ゴドリフのジジイが言っていたのが気になっていた。
「うーん。北の方の寒さはどうやら収まったらしいが…どうも気になるの。ホントに安心していいんじゃろうか?」
もう不安になることはない。「氷の魔王」は「ピエトロ」が竜化して倒し、「サニア」もこうして帰って来られたのだから…
さぁ、胸を張ってポポロクロイス城に戻るとしよう!!
・ポポロクロイス城下町
兵士「おかえりなさい王子様。みんながまってます。さあお急ぎください」
兵士「王子様、そして王妃様。お待ちしておりました。さあ城へ」
オバちゃん「良かった良かった」
男「おめでとうございます。お城じゃあお祝いの用意が始まっているそうですよ!」
ジジイ「流石ポポロクロイスの王子じゃぁ。この国の誇りじゃのー」
女「おめでとう王子様!」
兵士「おかえりなさいピエトロ王子!それに王妃様も!みなさんたちもお待ちです。さあお急ぎください」
店のオバちゃん「世の中先のことはわかりません。どんな時でも備えを欠かしちゃいけません。必要なものがあったらうちで買ってくださいよ。
あ、値引きはできませんけど」
女の子「もう外、寒くないの?」
男の子「そろそろ外で遊びたいなー」
店「いやぁ良かった良かった。一段落したようでこれで安心して商売が出来ます」
モノマネ子供「…もう寒くない」
モノマネ母「気づいてみればもう寒くありませんねえ。とりあえず一安心です」
モノマネ父「寒さも収まりましたな。氷の魔王が復活したなんてやっぱりデマだったんですかね」
炎の前のばさん「あら…そんな!サニアではありませんか?まあ…ええ。ええ。サニア様のお顔覚えております。間違えるものですか。
無事だったのですね。良かった本当に良かった。お城のみなさんもお喜びの事でしょう」
剣のジジイ「寒さが収まってきたのかもうブルブルブル~~~とせんですわ」
女性「気のさいか寒さも少しやわらいだような」
新婚夫「早く2人っきりになりたいのに」
新婚妻「もうそんなに寒くないのにあの人たちいつ帰るのかしら?」
新婚の家に来た男「もうそろそろ旅に出ようかと思っているんですが何だか妙に落ち着いちゃって」
新婚の家に来た妻「住めばミヤコというヤツですね」
新婚の家に来た子供「キャッキャ」
学校の女性教師「ここから逃げずに頑張ることができたのはこの人が来てくれたからです。この人が励ましてくれたから希望を捨てずにいられたんです」
ストーカー「彼女のことが心配になってね。様子を見に来たんだ。それで…前から言おうと思ってたし思い切って告白したんだ。『あなたが好きです!』って
そしたらそのあの、彼女もボクの事が好きですって…ボクは決めたぞ。この先、彼女とこの学校はボクは守ってみせるぞ」
顔を赤らめて縮こまる先生と照れて頭をかいているストーカー
(元々接点があったんだろうけど、本編見る限りただのストーカーなんだよなぁ…)
宿の客「寒さも弱まりましたか。ぼちぼち出発するとしますかな」
宿の男「そろそろ外に出ても大丈夫なようですな」
宿の店員「あれ?気のせいかな?少しあったかくなってきたかも?」
宿の店主「全くなんでしょうな。最近バカに冷えますな」(この人は感じてないのか?)
