知っているようで知らない!
解像度のお話で、「2K解像度」(2K Resolution=2けいかいぞうど)とはディスプレイ(モニター画面)解像度が2,000ピクセル(一般的には、画面の横2,048×縦1,080)と定義されています。
ディスプレイ画面の解像度は、ドットまたはピクセルで表しますが、どちらも「画素」数のことです。 dpi(ドットパーインチまたはディーピーアイ)の数値が大きいほど密できれいな画面になります。詳しいことは割愛しますが、画素数が多いだけで必ずしもきれいな画面にはなりません。
解像度のお話で、「2K解像度」(2K Resolution=2けいかいぞうど)とはディスプレイ(モニター画面)解像度が2,000ピクセル(一般的には、画面の横2,048×縦1,080)と定義されています。
ディスプレイ画面の解像度は、ドットまたはピクセルで表しますが、どちらも「画素」数のことです。 dpi(ドットパーインチまたはディーピーアイ)の数値が大きいほど密できれいな画面になります。詳しいことは割愛しますが、画素数が多いだけで必ずしもきれいな画面にはなりません。
「4K、8Kって何やねん? 何やらちょいときれいに見えるらしいことはわかってるねん、でもな、戦中生まれのオッサン、オバハンには・・・」とおっしゃいます。「それだけ判っておられれば十分です! 私も戦中生まれでっせ!」とだけ、highdy はお慰めしておきます。
が、実は画像処理やPCについて判らない方に説明するのは結構面倒なのです。dpi や走査線数の説明、フルカラーとは、 色相(256)×彩度(256)×明度(256)=16,777,216(色)から説明しないと理解できないのです。色相一つ説明するにも、RGBから始まります。どうして白く見えたり黒く見えたりするの?から説明しなければならないのです。
そこで、そのような基礎的な知識は Web 上の記事や highdy の第三講義室を読んでいただくことにし、ほんの少しだけ補足説明をしておきます。
同じ大きさ(画面サイズ)のテレビであれば、以下の③~⑤のように画素数の多いものほどきれいに見えることがほぼ理解できると思います。これからのテレビ画面は、当面この3種類を知っておけば十分です。
ピクセル数(ドット数)による解像度の違い
① HD(High Definition、ハイビジョン):1280×720
HDよりさらに古いモニターでは、600×480ドットで、俗にいう30万画素のモニター(ブラウン管式テレビや highdy がPCを始めた頃の古いブラウン管式カラーモニターなど)と表現していました。
HDよりさらに古いモニターでは、600×480ドットで、俗にいう30万画素のモニター(ブラウン管式テレビや highdy がPCを始めた頃の古いブラウン管式カラーモニターなど)と表現していました。
② フルHD(フルハイビジョン):1920×1080
これはブラウン管モニター時代の名残りで、厳密な意味でフルHD=2Kではありません。
これはブラウン管モニター時代の名残りで、厳密な意味でフルHD=2Kではありません。
③ 2K:1920×1080(2560×1440)
(2K~8Kも、テレビやプロジェクター、パソコンのモニターなどデバイスごとに規格が異なり、Ultra HD=テレビの4K:3840×2160、Cinema 4K:4096×2160があります。)
アスペクト比について
昔のブラウン管時代の画面のアスペクト比(縦横比)がカメラ(写真ではL版、LL版)と同じ3:4でしたが、最近は 9:16 と横長が主流になっています。
アスペクト比について
昔のブラウン管時代の画面のアスペクト比(縦横比)がカメラ(写真ではL版、LL版)と同じ3:4でしたが、最近は 9:16 と横長が主流になっています。
呼び方も縦横ひっくり返して 16:9 のように表現することがあります。画面サイズとしての大きさの表現法としては、画面(斜め方向)の対角線を測り25.4mmで割り(インチ換算して)インチ表示で呼称するのは変わりません。
カーナビなどで解像度を 720p(ピー:ピクセルのこと) とか 1080p というのは、縦のピクセルを表現しており上記の①、②のことです。
一般的に2Kとは昔のフルHDのことと思って支障はなく、4Kとは dpiがその倍であるもの、8Kとはさらにその倍ある精密な画面と思ってください。
カーナビなどで解像度を 720p(ピー:ピクセルのこと) とか 1080p というのは、縦のピクセルを表現しており上記の①、②のことです。
一般的に2Kとは昔のフルHDのことと思って支障はなく、4Kとは dpiがその倍であるもの、8Kとはさらにその倍ある精密な画面と思ってください。
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スマホでどうぞ
そうですね、テレビのCMでもよく出てくるフルハイビジョンや4Kテレビなどという言葉をわかったようなつもりでいてもいざ、聞かれると説明はできませんね。
こうして説明されると理解できるのですが、それを自分がきちんと説明できるかというとやはり疑問です。
まぁ、難しいことは抜きにして情報慮考えればさらに分り易くなります。
日本のNTSC方式の走査線数は525本でしたが、実際にテレビ画面に映し出される有効走査線数は480本だったので、垂直解像度は480本でした。つまり、アナログ放送受信時代はテレビの解像度を画素数で表現すると640×480(=約31万画素、標準放送)だったわけです。
それが地上デジタル放送になって、画素数は1,440×1,080(=約155万画素)で、標準放送の約5倍の情報量になりました。それが BS・110度CSデジタル放送の画素数では、1,920×1,080(=約207万)のフルハイビジョンですから情報量は約7倍、4Kでは3,840×2,160(約829万)なので約27倍、8Kでは7680×4320(約3317万)なので約107倍という膨大な情報量ですからきれいな筈ですよね。