手足を治すと体が治ります
以前にも書いたかもしれませんが、
本当に、最近テレビの映像で、
子供たちが給食を食べる前に、
「頂きます」に合わせて、手を合わせている場面を、
よく目にします。
体にとって、左右同じ動かし方をすると、
力が背骨の一点に集まって、
大きな負担となります。
それに、
動かした手が、
どの程度動いているかを頭に伝え難くしてしまいます。
この時、
筋紡錘と腱紡錘から、
弱い電気の流れが、
頭の脳幹網様体と言うところに、
伝える働きをしています。
また、
頭に戻った電気は、
頭を働かせる為にも使われる事になります。
三つの中で、「はくしゅ」は、
興奮を抑える意味において、
無意識の内に行われている動作と思われます。
また、
年を重ねて体が衰えてくると、
体に負担のかかる事が初めに出来なくなります。
その為、正座が出来なくなる訳です。
以前は、
運動でよく「うさぎ跳び」をしていましたが、
今は、膝を痛めるからしなくなっています。
また、
水泳の飛び込みの時、
飛びこみ台で、
以前は、両足を揃えていましたが、
今は、左右の足を前後にして、
飛びこむ様になっています。
ところが、手は簡単に合わせる事が、
出来てしまうところに、
大きな問題があります。
また、「頂きます」と言う事については、
声を出す時に、
声帯を使います。
声帯は、体をリラックスさせる働きをする、
副交感神経の一つ、
迷走神経と繋がりがある為、
体を活動的にする、
交感神経の働きと繋がりのある、
頸から背中の筋肉を緩める事が出来ます。
この事が、
食事をする時に、
顎の筋肉を使う事で
上半身の筋肉が緊張する事を、
抑える働きがあります。
そして、
一日に、何度も手を合わせていると、(極軽くでも)
疲れ易くなってしまいます。