それで、泊まるかどうか聞いてくる。
サニア「ダメですよ。ピエトロ。お城で皆さんがお待ちです。あんまりノンビリしてはいられません。」(散々、のんびりと寄り道したよ。お母さん)
橋に差し掛かるとナルシア達が迎えに来た。
ナルシア「ピエトロ王子!」
白騎士「やっと帰ってきてでござるか。城ではみんな首を長ーくしてまっているでござるよ」
ナルシア「さあ。行きましょう。ピエトロ王子」
橋を渡り城の入口に立つ。
兵士「お待ちしていました。ピエトロ王子!みんなが待っています。さあ城へ行きましょう」
そう言われて目の前にある城の入口から離れようとすると
兵士「こんな時に裏口から入るなんて何を考えているんでしょうか!さあ正面からドーンと入っちゃってください」
注意されたので正面から入ると兵士や侍女達が整列して迎えてくれていた。
モーム「おお。これはまさしくサニア様!ああ、サニア様、よくぞご無事で…」
パウロ「サニアよ。よくぞ。帰ってきてくれたな。待っていたぞ。ずっと…」
辛く長かった10年を思い出しながら言ったパウロに対してサニアは…
サニア「そそんな…。…。お前は私をどこまで苦しめれば…ああっ!」
一点、サニアの背中が光る。それは、ピエトロが竜になって氷の魔王の胸に攻撃を当てた位置である。
???「わ、た、し、は、ま、お、う。氷の魔王」
するとピエトロ達4人だけがきワープする。
白騎士「貴様、今、何と言ったでござる!」
氷の魔王「我が名は魔王。静寂と滅びの守護者。氷の魔王…」
白騎士「な、何を言ってるでござる!氷の魔王はピエトロ殿が確かにやっつけたでござるよ!」
氷の魔王「そうだ…その通りだ。いくら幼くともやはり竜の力は侮れぬ。我が肉体は確かに滅んだ。ほんのひとかけらを残してな。だが、我は不死身。この世の真の平和。完全なる静寂、完璧たる闇をもたらすまで我は滅びる」
白騎士「一体どういうことでござる!」
ナルシア「生き延びていたのよ!ほんの少しだけ残った氷の魔王の肉体のかけらがピエトロのお母さんの生命力を奪ってそれで復活したのよ…」(なんという解説力なんだナルシアちゃん)
白騎士「なるほどまだ終わってなかったでござるな。分かったでござる。ここは」
ピエトロ「戦おう!」(自ら言うとは…成長したなぁ…うんうん。)
氷の魔王「くるか!竜の子よ。その血筋、根絶やしにしてくれる!」
(竜の血筋を根絶やしにするのは結構大変だと思いますわ)
戦闘に入るがまず氷の魔王の姿はムービーの時とは違い、氷の中のクリオネのような形をしている。
攻撃はそんなクリオネがやるのではなく四天王の幻を召喚して攻撃をしてくる。
「ドルン」の「ギガストーム」。カウパの「メガファイア」ヤブーの「ジ・エンド」「ドゥーム」などだ。
(「ゾルダン」の攻撃は見なかった。ランダムだしな…
しかし…闇の世界にすら来ていない「カウパ」の事を知っているなんて氷の魔王は凄いな。あ、10年前に会っているからか?忘れてた…ごめん。カウパ。ただそんなカウパをキチンと覚えている氷の魔王。部下には優しい)
攻撃を加え続けていると氷の魔王に変化が訪れる。まるで氷像のような物になるのだ。
その状態になると「ダークパニッシャー」という白騎士の「ソードフレイム」のように全体を攻撃を仕掛けてきたり
「イビルストライク」という上空から急降下して突き刺してくるという桁違いの強力が一撃を仕掛けてきたりする。
更に攻撃すると氷像が金色になる。(スーパーモードというわけか?)
金色になったからといって攻撃に変化はない。(あってもその前に倒しちゃっただけとか?)
今まで積み上げた4人の連携をもってすれば勝てる!(ナルシアちゃん。イビルストライク2度ほど殺されたけど)
戦闘に勝利すると手だけになる氷の魔王。
白騎士「やったでござるか?」(フラグですね。)
ガミガミ魔王「ああ…どうやらな」
ナルシア「…」
すると、氷の魔王はピエトロをつかんだのだ。慌てるピエトロであったが、手は砕け散っていった。
(「星のカービィ ~スーパーデラックス~」の「ワムバムロック」を思い出したのは俺だけでいい)
白騎士「…お、驚いたでござる。…氷の魔王。恐るべき執念でござる…しかしこれでようやく全てが終わったでござるな」
ガミガミ「やれやれ一時はどうなるかと思ったぜ。まあ、終わりよければ全て良し!って奴だな」
白騎士「…む?」
ナルシア「…ひょっとして」
ガミガミ「何だい何だい。景気の悪い顔をしてどーしたい?…」
白騎士「この怪しい空間一向に消滅する気配がござらぬが…」
ガミガミ「まさかひょっとすると…」
ナルシア「そんな…」
ガミガミ「オレたちこの世界から永遠に出ていけないのかも…お、お母ちゃん」(取り敢えず好みのナルシアちゃんがいるんだからいいんじゃないの?)
