レタス+ちくわ胡瓜 一口ぶりを揚げたもの
昨日の響けブログ的弁当体制の三原則、
1 ごはん(+ふりかけなど)、おかず2または3品をゴールとする
2 2~3品の組み合わせは、肉油もの、野菜もの、卵もの
3 味付けは、醤油、酢、塩などはっきり何かをフィーチャーする
ですが、
それじゃつまんない、もっとちゃんとしたものを作りたい、
という方は、フードの恵子さんにききましょう。
恵子さんは実際にも、小学生(女子)のお弁当をずっと作っていらっしゃいます。
ではまた、メールからの引用です。
「タンパク質系+卵焼き+イモ類かカボチャ+緑色のもの」
を、この6年間繰り返しています。
タンパク質系は──
ソーセージ・ハンバーグ・唐揚げ・たまにカジキマグロの素揚げ・
焼いたお肉・崎陽軒のシウマイを揚げる
イモ類コーナーは──
揚げたジャガイモ・焼いたサツマイモ・揚げたカボチャ・焼いたジャガイモ
緑色のものは──
ブロッコリー・いんげん・ピーマンナムル・たまに竹輪キューリ
ごはんの上に──
海苔・梅干し+胡麻・ちりめんじゃこ・おつけもの
しか作りません。
ごくまれに、きんぴらごぼうとか入れたりしますが。
これは主菜副菜で計4品ということになるのにまずはお気づきでしょうか(笑)。
しかしこれ、急にやっても絶対うまくいかない、かもしれないですねえ。
恵子さんのお弁当ならヒビキも食べると思うんですよ(確)。
だけれども、親も親なら、子も子というのは「食」に関してもそうでして、
たとえば私が作ったら、ヒビキの場合
タンパク質系:ソーセージ、焼いたお肉、シウマイがだめ
イモ類:全滅
緑色:竹輪キューリ以外だめ
ごはん:何かがのっているのはきらい(→ふりかけ添付になる)
……うーん。すききらいが多いってわけじゃないんですよ。
ただあんまり好きじゃない。だから残してきちゃう。
かつて食べておいしくなかったから、おいしくなさそうな気がする。。
実際、弁当を始めるにあたって、こんなやりとりもあったんです。
ヒビキが──
「ママ、お弁当はマンネリはだめだからね」
などとどこかで聞いてきたようなことを言うので
「あのさ、いろんなの食べるのと、好きなからあげ弁当ばっかりのとどっちがいい?」
ときくと
「からあげ弁当! 毎日でもいい」(笑)
親の長年の調理に慣れて、あまり味わう「はば」が生まれなかった子は、
マンネリのほうがありがたいんですよね、結局。
それと幕の内弁当のような多彩さもたいして必要ではないんです。
見慣れないものが入っていたら残してきちゃうだけだから。
……ことほどさようにどんどん「貧しい」方へ行ってしまうわけですが、
まあ、それはコドモのせいだけでも親のせいだけでもなく、
相乗効果というか、助長というかですね、
その家庭の料理カルチャーを反映してしまうことはしかたがありません。
そういうわけで、うらやましいのは恵子さんちのお弁当です。