特別天然記念物 コウノトリ
文化財保護法では、文化財として有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物・文化的景観・伝統的建造物群の6分野があります。
人間の文化活動に関する記念物のことは文化記念物といい、私達の長い歴史の中で生まれ、先祖から今日(こんにち)まで守り伝えられている古い建物・美術品・技術・生活・習わしなどを指します。
その法律の中には国(文部科学大臣)が指定することになっている「天然記念物」があり、現在約1,000種類(特別天然記念物が75、 重要なものとしての天然記念物が892)が指定されています。 指定対象は、動物、植物、地質鉱物及び天然保護区域です。
コウノトリはその中の一種で「特別天然記念物」に指定されています。
文化財保護法では、文化財として有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物・文化的景観・伝統的建造物群の6分野があります。
人間の文化活動に関する記念物のことは文化記念物といい、私達の長い歴史の中で生まれ、先祖から今日(こんにち)まで守り伝えられている古い建物・美術品・技術・生活・習わしなどを指します。
その法律の中には国(文部科学大臣)が指定することになっている「天然記念物」があり、現在約1,000種類(特別天然記念物が75、 重要なものとしての天然記念物が892)が指定されています。 指定対象は、動物、植物、地質鉱物及び天然保護区域です。
コウノトリはその中の一種で「特別天然記念物」に指定されています。
近くの展望台からコウノトリ野生復帰センター 天空の里を望む
ただいま午後の食事中(2羽で餌が流れてくるのを待っています。)
昆虫も探して食べます。
先月抱卵していたのだが・・・
先週の日曜日に近くの公園の開園式典に招待されていましたが、雨のため急遽(きょ)中止になり公園自体はオープンになっています。
先週の日曜日に近くの公園の開園式典に招待されていましたが、雨のため急遽(きょ)中止になり公園自体はオープンになっています。
そのため、寄贈した桜がどのような状態か見に行き、外出のついでにコウノトリの誕生を期待して約30分足を延ばしてみました。
わが町鴻巣市の「『コウノトリ野生復帰センター 天空の里』は、将来的に生まれた鴻巣生まれのヒナを本市の空に放鳥することでコウノトリの野生復帰に寄与することを目的」として、空ちゃん(雄)・花ちゃん(雌)の番いを飼育しています。
市では週刊「カタカタ通信」を発行して応援していますが、この春から抱卵していましたが予定日数を経過しても孵化しないので、調べたところ無精卵だったそうです。残念!
わが町鴻巣市の「『コウノトリ野生復帰センター 天空の里』は、将来的に生まれた鴻巣生まれのヒナを本市の空に放鳥することでコウノトリの野生復帰に寄与することを目的」として、空ちゃん(雄)・花ちゃん(雌)の番いを飼育しています。
市では週刊「カタカタ通信」を発行して応援していますが、この春から抱卵していましたが予定日数を経過しても孵化しないので、調べたところ無精卵だったそうです。残念!
卵はもうないのに、雄が巣作り中(卵は来年までもう産まないのに・・・)
「保護」が「反故」(ほご)になる?
いろいろとセンターの担当されている方のお話を伺い大変勉強になりましたが、その中にコウノトリの脱毛(羽)に関し納得できないことがありました。
「天然記念物なので勝手に捕獲して飼うことは許されない」のは理解できます。しかし、飼育中に生え変わりにより落ちた羽が沢山(バケツいっぱいも)保管してあるそうです。
訊(き)いてみると、来訪者に記念品として配布したり、羽ペンなどにして有償で配布し、収益金を飼育費や施設のメンテナンス費用に充てることも不可能だとか。理由は天然記念物なので持出禁止だそうです。
何だか変な法律なようで、融通の利かないお役所のカチカチ頭には困ったものです。
文化財保護でいつも問題になるのが、文部科学省と環境省、下手をすると国土交通省まで絡んで「保護だ! 保護だ!」と叫び合い保護企画案そのものが「反故」になりかねない問題。
さて、大量に保管した羽はどうなる? 職員が内緒で私物化して時効を待つ? 知らぬ顔で焼却処分? でも、持出し禁止ではそれもおかしい!
厳しい限定をつけて、有効利用を考えればいいのに・・・。
文化財保護でいつも問題になるのが、文部科学省と環境省、下手をすると国土交通省まで絡んで「保護だ! 保護だ!」と叫び合い保護企画案そのものが「反故」になりかねない問題。
さて、大量に保管した羽はどうなる? 職員が内緒で私物化して時効を待つ? 知らぬ顔で焼却処分? でも、持出し禁止ではそれもおかしい!
