オカリナ生活＜８＞デイサービスセンター・オカリナの会

（デイサービスセンターサクラでのゆうさん（左）とMorris／2009年3月某日）


（こんな感じのオカリナ・カラオケの会）


（はい！！　内容は、本文参照のこと）

サイクリング生活におされているオカリナ生活だが、まったくお休みしている訳ではない。昼休みにはセンターのスタジオで毎日のように吹いているし、昨年末から実は、兵庫駅の「デイサービスセンター楽空間サクラ」http://rakuukan-sakura.com/にオカリナを吹きにいっているのである。

ひょんなことからオカリナ関係でその「サクラ」のＳさんからメールがきた。最初の用件は、わたしのブログをみて、オカリナに調律なるものがあるらしいことが分かって問い合わせてきたのである。Ｓさんのオカリナと伴奏ＣＤとがどうしてもあわないのというのである。

そこで、元町（神戸）のヤマハ楽器にオカリナ購入のために同行することになった。結局あれやこれやとおいてあるオカリナをかったぱしから吹いたが、購入しなかった。Ｓさん持参のオカリナの穴のひとつに、私がヤマハから借りたセロテープを絶妙の位置に貼って音階を調整したのである。それもヤマハの販売品の電子オンサで確認した。購入の必要がなくなってしまったのである。

そしてお礼にコーヒーをご馳走になったのだが、そこでＳさんの職場のデイケアセンターにオカリナを吹きにいくことになったのである。６０～９０代のおとしよりの会である。

１２月某日（２００８年）、デイケアセンターにデビューした。それなりに用意をして望んだ。みんな気のいいおばあさんたちで、おじいさんは１．２人。やはりおばあさんの方が、そのような会にでてくるようだ。

以下のようなプログラムを用意した。

＜ゆうさんのオカリナコンサート＞
●プログラム●

みあげてごらん夜の星を

浜辺の歌
椰子の実

北帰行
かあさんの歌

ふるさと
この道
夕焼け小焼け

琵琶湖周航の歌
知床旅情

雪山賛歌
冬景色

春になれば
春の歌

アベマリア（グノー）
涙そうそう

ＢＬＩＥＶＥ（ＮＨＫ生き物地球紀行）
この広い野原いっぱい
北の国から

青葉城恋歌

川の流れのように
愛燦燦

となりのトトロ
君をのせて（ラピュタ）

埴生の宿
冬の星座

オールドブラックジョー
夢路より

が、このプログラム、ほとんで用をなさなかった。年齢層を考慮した曲目だったが、演奏をするというより、カラオケ伴奏をオカリナでしていっしょに歌を唄うという方式のプログラムなのである。レパートリーの多い私には、非常に向いているイベントともいえる。

その日は、童謡、懐メロをたくさん吹いて歌って、それなりに盛り上がった。終了後、来月にも来てほしいとのこと。はい、ということで、１月にも訪問した。

２回目はなれたものだ。「サクラ」作成の童謡唱歌の歌集をいただいていたので、その曲をかったぱしから？吹いた。みなさんは、その大きな活字のオリジナル歌集
を見ながらいっしょに歌うのである。私も童謡唱歌の歌詞をこのときのように、意味を確かめながら歌った（吹いた）のは初めてだ。歌詞はけっこうむつかしい。

そして３回目の２月例会も無事終了し、更に仲良くなったみなさんと涙の別れ？をしようとすると、また、次回を依頼されたのである。そして、３月某日、今度は、ギターリストMorrisさんとともに登場したのである。「サクラ」にはもう一冊、懐メロの歌集があったので、このときはその懐メロをたくさんたくさん吹いて歌った。

３月例会までの一ヶ月間、学生センターの昼休みには、懐メロがこだましたのである。またインターネット古本市で『日本のうた』（野ばら社）第１～５集を購入までして練習したのである。５冊で５０００円だった。ほんとにほとんどの曲が載っている。

冒頭の写真は、そのときの模様。Morrisさんが自身のブログに掲載すべく持参したデジカメで、サクラのスタッフが写してくれたものである。その会の模様は、Morrisのブログ、http://www.orcaland.gr.jp/~morris/index.htm
３月１９日の日記を参照していただきたい。

かくして、ゆうさんは、４月の「森の国のオカリナフェスティバル」の練習に精をだしながらも？、懐メロオカリナ奏者としての地位を一歩一歩築いているのである。