ピエトロ「…」
サニア「ピエトロ…ピエトロ王子!」
サニア「ピエトロ王子。ナルシアさん、白騎士さん。そしてガミガミ魔王さん。私の愛しい息子。そして勇気ある仲間たち。
よくやりましたね。あなたたちの勇気、私はしっかり見ていましたよ。もう何も心配いりません。私を信じて…」
ガミガミ魔王カメラ目線で笑い、歯が光る。
ピエトロ「お母さんだ!お母さんの声だっ!お母さん!」
サニア「私の力…竜の化身であるこの私の最後の力であなたたちをその使徒暗黒の世界から引き戻してあげます…帰ってらっしゃい。あたたかな世界へ…光よ。導きたまえ!」(最後!?)
するとサニアの言う通りワープしてポポロクロイス城に戻ってくる。皆はワープ前のように並んでいる。
白騎士「戻ってきたでござる…」
ナルシア「時間が止まっていた…?」
サニアはその場で倒れていた。
モーム「おおっ!」
魔法使い「サニア様かっ!」
兵士「どうされたのだ?」
魔法使い「大変だ!すぐにお手当しなくて」
そう言ってサニアを運んでいった。(ピエトロの旅立ちのBGMが流れる。)
パウロ「ピエトロよ。たった今、サニアの心の声が教えてくれたぞ…」
お前たち4人の戦いはようやく終わったのだな。わしらの知らぬ時間と場所であの恐るべき氷の魔王と戦い、勝利をつかんでくれたのだな。
わしも詳しいことはまるでわからぬ。城のほかの者たちは気づいてもおらぬ。しかしこの瞬間、始めて本当の平和が訪れたのだな。良かった…
ポポロクロイスの王として心から礼を言おう。苦労をかけたなピエトロ。ありがとう森の魔女ナルシアよ。感謝しているぞ。正義の騎士白騎士よ。
助かりました。ガミガミ魔王城城主ガミガミ魔王殿。ありがとう。みんな本当にありがとう」
照れるナルシア。ドヤ顔を決める白騎士&ガミガミ魔王。
パウロ「…すまない…サニアの事がきがかりだ。わしも様子を見てくる。さあみんなは奥でゆっくり休んでくれ。ピエトロよ。お前はアニアの寝室に来るのだ。
お前がいなくてはサニアが寂しかろう。早く来るのだぞ…」
パウロは走ってサニアの方に向かった。
ナルシア「さあ行きましょう。ピエトロ王子」
つづく…
NEXT >>>第37回 「お散歩」~その1~:ポポロクロイス城~ポポロクロイス城下町
「『ポポロクロイス物語』 プレイ日記リスト」
「うーん。北の方の寒さはどうやら収まったらしいが…どうも気になるの。ホントに安心していいんじゃろうか?」
もう不安になることはない。「氷の魔王」は「ピエトロ」が竜化して倒し、「サニア」もこうして帰って来られたのだから…
さぁ、胸を張ってポポロクロイス城に戻るとしよう!!
・ポポロクロイス城下町
兵士「おかえりなさい王子様。みんながまってます。さあお急ぎください」
兵士「王子様、そして王妃様。お待ちしておりました。さあ城へ」
オバちゃん「良かった良かった」
男「おめでとうございます。お城じゃあお祝いの用意が始まっているそうですよ!」
ジジイ「流石ポポロクロイスの王子じゃぁ。この国の誇りじゃのー」
女「おめでとう王子様!」
兵士「おかえりなさいピエトロ王子!それに王妃様も!みなさんたちもお待ちです。さあお急ぎください」
店のオバちゃん「世の中先のことはわかりません。どんな時でも備えを欠かしちゃいけません。必要なものがあったらうちで買ってくださいよ。
あ、値引きはできませんけど」
女の子「もう外、寒くないの?」
男の子「そろそろ外で遊びたいなー」
店「いやぁ良かった良かった。一段落したようでこれで安心して商売が出来ます」
モノマネ子供「…もう寒くない」
モノマネ母「気づいてみればもう寒くありませんねえ。とりあえず一安心です」
モノマネ父「寒さも収まりましたな。氷の魔王が復活したなんてやっぱりデマだったんですかね」
炎の前のばさん「あら…そんな!サニアではありませんか?まあ…ええ。ええ。サニア様のお顔覚えております。間違えるものですか。
無事だったのですね。良かった本当に良かった。お城のみなさんもお喜びの事でしょう」
剣のジジイ「寒さが収まってきたのかもうブルブルブル~~~とせんですわ」
女性「気のさいか寒さも少しやわらいだような」
新婚夫「早く2人っきりになりたいのに」
新婚妻「もうそんなに寒くないのにあの人たちいつ帰るのかしら?」
新婚の家に来た男「もうそろそろ旅に出ようかと思っているんですが何だか妙に落ち着いちゃって」
新婚の家に来た妻「住めばミヤコというヤツですね」
新婚の家に来た子供「キャッキャ」
学校の女性教師「ここから逃げずに頑張ることができたのはこの人が来てくれたからです。この人が励ましてくれたから希望を捨てずにいられたんです」
ストーカー「彼女のことが心配になってね。様子を見に来たんだ。それで…前から言おうと思ってたし思い切って告白したんだ。『あなたが好きです!』って
そしたらそのあの、彼女もボクの事が好きですって…ボクは決めたぞ。この先、彼女とこの学校はボクは守ってみせるぞ」
顔を赤らめて縮こまる先生と照れて頭をかいているストーカー
(元々接点があったんだろうけど、本編見る限りただのストーカーなんだよなぁ…)
宿の客「寒さも弱まりましたか。ぼちぼち出発するとしますかな」
宿の男「そろそろ外に出ても大丈夫なようですな」
宿の店員「あれ?気のせいかな?少しあったかくなってきたかも?」
宿の店主「全くなんでしょうな。最近バカに冷えますな」(この人は感じてないのか?)