厳しい限定をつけて、有効利用を考えればいいのに・・・。
ひと口知識
鶴とコウノトリはよく似ていて遠くからは、良く判らないことがあります。
が、鶴の場合は身長がやや高く、体重(成鳥で約10kg)がコウノトリ(成鳥で約5kg)の倍あります。
決定的な違いは、飛ぶときに鶴は首を進行方向に真っ直ぐ伸ばして飛びますが、コウノトリの場合は首をS字状に曲げたまま飛ぶことです。
決定的な違いは、飛ぶときに鶴は首を進行方向に真っ直ぐ伸ばして飛びますが、コウノトリの場合は首をS字状に曲げたまま飛ぶことです。
本日もご来訪いただきありがとうございました。
スマホでどうぞ
えっ?
近くの展望台って何処のことでしょうか?
竹千代 拝
野生復帰センター(一番上の写真)の玄関口(二番目の写真)から歩いて数10秒の所に、360°見渡せる小さな木製展望台があります。
この写真は望遠も使わず、通常の写真(カメラ)モードで撮影したものです。
スマホのままだとアスペクト比が 6:19 になりますが、カメラモードなので 3:4 と一般的な L版印画紙のプリントできる比率になっています。
あの茶色の木製の建物は展望台なのですか。
てっきり遊具だと思っていました。
今度、登ってみます。
教えていただき
ありがとうございます。
竹千代 拝
すぐにでも行ける近いところだから近日中に・・と思いながらもまだ行ってません。
もたもたしてるとあっという間にあのコスモスが一斉に咲く季節になってしまうかもしれませんのでhighdyさんの記事をきっかけに今度こそ近日中に・・と言うことにしたいと思います。
コウノトリも独特の佇まいを見せてくれますね。
飛び方の違いについても知りませんでした。
近くですから・・・、と言っても Shima さんのところから行くと、上尾道路経由でも1時間はかかりそうですね。来年に期待ができるといいのですが・・・。
コウノトリは長い間一緒に暮らしていても、全く卵が孵化することがない例も多いとか。それに基本的に後退で抱卵するそうですが、他の鳥のようにどちらかが抱卵している相棒のために、餌を運んでくるようなことはないそうです。
とにかく、辺りは広大なのんびりした雰囲気の味わえるところです。Shima さんお得意の筋トレも、広い所でやってみるといいかも?
いつも運動をしない割には力自慢の私ですが、実は先日肩を痛めてしまって、きょうもボーリングのクラブがあったのですが養生のため暫くお休みです。
私も少しは筋トレをした方が良いのかも知れません。
コウノトリのヒナちゃんのお写真楽しみにしてましたのに、孵化しなかったとはとても残念でしたね。
うちの近くのコウノトリ、ラッキーなことに写真に収めることができましたが、あれ以来行く暇がなく見ていません。
ヒナちゃんも、もう6月中には多分飛び立ってしまうと思います。
コウノトリ野生復帰センター 天空の里・・があって
いろいろと勉強できるんですね~
残念ながら、信州では コウノトリはめったに見る
事は無いと思います。数年に一度くらい、佐渡のトキ
が来ることがあるようですが・・信州は冬の白鳥と
今は ダイサギ コサギ アオサギの天下です。
この 天然記念物 各地に剥製はあるのに、羽が山積み
変ですよね~ みんなで総理官邸に提言しましょう
飼育の説明の中に、兵庫県の話が何度も出ましたよ!
こちらは飼育し始めて日が浅いので、全国の飼育や研究者の情報を集め、最先端の知識で飼育しているそうですが、それでも進んだ情報を持っているところは数か所とか。
先日ブログにアップしておられたような地上から高い営巣用のポールは、全国で40本以上あるそうです。
落下防止用に縁が高く作ってあるそうですが、そのすべてに必ずしも巣をつくってくれるとは限らないそうで、なかなか繁殖は難しいようです。孵化後、1か月程度で巣立ちするようです。
そうなんです。同センターにもコウノトリのはく製は複数体あります。すべて、足輪がついていて、生後ある程度大きくなって膝関節から落ちないレベルに成長した段階で、認識用管理番号がつけられ、何処で生育した何兵衛と細かく管理されているようで、はく製になってもそのままです。
我が家の近くの田んぼにはダイサギが多く見られ、アオサギも時折見かけることができます。
羽の有効利用は、多くの方に関心を持ってもらうために役立つと思うのですが・・・。