だよね。
ひっきーを含めて。

そういえば『神童』という映画が公開に。
神童といえば、モーツァルト、そしてなぜかピアニスト。
主人公=神童の女の子がピアノを弾いているシーンのある予告編は、
やっぱりピアノを弾いているようには見えなかったけど、
彼女の顔つきは、それがまたちょっとひっきーを彷彿とさせる。
うーん、親バカ母、どうしてもひっきーを神童にしたいみたいだが
別にもともと神童なんだよねえ。

そういうわけで、この映画、ちょっとヒビキに見せたいなあ~
って、親バカ母、例によって場当たり。

ところでひっきーのサイトへ行ったついでに
「Flavor of Life」をヒビキと一緒に視聴。
http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/disco/sound/toct40095_01.ram
以前視聴した「Ballad version」を聴いたらとっても短かったので、
もう一方のほう(ふつうのバージョン?)をクリックしたら、
ヒビキ、「ぜんぜん違うねえ」
そ、そう? 確かにね、アップテンポで、ちゃかちゃかしたバックに
なってはいたけど、全然違うと言うとは思わなかったぜ。

聴くコドモ

2007-04-18 | おんがく
親バカ父が仕事で映画のDVDを観ていたので、
ちょっと覗いてみると、『ウォーク・ザ・ライン』、
ジョニー・キャッシュの伝記映画だそうである。

よい子で信心深い・兄と、ラジオに耳を傾ける子・弟の対比があり、
弟こそがのちにスターダムへと登るのだが、
まだ兄弟とも幼いころに、兄が死んでしまい、
よい子を失った父親が、心のやり場なく、
ラジオに聴き入るコドモ(ジョニー)に悪態をつく。
「ひでー親だな」
と映画を観ながら漏らす親バカ父の、親バカぶり。

だがそのラジオに聴き入るコドモには見覚えがあり、
そうそう、ヒビキもよくこんなふうに静かに音楽を聴いていた、
と思いだされた。

聴くコドモのたたずまいは、えらく静かだ。
そうしているとうるさい敵がやってきて、
ガミガミぶんぶん、もうそれは、実にうるさい。
あ、やばいなと思う親バカ母は、そのうるさい筆頭で、
コンビニへ行っても
「早く買うものを決めなさい、どれにするの? あと10秒で決めてね、
もうーいつまで考えてるのよ、そう言うときは欲しい物がないってこと
なんだからね、1、2、3……」

ヒビキにとっては、えらいうるさいもんではあるが、
ま、なんといっても母親なもんで、大目に見ようという姿勢。
静かな人にうるさいと言われると、
さすがにうるさい人も、手も足もでないここちでして。

親バカ父、試奏室で“原朋直モデル”を吹く。

2007-04-17 | おんがく
ふだんはフリューゲルホルンで
原朋直先生のジャズ・トランペットのクラスへ通う親バカ父だが、
楽器の修理のついでに、ヤマハトランペット「原朋直モデル」を試奏することに。

ちなみにフリューゲルホルンってのはホルンというぐらいで、
やや甘め、牧歌的で、まろやかな音色。
対するトランペットは、マイルス・デイビスのように、
辛くて、ジャズっぽくて、まっすぐ遠くへ届くような音色。

ところが! 親バカ父が“原朋直モデル”を吹くと、
いや、吹いても、
なんと相変わらずフリューゲルホルンみたいな音色なのだった。
「同じじゃん」
「わざわざ買うことないのでは?」
親バカ父が“原朋直モデル”を手にしているということが
ミスマッチに見えるほど。



その間、ヒビキは奥にあったエレクトーンを勝手に試奏。
ペダルも見つけて「ベース、ベース」と喜んで弾いていました。
弾きたい曲とか音楽がイメージできるコドモに
エレクトーンを与えると、けっこう遊びそう、と実感。

ではそういうわけで、と試奏室をあとにしたものの、
フリューゲルのようなトランペットの音色が耳に残り
「あの音色で、一体どんな音楽がやりたいのでしょうか?」
と親バカ母にはかなり「?」も残ったのだった。

音楽コドモはお勉強するんだろうか!?

