二つの言葉
昔から「有言実行」と対義語の「不言実行」という二つの言葉がある。それぞれの意味は文字通りで、説明するまでもないだろが、
・ 有言実行とは、周りの人に予め目標を宣言した上で行動に移すこと。
・ 不言実行とは、誰にも言わずに黙ってなすべきことを実行すること。
実行結果に対する評価は、どちらにもメリット・デメリットがある。
それらを細かく解説すことは、ここでは割愛するが簡単に述べてみる。
不言実行
元来奥ゆかしいことを美徳とする日本人の気質としては、昔堅気の人や歳を重ねた方に多いのが「不言実行」である。
昔から「有言実行」と対義語の「不言実行」という二つの言葉がある。それぞれの意味は文字通りで、説明するまでもないだろが、
・ 有言実行とは、周りの人に予め目標を宣言した上で行動に移すこと。
・ 不言実行とは、誰にも言わずに黙ってなすべきことを実行すること。
実行結果に対する評価は、どちらにもメリット・デメリットがある。
それらを細かく解説すことは、ここでは割愛するが簡単に述べてみる。
不言実行
元来奥ゆかしいことを美徳とする日本人の気質としては、昔堅気の人や歳を重ねた方に多いのが「不言実行」である。
理由は、「口は災いの元」であり、迂闊に喋ることなく「愚痴も言わず黙って行うのが良い」という昔人の考え方がある。
不言実行の良い点は、黙って実行するために、「あれっ? いつの間にここまで・・・」と人を驚かせ、それが「この人は素晴らしい人だ、凄い人だ」と思わせ、存在感を高めるとともに「尊敬の的」となる。
彼らの多くは、地道さを大切にするコツコツ型の意志の強い努力家が多いのも事実である。逆に悪い点は周りに言っていないのでプレッシャーもない代わりに、「言われたことを黙ってしているだけ」と勘違いされたり、目標レベルを下げたり、途中で投げ出すことも可能である。裏を返せば、折角の努力が報いられないことが多い面もある。
不言実行の良い点は、黙って実行するために、「あれっ? いつの間にここまで・・・」と人を驚かせ、それが「この人は素晴らしい人だ、凄い人だ」と思わせ、存在感を高めるとともに「尊敬の的」となる。
彼らの多くは、地道さを大切にするコツコツ型の意志の強い努力家が多いのも事実である。逆に悪い点は周りに言っていないのでプレッシャーもない代わりに、「言われたことを黙ってしているだけ」と勘違いされたり、目標レベルを下げたり、途中で投げ出すことも可能である。裏を返せば、折角の努力が報いられないことが多い面もある。
有言実行
こちらの場合は組織のリーダー向きで、良い点として、初めに目標を掲げて周りに華々しく宣伝し、実行に移して結果を得る点に周囲の評価が高まる。プレッシャーに弱い人には向かないが、逆に強い人は既に宣言してしまっているので、途中で投げ出すことは恥ずかしくて難しい。結果として実現性が高く、周囲の信頼が得やすい。
その際に利用されるのが、心理学でいうところの「ハロー効果」がある。企業内でのハロー効果の利用は難しいが、政治家には多い。
企業内で利用されるのは俗にいう「ゴマすり」であるが、それを利用する人は本当の実力のない人間が多く、他人の妬みをかいやすい。日本の政治家の場合は当選目的だけで、その後は期待を裏切るケースが目立つ。
ハロー(後光、光輪)効果とは、目立ちやすい特徴に惑わされて、本来の特徴の評価が歪められる現象のことをいう。
ハロー(後光、光輪)効果とは、目立ちやすい特徴に惑わされて、本来の特徴の評価が歪められる現象のことをいう。
身近な例では、選挙戦の時に有名人が応援に来て大して実力(能力)もない候補者が当選するようなことである。
別のケースでは、商品コマーシャルに好感度・人気のあるタレントを起用する例も全く同じ理由で、「あの人が言っている、使っているから・・・」と、大して効果もないのに買ってしまう例である。
有言実行型の人間には信頼してお願いしやすく、実現の確率も高くなる。一方で、頑張り過ぎて体調を壊したり、実現しなかった場合には大きな信頼を失ってしまう危険性もある。
別のケースでは、商品コマーシャルに好感度・人気のあるタレントを起用する例も全く同じ理由で、「あの人が言っている、使っているから・・・」と、大して効果もないのに買ってしまう例である。
有言実行型の人間には信頼してお願いしやすく、実現の確率も高くなる。一方で、頑張り過ぎて体調を壊したり、実現しなかった場合には大きな信頼を失ってしまう危険性もある。
有言実行に徹して・・・
これからの若い方は、古い慣習、悪習に囚われることなく、正しい大きな目標を堂々と掲げ、自らを厳しい環境において有言実行に徹して行動をした方が、自分の成長のみならず社会のためにも役立つ活躍できる。
いつの時代もヤル気のない人間は、自然淘汰されることを知るべきである。世の中の環境はそう甘くない、努力無くして利益や恩恵は天から降って来ない。
これから社会に出る大学生などは、特に肝に銘じて学び舎を後にしてもらいたいと思うのは決して highdy だけではないだろう。
これから社会に出る大学生などは、特に肝に銘じて学び舎を後にしてもらいたいと思うのは決して highdy だけではないだろう。
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毎年正月に、これだけは今年中にやりたい。
と、目標を箇条書きにいくつか・・そのうち
数件は必ず未達成に・・自分に甘い性格の私
親がそんな調子ですと、子供や孫も・・
でも社会活動の道路清掃ゃ歩道の落ち葉清掃
通学路や歩道の雪かきは、子供や孫も黙って
やってくれます。何とも半端な我が家です
私自身はトップに立つタイプではなく、ナンバー2、もしくはナンバー3ぐらいの位置で仕事をしていた頃が自分自身一番充実感をもって仕事ができていたと思います。
忖度が嫌いな私は上に対して進言、諫言することを忘れず、下の人たちを守るというやりがいのある立場での仕事が好きでした。
私自身も上にも下にも理解を得るために常に有言実行を基本にしていましたね。
勿論、100%は無理でしたが、普段の言動で理解を得ることはできていたのではないかと自分をかなり過大評価しています。(図々しいでしょ?)
不言実行、有言実行のどちらも実行は難しいもの、かなりの根性・気合を入れてかからないと、机上の空論に終わってしまうこともあります。
でも、一度達成感を味わうと、新たな挑戦もし易くなるものであることは、どちらにも共通していると思います。
小さい子供のうちから社会に馴染み、ボランティア活動をさせることはとても良いことで、外国では学生に義務付けたり、国によっては刑務所内作業の代わりに社会奉仕活動を規定している国もあるようです。
日本でも実施すれば、他人への感謝の気持ちも解ってもらえるような気がしますが・・・。
Shimaさんもそうでしたか、私もどちらかというと有言実行型でした。
ただ、私の場合も忖度大嫌い人間で、業務上で上司のできないことを何でもやってしまうタイプで、少々煙たがられ、ある意味冷や飯を食わされることもありました。
配置転換で上司が変わると大いに評価してもらえ、配置転換の半分以上が引き抜きに遭っていました。本人は好きなこと(あらゆる開発)ができればいいので、いつも了承していました。何処に行っても後輩や部下に恵まれ、上司の意見には不服でも私の行動に協力的で、特にスーパーゼネコンでは大変評価され優遇されました。
やはり、口で言うからには実行が伴わないと、他人の信頼は得られないもの思っています。