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便利な Quick Share の機能を使おう

2024年09月01日 | パソコン


Quick Share とは
 文字での説明は大変ですが、やってみるととても簡単な便利な機能のことです。
Windows1011の PCでは、Bluetoothを利用して何ら特別なアプリを使用せずに、標準機能で近距離にあるデバイス間でファイルの転送が可能です。つまり、以前、クイック共有とかニアバイシェアと呼ばれていたファイルの転送が可能な機能のことです。

ここでいう「Quick Share」は、Google からダウンロードするファイルの転送が可能なアプリで、Microsoft Store から入手するものとは別物です。
Microsoft Store の Quick ShareアプリSamsung 製であり、現時点では Samsung デバイスでのみ動作しませんのでご注意ください。

「Quick Share」は、BluetoothWiFiを利用して近距離のデバイス間でのファイル転送(画像、動画、ドキュメントなどの共有)を目的とした機能のことを指します。
しかし、必ずしもBluetoothのみで動作するとは限りません。
理由は、Wi-Fi Directや他のローカルネットワーク技術を併用することもあるからで、Bluetoothだけでなく、より高速な転送が可能な技術も利用することにより、スムーズなファイル転送を実現するために必要なのです。

ファイル転送できる機器は?
 ① Windows PC
(特にデスクトップ上のファイルの共有は大変便利)
   自分のデバイス間の場合は、「承認」が不要なのでアプリを起動後最小化したままPCを操作していれば、常にデスクトップが共有
(同期)されています。 
   その代わり、うっかり一方から削除してしまうと、他方からも消えてしまうので注意が必要です。
 Windows PCAndroidデバイス
(メールやファイル転送アプリによる転送が不要)
 Androidスマホ
スマホなどで画像のやり取り、地図やサイトの紹介)

何故Wi-Fiが必要なの?
 その理由は一部上記しましたが、以下の理由によります。
 ① Bluetoothの接続が不安定な場合
   より高速かつ安定した転送のために、Wi-Fi Directに切り替わる場合があります。
 ② 大容量のファイルを転送する場合
   Bluetoothよりも高速なWi-Fi Directが利用されることがあります。
 ③ デバイスのOSや機種によって
   Wi-Fi Directが必須となってくる場合もあるためです。

どのような環境条件が必要なの?
  両方のデバイスで Quick Share に対応していること。
  (ここでは「Googleのクイック共有」)
  両方のデバイスが同じネットワーク圏内に接続されているか、または近距離にあること。
(Bluetoothなので、5m~10m以内)
  Bluetooth及びWiFiが有効になっていること。

[インストールと設定]
 上記したデバイス(機器)間では、それぞれ若干設定の仕方も異なりますが、ここでは最も一般的なWindowsのPC同士で利用する方法
(Windows 用のクイック共有アプリの利用)をご説明します。

① ダウンロード
  をクリック、保管場所に「デスクトップ」を指定してダウンロードします。デスクトップに以下の実行ファイルが現れます。
② インストール
  デスクトップ上にある(Better TogetherSetup.exe)を開いて、インストールを始めます。
  → 実行ファイルをクリックすると、「ユーザーアカウント制御」画面が出て、「このアプリが デバイスに変更を加えることを許可しますか?」と尋ねられますので、「はい」を選択します。
  → 暫くするとインストール作業が始まり、以下のような完了画面が表示され、クイック共有のショートカット
起動アイコンができていればインストール終了です。

  

  → 起動アイコンは、必要に応じてスタート画面タスクバーQuick Lauchなど好きなところにピン止め・登録し、デスクトップ上のアイコンは削除しておいてください。

③ 設定
  好きなところから上記の「起動アイコン」をクリックすると、タイトル画面のような画面が表示されます。

  → 画面右上の設定
歯車マークをクリック、「デバイス名」を入力します。
   
(覚えていない方は、Windows +「I」アイ で画面左上に表示されています。)
  → 「受信したファイルの保存先」を決めてください。
   
(PCが得意でない方は、デスクトップがお奨め、それにその方が何かと便利です。)
  → 「デバイスの公開設定」をしてください。
   
(通常は「自分のデバイス」を選択します。それによりいちいち承認しなくてもよいのです。設定後、最初のメイン画面の左上で後から変更できます。)
  → 「起動時に自動で実行」OFFのままにしてください。必要に応じて変更してください。
  
   (ONでも構いませんが、PCの起動時間に若干影響します。) 
  → 「使用状況と診断情報データの送信」は、本人のご希望で特にONしなくても問題はありません。



[使用法]
 使用するにあたっては、必ず両方のPCでGoogle Chromeログインしておく必要があります。 
 両方のPCでロックが解除され、お互いが近く(5m程度)にあり、Bluetoothが有効になっていること、および「クイック共有」が有効(最小化された状態でもOK)であり、互いにデバイス名が公開されていることが条件です。

 受信側のデスクトップに無い何らかのデータを送信側PCのデスクトップにコピー表示してみてください。(コピーしておかないと、慣れるまでは誤って削除してしまうことがあります。)
 → すぐに受信側PCのデスクトップに表示されます。
 → いま、受信側PCに表示されたデータをゴミ箱に入れると、両方のPCのデスクトップから消えます。   
 受信側PCのゴミ箱の中にない場合でも、送信側PCのゴミ箱から復活できます。

 メイン画面は、いつでも「キャンセル」を押せば、元の画面に戻ります。
 ここでは詳しい使用法は説明しませんが、上記のような設定ではデスクトップ上に表示させたファイルやフォルダはすべて容易に同期させることができます。
 
例えば、送信側のPCのDドライブのAフォルダのaファイルをデスクトップ(Cドライブ)のBフォルダの中に入れると、受信側のデスクトップ上にあるBフォルダの中にaファイルが見つかります。

さらに他のデバイスでも試してみたい方は、以下のサイトを一読されるとより理解が深まりますので、ご興味のある方はご覧ください。







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