highdy の気まぐれブログ

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井戸用手押しポンプの分解修理

2024年04月20日 | 日記


暫くは快調でしたが・・・
 一昨日、家庭菜園で共同管理している「井戸の手押しポンプが重くて女性では使えません!」紫陽花からヘルプ要請。
約300坪(992㎡)の畑を9人で耕作しているそうですが、我が家の管理分は3か所で約50坪(165㎡)です。2人を除いては高齢者ばかり、それも80歳前後の人が多いので水を自宅など遠くから運ぶとなると、大変な騒ぎになります。
緊急を要するということで、昨日一応分解して組み直しましたが、やはり問題視していたピストンロッド部が壊れました。原因は錆と摩耗です。

 この種のポンプの分解は初めてですが、プラントエンジニアは多種類の機械の構造や原理を知っており取り扱うことができます。薬品工場や食品工場の設計に比べれば、サイコロを振るレベルの仕事です。



部品専門店を発見!
 一昨日よりネットで探しましたが当該ポンプメーカーに尋ねたところ、自社では製作していないそうでメーカーは教えてもらえませんでした。同社の純正部品はネット上では見つからず、類似メーカーに互換性を尋ねても「使えないでしょう」とのこと。
数時間探して、やっと名古屋に部品専門店を見つけ出し、昨日の朝電話で確認、純正品より良いものをネット価格より安く、且つ送料(700円)も無料で送っていただくことになりました。

 一般的にこの種のポンプは鋳物製の32型と35型というものがあり、いまなお5社程度メーカーがありますが、寸法が若干異なるくらいで構造などは殆ど同じです。ただ最近は改良されたものやステンレス製が多くなりました。

早速本日午前中に届いたので、感謝の意を込めて直ちにPCから振込みしておき、午後から再度分解修理作業に着手。

何10年も屋外使用なので・・・
 とにかく、あちこち鉄錆が酷く、ケース内の錆でピストンが痛み、



ピストンに付属する弁もロッドも配管と本体の間に位置する特殊ガスケット(パッキン)も錆でガチガチ。



分解して本体ケース内の錆を落として滑らかにして、ピストン玉を入れました。旧製品に比べシール部は上掲の写真のように柿渋を利用したなめし革が使われており、とても安全でしっかりしたものです。
台座の木材(厚み50mm)は昨日製作して、仮組みしておいたのできょうは本体のみのメンテナンスです。かかった費用はステンレス製のボルトや座金、ピストン皮付木玉のこと:弁、シールリング付き)及びロッドセットなどざっと1万円、マンパワーはボランティアです。
それでも、新品のポンプを購入すると3~5万円で、ステンレス製だと1.5倍になります。もっとも、安いものはちょっと怪しいですが2.5万円からあります。
無事修理が終わって、試運転してみると highdy なら人差し指1本で動きます。これまでは女性は全体重をかけてやっと押せていたのですから、随分ラクになったものです。



大活躍したのが、いつもこのブログに登場する非常用電源です。時々 highdy の部屋書斎には、太陽光で無料充電する一般バッテリーと別の非常用電源があり、寝室にも同様の非常用電源が置いてあります。)に滞在してもらって、自作の太陽光発電装置で充電して緊急時に備えています。







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