響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

ともさん×仙波師匠、ヒビキの感想と解説

2007-07-17 | ライブハウスへ行こう!
先日、山口ともさんと仙波清彦師匠のライブ@大泉学園「インエフ」
へでかけたヒビキと親バカ達。
7/15日に書きましたその模様に圧倒されて、すっかりヒビキの観戦記が吹っ飛んでしまいました。そこで今回はヒビキの感想など。

「ともさんさ、仙波さんのこと1回みのがしたんだよね」

このコはな~にを言ってるのかというと、
仙波師匠がタンバリン(といっても通常のものではなく、通常に叩いているわけでもないそれ)を持って、ご自分の楽器をかき分けてわざわざステージの前のほうへ出てきてダンスしながら叩き始め、その曲の〆とするときに、脚の下に楽器を通すという瞬間芸があったのですが、それがあまりにアッというものだったので、師匠、ともさんに、
「今の見逃したでしょ」
ともさんが
「はい」と言って、大笑いになったのを言っているのである。
それがおもしろかったという……
しかしこれはまあ、たいした発見ではないようですね。


「仙波さんはさ、あひるが、スティックかんでいるのをみのがしたんだよね」

このコはな~にを言ってるのかというと、
7/15日のポストに掲載したこの写真にあるピンクの鳥(ピンクのカラスということかと思いますが)をヒビキはあひるだと思った──今気づいたんですが、鳴き真似がカラスだったんですよ、オトナには。それがヒビキにはアヒルにきこえたんですね、きっと。──でもって、このモペット(親バカ母、このモペットが好きなんです、これが。話がそれて恐縮です)を見るなり仙波さんが
「いいなそれ、僕もそれ前持ってたんだけど、どっかいっちゃった」
とおっしゃり。
「さっき、そのへんにありましたよ」
とともさんが。
で、ともさんのよりちょっとしょぼいモペットを取り出した仙波師匠(あ、肝心なことを言うの忘れてましたが、このモペットたちは当然、音が出ます)、そいつで戦争、じゃなくって演奏している間にともさんは大きいモペットにスティックを持たせていたんですが、写真のような位置関係だったので、仙波師匠にはそれが見えなかったんです。
だからどうということはないんですが、ヒビキには、ともさんがやっているのに、仙波さんが見えてない、と思ったのでありましょう。
これもまあ、たいした発見ではないようです。

その他の感想は
「おもしろかった」
「かえるが譜面台に登ろうとした」
の二点なんですが──紙面の都合にて(!)これらの説明は省略させていただきます。

たかがコドモの感想なんで深読みはどうかとも思うのですが、
ただね、一緒にあの場にいた親バカ母も、誰かが何かを見逃してて、という感じはよくわかるんだなあ。相手の演奏のどの部分をきっかけにしてもいいわけなので、演奏者本人にしてもそれらを全部採り上げるわけにはいかなくて、どれかを意識的に選んでもいるし、そういうことではなくて、実際問題として自分の楽器を手に取るとかいうところに手間がかかるために、単に見逃す(そのこと自体は別にいいとかわるいとかでなく)ということもあり、そういうことがもう、次々に起こっていったからだ。しかも観客の側からは二人が同時に見えるので、そのへんがコロッセオというか、高みの見物になっちゃいもするのである。

でヒビキに具体的にわかる、あるいは“語れる”ところといえばアヒルだったりカエルだったり、ヒビキの好きなタンバリンだったりする──と考えると、親バカ母には、なるほど、と腑に落ちるんです。

して、その翌々日が昨日で、ヒビキ、ドラムの発表会を迎えたという次第。ヒビキが一番落ち着いてる! 演奏もいい! ついでにかわいい!と親バカ達は、親バカジジババまでついて、大喜び。演奏後の拍手では、歓声まであがって、ステージ後も知らないおじさんが「かっこよかったよ」と言ってくれたそうだ。一方ヒビキは
「今回のはむずかしかった」とやや反省。そういや去年は「かんたん」と言ってたんだよね。なんて単純な感想……。


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