日々馬道楽

出資している競走馬と関係あるような、ないような…
現在は競馬の予想や旅行の記録などを投稿しています。

2009倉敷屏風祭り 二日目

2009年10月18日 17時36分20秒 | 倉敷

2010年版も掲載しました

18日も朝市から出てきました。

屏風祭りの時が一番観光客の方がが多いですね。
由来や叩くこと効果をよく聞かれます。

「健康になる」「頭がよくなる」と言われています。
そうなるように願いを込めながら叩いております(^^)

 

そう説明すると「これ以上頭がよくなったらどうしよう」と言う人が多いですね^_^;

 

昨日今日来た人は、素隠居は何人も居ますので
一日で何度も叩かれてしまいますが、
年に5日ほどしか出ていないものなので、合えたことがラッキーだと思ってご了承くださいませ。

下の写真が休憩中の様子です。
今回は、若い女性何人かが素隠居初参加でした。
愛嬌のあるポーズなどをしていたので、非常に受けがよくてたくさん写真に写っていました。
見られた方も多いと思います。

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ローマ人の物語Ⅶ 「悪名高き皇帝たち」

2009年10月18日 00時32分32秒 | 日記・エッセイ・コラム

ローマ人の物語Ⅶ 「悪名高き皇帝たち」を読みました。

 

この巻では、アウグストゥスの後を継いだティベリウスからカリグラ、クラウディウス、ネロまでと、ユリウス・クラウディウス朝の皇帝が絶えるまでが書かれています。

 

カエサルからアウグストゥスらと違って結構しらない皇帝が出てきます。
ネロやカリグラとか確かに「悪名」イメージばかり聞いていて、無茶苦茶な皇帝だったのかと思いきや、そうでもありませんでした。
悪逆無道な行いを行って殺されたり、追い詰められたりしたわけではなく、人気取りの政策が度を過ぎて税負担を重くしてしまったとか、バランスを欠く政治を行っていくうちに支持を失っていった感じです。

 

ネロは、「拳闘暗黒伝セスタス 」という漫画でも描かれているように、利発ではあるが気が小さい人物と分析しています。

 

間に堅実なクラウディウス帝もいましたが、カリグラ、ネロと支持を失うような皇帝が続きながら、ローマ帝国が揺らぐことはなかったのは、2代目のティベリウス帝の完成させた体制によるものだと何度も出てきます。

アウグストゥスが作ったシステムを徹底・完成させ、軍事・行政部門に実力による登用を進めて帝国の地盤を強固にした手腕は非常に優れたものです。
人気取り政策をしなかったことで市民には評判が悪かったものの、アウグストゥスが決めた税制で国家を運営し、国家を黒字にすることも行っています。
晩年、カプリ島に隠遁したまま10年間皇帝を続けたのはビックリですが、それでも統治可能であったことは、それだけの存在であったのでしょう。