それで、泊まるかどうか聞いてくる。
サニア「ダメですよ。ピエトロ。お城で皆さんがお待ちです。あんまりノンビリしてはいられません。」(散々、のんびりと寄り道したよ。お母さん)
橋に差し掛かるとナルシア達が迎えに来た。
ナルシア「ピエトロ王子!」
白騎士「やっと帰ってきてでござるか。城ではみんな首を長ーくしてまっているでござるよ」
ナルシア「さあ。行きましょう。ピエトロ王子」
橋を渡り城の入口に立つ。
兵士「お待ちしていました。ピエトロ王子!みんなが待っています。さあ城へ行きましょう」
そう言われて目の前にある城の入口から離れようとすると
兵士「こんな時に裏口から入るなんて何を考えているんでしょうか!さあ正面からドーンと入っちゃってください」
注意されたので正面から入ると兵士や侍女達が整列して迎えてくれていた。
モーム「おお。これはまさしくサニア様!ああ、サニア様、よくぞご無事で…」
パウロ「サニアよ。よくぞ。帰ってきてくれたな。待っていたぞ。ずっと…」
辛く長かった10年を思い出しながら言ったパウロに対してサニアは…
サニア「そそんな…。…。お前は私をどこまで苦しめれば…ああっ!」
一点、サニアの背中が光る。それは、ピエトロが竜になって氷の魔王の胸に攻撃を当てた位置である。
???「わ、た、し、は、ま、お、う。氷の魔王」
するとピエトロ達4人だけがきワープする。
白騎士「貴様、今、何と言ったでござる!」
氷の魔王「我が名は魔王。静寂と滅びの守護者。氷の魔王…」
白騎士「な、何を言ってるでござる!氷の魔王はピエトロ殿が確かにやっつけたでござるよ!」
氷の魔王「そうだ…その通りだ。いくら幼くともやはり竜の力は侮れぬ。我が肉体は確かに滅んだ。ほんのひとかけらを残してな。だが、我は不死身。この世の真の平和。完全なる静寂、完璧たる闇をもたらすまで我は滅びる」
白騎士「一体どういうことでござる!」
ナルシア「生き延びていたのよ!ほんの少しだけ残った氷の魔王の肉体のかけらがピエトロのお母さんの生命力を奪ってそれで復活したのよ…」(なんという解説力なんだナルシアちゃん)
白騎士「なるほどまだ終わってなかったでござるな。分かったでござる。ここは」
ピエトロ「戦おう!」(自ら言うとは…成長したなぁ…うんうん。)
氷の魔王「くるか!竜の子よ。その血筋、根絶やしにしてくれる!」
(竜の血筋を根絶やしにするのは結構大変だと思いますわ)
戦闘に入るがまず氷の魔王の姿はムービーの時とは違い、氷の中のクリオネのような形をしている。
攻撃はそんなクリオネがやるのではなく四天王の幻を召喚して攻撃をしてくる。
「ドルン」の「ギガストーム」。カウパの「メガファイア」ヤブーの「ジ・エンド」「ドゥーム」などだ。
(「ゾルダン」の攻撃は見なかった。ランダムだしな…
しかし…闇の世界にすら来ていない「カウパ」の事を知っているなんて氷の魔王は凄いな。あ、10年前に会っているからか?忘れてた…ごめん。カウパ。ただそんなカウパをキチンと覚えている氷の魔王。部下には優しい)
攻撃を加え続けていると氷の魔王に変化が訪れる。まるで氷像のような物になるのだ。
その状態になると「ダークパニッシャー」という白騎士の「ソードフレイム」のように全体を攻撃を仕掛けてきたり
「イビルストライク」という上空から急降下して突き刺してくるという桁違いの強力が一撃を仕掛けてきたりする。
更に攻撃すると氷像が金色になる。(スーパーモードというわけか?)