2007-04-16 | バイオリン・レッスン


バイオリンの練習は寝る前が習慣になっている。
というのも、学童クラブが6時に終わって、
家について6時20分、翌日8時に家を出るには、6時半起き。
9時には就寝しなければならない。(ヒビキは朝が苦手)
時間がないのである。

遊びたいので、“先にバイオリンをやったら?”
と言ってもなかなか聞かないのだが
土曜の朝、珍しく「そうだね」と言って練習を始めた。
なぜかというと親バカ母が思うに、
寝る前だと、眠くてバイオリンをやるのが面白くないからなのである。
学校が始まって一週間。その時間までひっぱると
自分でやるのがやだな、と思うことがわかったからなのだ。
実際先週、バイオリンを弾きながら眠ってしまったこともあった。

しかし、バイオリンを弾く時間をつくるのさえ大変なのに、
音楽コドモにお勉強なんて時間はあるんだろうか?

だが、よくよく考えれば
たぶん勉強も、このバイオリンと同じで
ま、そのうちに面白いと思うようになるのかもね。
やりたければやる、やりたくなければやらない。
コドモはいたってシンプルなのだ。

椎名林檎「カリソメ乙女」Death Jazz Ver.詳細

2007-04-15 | ジャズ
日曜の午後、今週は土曜ドラムもなく、
久しぶりにスタジオへ行こうか、という話もあったのだが
結局公園でサッカー、という日になった。
お昼時、家でかかっていたのは、
ウチブームの椎名林檎「カリソメ乙女」Death Jazz Ver.

「びっきーこれ好き?」と親バカ父。
「うん」
「そーだと思ったんだよ。びっきーは4ビート結構好きじゃん。
それが元気のいいのだから、絶対好きだと思ったんだ」

へえー、そんな決め打だったんだ。
余談だがヒビキのドラムの先生は、さすがドラムの先生、
「宮内(ウチ)」先生というお名前。
さらに余談で、親バカ父のバンド仲間のベースのいわちゃんは
さらにすごくて、「岩打(ウチ!)」とロックもつくのである。

話は元へ戻って。

ヒビキ、1歳ぐらいの時は、食事時といえば、
箸を両手に持って、音源に耳を澄ませながら
びしばしテーブルを叩きつづけていた。
それがスティックに代わり、
下の階から苦情がきて(当たり前)、
でもって、最近はもうドラムやシンバルがどこにあるかわかっているから
架空のスティックで、打つマネだけへと至った。
カリソメ乙女は、ここがハイハット、
ここはこういうリズム、ここは脅かして、と
説明しはじめるときりがない。
ヒビキによれば、トライアングルも入っているのだそうだ。

でもって、さびというか、荒れるところが、
コドモの場合文字通りの狂喜乱舞。
「女はウソをついてもいいの?」
というツッコミもありましたが。

こどもスイカってか。

2007-04-14 | 歌う
スイカって便利ですよね。
ただし、ですよ、親バカ母が思うには
あえて便利だってことを除くなら、ユーザメリットはゼロ。
しかも最近、スイカがないと、
通れない改札は多いは、自動キップ売り場は減っていくは、遠いは、
ストレスの増す思いをします。

しかし、電車ガキのヒビキには、
「スイカにはこどもスイカがある」というので
天にも昇る気持ち。
スイカ買って、買って、買って買って買って
と、3月末からもうたいへんなのだった。



それでやっと入学式の翌日に保険証を持って
みどりの窓口へGO!

今日はそのスイカが使いたいばかりに
立川へGO!

なぜ立川かといいますと、それは立川に
陳建一麻婆豆腐店があるからなのである。

そんでもって恒例のCANDY A GO GO!というお店で
駄菓子のキャンディやぐみやラムネを買って、
「あのさ、スイカもあるけど、お金で払うって言ってもいい?」
とヒビキ、店員のお姉さんとの会話のきっかけを考えている。

でもって、やっと麻婆豆腐までやってきたのだが、
なぜか席がスピーカーの真下だったんですね、これが。
そこから流れてくる「あ」に、
ヒビキ「あ」、
そして親バカ母が「あ」。

「ありがとうと、君に言われると……」

ひっきーは「Flavor of life」でした。
今日はカウンター席だった我々、
ヒビキがおもいっきり歌うので、
厨房の皆さんもつい、手が止まっていました(!)

そのあと、ピチカートファイヴ、
親バカ・フリューゲルホルン・父が、原朋直先生のレッスンの
ウォーミングアップでやっている音階練習のマネ、
電車のホームで発車時に流れるフレーズを音名で、
とヒビキ、ひきもきらない。
「待ってる人もいるから、早く食べよう」
「だって、楽しみながら食べるんでしょ」
とゆうゆう。
ま、今日は比較的すいていたけどね。