カールツァイス製のマイクロスコープは世界的に人気が高いです。
どこが人気なのかというと、
ピコモーラー、あるいはモーラーインターフェイスと呼ばれている特許です。
患者さんは処置時、ユニットの上で同じ姿勢を取るのは難しく、微妙に体動があります。
するとマイクロで見ている術野ずれます。その都度、顕微鏡筒を横に振ってマイクロで見る術野を確保しますが、普通の顕微鏡では接眼レンズも一緒に傾きます。
そこで、術者はそれに合わせて微妙に腰を曲げながら対応します。これを解消したのがピコモーラーです。
レンズも見やすいため、王道のマイクロスコープに違いはないでしょう。
個人的にはランプをキセノンにすると、明るすぎるため、目がやられてしまいます。
あと、とても重いこと、無駄に大きいこと、アームが短いこと。
等、不満は多数存在します。
他にもLEDを用いた他社製品、こちらはとても軽量で、アームも長いため、個人的には場所もとらずに好きですが、明るすぎるとやはり目が疲れます。
私は、日本のメーカーが小型化を実現してくれることを願っています。
日本人の最大の得意技は、オリジナルの小型化、省エネ化と大量生産化にあると思います。
軽く、小型化された、まるでスマートフォンのような実用性の高いマイクロスコープの登場が待ち遠しいですね(^^)
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