秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

寒からうと 童裸像に 手作りの  着物を着せる 女(ひと)に出遭へり

2022年02月07日 00時19分24秒 | 日記
寒からうと 童裸像に 手作りの
 着物を着せる 女(ひと)に出遭へり
 
 
 仙台堀川公園の散歩道に男の子と女の子が可愛げに相対している裸像があるのですが、いつも季節に合った服を着ています。その景はほほえましく、そこを通るたびに癒されています。どなたがされているのか、東砂のバンクシーとひそかに思っていたのですが、このほど着せ替えられている場面に運よく出逢えました。ご年配の女性の方で、ご近所にお住まいとのことです。「わたし、服なんか作ったことないんです」と明るくお話しされながら楽しそうに着せ替えられていました。偉大なる母性愛、お子への献身。やはり女性は凄いな~、とここでも思いました・・・

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欠け満つる枯れ枝越しの月三つ日

2022年02月05日 12時08分50秒 | 日記
欠け満つる枯れ枝越しの月三つ日
 
 
 プールからの帰り、見上げますと三日月。新月が2月1日でこの日の月齢は2.9日。
 明けぬ夜はない、昇らぬ日はない、春来(こ)ぬ冬はない、とこのコロナ禍を思っている昨今、この月を見て、満ちぬ欠け月はない、と勝手に一文を作りました。インタネットで調べましたら、新月から満月に向かう次第に丸くなっていく間の月を盈月(えいげつ)、満月から新月に向けてかけて細くなっていく間の月を虧月(きげつ)というのだそうです。

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春や来ぬ 野の花一つ 道の端に

2022年02月03日 10時42分47秒 | 日記
春や来ぬ 野の花一つ 道の端に
             東砂の散歩道
コロナ禍でも 水仙明るく 咲きにけり
             仙台堀川公園
 
 
 
 私は道端の小さな野の花が好きです。小さなオオキバナカタバミが一つ咲いているのに出逢いました。春が来た、と思いました。これからいろいろなところでたくさん出はじめると思うと心が浮き立ちます。
 水仙の花が今年もまたいつものところに群生しています。年の始めのこの寒い時期の景色はモノトーンですが、この景にいつも初めに色を添えてくれるのが水仙かな、と思います。2000年の1月からコロナ騒ぎが始まってもう3年目・・・。今年の水仙は私にはひときわ明るく映え、語りかけてくれました。

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コロナ禍や 今年は買ひし 恵方巻

2022年02月02日 17時49分55秒 | 日記
コロナ禍や 今年は買ひし 恵方巻
コロナ禍の 収束願ひ 恵方巻
 
 
 恵方巻はこれまで食べたことも買ったこともなかったのですが、「収束に向かうかな」と思っていたところにオミクロン登場! でしたので、買いました。
「節分」には一日早い今日、コロナ禍の早い収束を願い、昼には珍しくビールと共に戴きました。
 今年の恵方は北北西とのことです。しきたりでは、太巻きは鬼の金棒の見立てなので切らずに、また話すと運が逃げてしまうので恵方に向き願い事をしながら一気に食べる、とのことです。が、このしきたりは、お願いした以外、守れませんでした・・・

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日を恵みと 思へる冬の 散歩かな

2022年02月01日 23時09分32秒 | 日記
日を恵みと 思へる冬の 散歩かな
                仙台堀川公園
日はかげり 寒さにちぢむ コサギかな
                小名木川
 
蝋梅に 出会へる町の  散歩かな
                小名木川
蒼天へ 河津桜蕾の 色づけり
      河津桜:さくら、マンションの記念樹
 
 今日からいよいよ2月。コロナ禍が早く収束に向かうことを願うばかりです。
 膝痛を契機に散歩を再開しました。冬の景は殺風景ですが、東京の町中で、白梅、蝋梅、コサギに間近に出会えるのはラッキー、と感謝しています。わがマンションの20周年を記念して植樹した河津桜の蕾が、他に先駆けて緑に色づいていました。逞しく生きているな~、と思いました。
 
 
 
 

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