以前に歯科治療で用いる金属について語りましたが、
今回は金属の価格について述べさせて頂きたいと思います。
歯科保険診療で用いる金銀パラジウム合金ですが。
主成分は銀、パラジウム、そして金です。
ご存知の通り、現在金が世界的な値上がりを見せています。
5月13日現在1g価格(消費税別)
金3741円
銀61.80円
パラジウム1725円
健康保険で用いる合金は
金が12%程度で上記の価格で1g449円
銀が40%程度で上記の価格で1g 24円
pdが20%程度で上記の価格で1g345円
この時点で1g800円を軽く越えてしまっていいます。
ちなみに、上記の成分は最低この程度の成分であり、
かつ、他の微量の金属も含むため実際の価格はもっと上がります。
つまり銀、金、パラジウムの価格の変動の影響をモロに受けるのです。
昨日の金パラ価格は30gで25.821円で
1gあたり860円になります。
まだまだ価格が上がる予定で、金属を扱う業界が苦しい限りですね。
保険診療において、金銀パラジウム価格は、4月1日は、1g619円と下がり、現在逆ざやとなっているのです。金属の値段が上がり、こちらが加工するかぶせもの、つめものの値段が下がる。まるで貿易赤字です(^^;
「コラ!」といいたくなりますが、そういうルールの中で日々仕事をしています。
おそらく10月に改定されるでしょうが、それまでは耐える時期です。
2年前に原油高になった時に物の価格が上がったのは記憶に新しいものがあります。
しかし、こちらは国の決めた価格なので上げることは不可能です。
ですがメディアはこんな報道勿論行いません。
報道するのは、この業界にとって不利な内容ばかりです。
ここに私がテレビを全く見なくなった理由の一つがあるのですが、
以前私が通った講習会の先生の言葉をお借りすると、
この業界ってわりと虐げられているのです(^^;
まあそんなグチはさておき、いよいよ診療室が完成しました。
後日アップしたいと思います。
今回は金属の価格について述べさせて頂きたいと思います。
歯科保険診療で用いる金銀パラジウム合金ですが。
主成分は銀、パラジウム、そして金です。
ご存知の通り、現在金が世界的な値上がりを見せています。
5月13日現在1g価格(消費税別)
金3741円
銀61.80円
パラジウム1725円
健康保険で用いる合金は
金が12%程度で上記の価格で1g449円
銀が40%程度で上記の価格で1g 24円
pdが20%程度で上記の価格で1g345円
この時点で1g800円を軽く越えてしまっていいます。
ちなみに、上記の成分は最低この程度の成分であり、
かつ、他の微量の金属も含むため実際の価格はもっと上がります。
つまり銀、金、パラジウムの価格の変動の影響をモロに受けるのです。
昨日の金パラ価格は30gで25.821円で
1gあたり860円になります。
まだまだ価格が上がる予定で、金属を扱う業界が苦しい限りですね。
保険診療において、金銀パラジウム価格は、4月1日は、1g619円と下がり、現在逆ざやとなっているのです。金属の値段が上がり、こちらが加工するかぶせもの、つめものの値段が下がる。まるで貿易赤字です(^^;
「コラ!」といいたくなりますが、そういうルールの中で日々仕事をしています。
おそらく10月に改定されるでしょうが、それまでは耐える時期です。
2年前に原油高になった時に物の価格が上がったのは記憶に新しいものがあります。
しかし、こちらは国の決めた価格なので上げることは不可能です。
ですがメディアはこんな報道勿論行いません。
報道するのは、この業界にとって不利な内容ばかりです。
ここに私がテレビを全く見なくなった理由の一つがあるのですが、
以前私が通った講習会の先生の言葉をお借りすると、
この業界ってわりと虐げられているのです(^^;
まあそんなグチはさておき、いよいよ診療室が完成しました。
後日アップしたいと思います。