「セクロス」 レビュー (ファミコン)

横スクロールシューティング（若干レーシング要素あり？）
アーケードで１９８４年７月稼働の「Sector Zone」の移植版
日本物産が開発・販売
１９８６年５月１５日発売
「ゲームセンターＣＸ～有野の挑戦～」プレイソフト #215


あらすじとしては
地上に取り残された「ぺトラ人」を救助用ホバーリングバイク
「ギルギットペトラ」で救出するというもの

特徴としては
ステージ中に手を振っている「ペトラ人」を救出すると
ステージの最後に集計され得点となる。

バイクには燃料があり、徐々に減少し無くなると爆発し、１機消滅となる。
ステージ中の回復アイテムで補充しなければならず
画面上下の壁に接触すると激しい減少となる。（他の障害物に触れると死ぬ）
道中、手を振るペトラ人はただのボーナスと言う存在にしか過ぎないので無視しても構わない。（ストーリー否定やな）

奇数面、偶数面でバイクのスピードが異なる。
奇数面は早く、偶数面だと遅い。
早い面は疾走感を味わえ、
遅い面は地形などが複雑になりテクニカルな要素が増える。対抗するバイクは存在しない。


得点は４０点

良い点
・特になし

悪い点
・飽きが早い

悪い点の解説
・飽きが早い
交互に異なる速さという事持って初めは面白いと思うのだが面がかなり続き
ボスもボーナスステージもエンディングもない。
ファミコン初期に多いステージが延々と続くスタイルなので飽きが早い。
面セレも６面までしかないからな…



裏ワザを紹介しておこう。
・コンテニュー
ゲームオーバー時
ⅠコントローラのＡボタン押しながらスタートボタン

・ステージセレクト
タイトル画面で
Ⅱコントローラの「←」と「Ａ＋Ｂボタン」を押したまま
Ⅰコントローラでプレイしたいステージを指定する
下記

ステージ２「Ａボタン」１回
ステージ３「Ｂボタン」１回
ステージ４「Ａボタン」１回、「Ｂボタン」を１回
ステージ５「Ｂボタン」２回
ステージ６「Ａボタン」１回、「Ｂボタン」を２回

そしてスタートボタン。

・無敵
タイトル画面で
Ⅱコントローラの「←」「Ａ＋Ｂボタン」を押したまま
Ⅰコントローラの「↑」「↑」「↓」「↓」を押してからスタート


「セクロス」というタイトル
ネットで「セックス」が変化した言葉で有名となってしまった。

ちょっと調べたら
「運動競技の『ラクロス』と『セックス』の組み合わせられた言葉だろう」との事
確定はしていない。
主に「セックス」という直接的表現をやわらげ、ぼかし、ネタ的に持たせるために用いられる。
ふ～ん…
おかげでゲームのプレイ動画で「全力でセクロスした」というようなタイトルにもなっているもんな…
でも、そんな全力になるようなゲームでもない気がするが…


そうなると「ラクロス」側は何か辛いな…
「セックス」と無関係なのに。
普通に「ラクロス」やっている人が白い目で見られかねん！

ゲームの事より「セクロス」の事ばっか…（笑）
ゲーム自体そんな印象が残るようなもんじゃねーからな…
残念ながらそんなゲームです…

ネタバレはなし