金色になったからといって攻撃に変化はない。(あってもその前に倒しちゃっただけとか?)
今まで積み上げた4人の連携をもってすれば勝てる!(ナルシアちゃん。イビルストライク2度ほど殺されたけど)
戦闘に勝利すると手だけになる氷の魔王。
白騎士「やったでござるか?」(フラグですね。)
ガミガミ魔王「ああ…どうやらな」
ナルシア「…」
すると、氷の魔王はピエトロをつかんだのだ。慌てるピエトロであったが、手は砕け散っていった。
(「星のカービィ ~スーパーデラックス~」の「ワムバムロック」を思い出したのは俺だけでいい)
白騎士「…お、驚いたでござる。…氷の魔王。恐るべき執念でござる…しかしこれでようやく全てが終わったでござるな」
ガミガミ「やれやれ一時はどうなるかと思ったぜ。まあ、終わりよければ全て良し!って奴だな」
白騎士「…む?」
ナルシア「…ひょっとして」
ガミガミ「何だい何だい。景気の悪い顔をしてどーしたい?…」
白騎士「この怪しい空間一向に消滅する気配がござらぬが…」
ガミガミ「まさかひょっとすると…」
ナルシア「そんな…」
ガミガミ「オレたちこの世界から永遠に出ていけないのかも…お、お母ちゃん」(取り敢えず好みのナルシアちゃんがいるんだからいいんじゃないの?)
ピエトロ「…」
サニア「ピエトロ…ピエトロ王子!」
サニア「ピエトロ王子。ナルシアさん、白騎士さん。そしてガミガミ魔王さん。私の愛しい息子。そして勇気ある仲間たち。
よくやりましたね。あなたたちの勇気、私はしっかり見ていましたよ。もう何も心配いりません。私を信じて…」
ガミガミ魔王カメラ目線で笑い、歯が光る。
ピエトロ「お母さんだ!お母さんの声だっ!お母さん!」
サニア「私の力…竜の化身であるこの私の最後の力であなたたちをその使徒暗黒の世界から引き戻してあげます…帰ってらっしゃい。あたたかな世界へ…光よ。導きたまえ!」(最後!?)
するとサニアの言う通りワープしてポポロクロイス城に戻ってくる。皆はワープ前のように並んでいる。
白騎士「戻ってきたでござる…」
ナルシア「時間が止まっていた…?」
サニアはその場で倒れていた。
モーム「おおっ!」
魔法使い「サニア様かっ!」
兵士「どうされたのだ?」
魔法使い「大変だ!すぐにお手当しなくて」
そう言ってサニアを運んでいった。(ピエトロの旅立ちのBGMが流れる。)
パウロ「ピエトロよ。たった今、サニアの心の声が教えてくれたぞ…」
お前たち4人の戦いはようやく終わったのだな。わしらの知らぬ時間と場所であの恐るべき氷の魔王と戦い、勝利をつかんでくれたのだな。
わしも詳しいことはまるでわからぬ。城のほかの者たちは気づいてもおらぬ。しかしこの瞬間、始めて本当の平和が訪れたのだな。良かった…
ポポロクロイスの王として心から礼を言おう。苦労をかけたなピエトロ。ありがとう森の魔女ナルシアよ。感謝しているぞ。正義の騎士白騎士よ。
助かりました。ガミガミ魔王城城主ガミガミ魔王殿。ありがとう。みんな本当にありがとう」
照れるナルシア。ドヤ顔を決める白騎士&ガミガミ魔王。
パウロ「…すまない…サニアの事がきがかりだ。わしも様子を見てくる。さあみんなは奥でゆっくり休んでくれ。ピエトロよ。お前はアニアの寝室に来るのだ。
お前がいなくてはサニアが寂しかろう。早く来るのだぞ…」
パウロは走ってサニアの方に向かった。
ナルシア「さあ行きましょう。ピエトロ王子」
つづく…
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