X’Mas号☆

イカちゃんの船体

とにかく私がガンコなのか、私に似てイカもガンコなのか解かりませんが、どっちも譲らず・・・私は私で　『ソーラーボートはレースまでに製作しなければならない。が、まずは宿題とかやることやってから。』　を崩さないし、イカはイカで私がどう言おうがお構いなしなので、結局前日の限られた時間内で仕上げをすることになったんですが、いざとなると自分のセンスを前面に押し出したいらしく、私の勧める簡単塗装を蹴って凝ったデザインにしたがるイカちゃん・・・

細かい絵を書きたいらしいので、水彩の絵の具で絵を描き、その上から油性のニスをスプレーして仕上げることに・・・。

それが昨日の１２時の話・・・レスリングは４時から・・・


時間が無さ過ぎ、私の怒り発電でテンションが上がっていた昼過ぎに　何故かタコのガールフレンドのリンカちゃん登場で、無理やりテンションを下げつつ急かす苦しい状況で、時折　『いいからサッサとやれって』　と思わず小火山が噴火してる私をリンカちゃんは　”ツブラなおめめ”　をまん丸にして見てました・・。

リンカちゃんごめんね～、あなたに怒鳴ってるんじゃないのよ～


レスリングに行く用意をしなきゃならない時間が刻々と近づいてきます。。。

だって今日は　『レスリングの忘年会』　なんだも～ん

ビンゴの景品にリボンかけたり、車がないから歩いて行かなきゃなんないし、時間かかるんだよ～！


そんな状況の中、やっと完成したので速攻で外に出して　”スプレーニス”　をまんべんなく　”シュ～”　を吹き付けたんだが。。。


どうやら足りなかった？ようで、今朝　会場で試運転をしようと水に浮かべた瞬間、絵の具が溶けてきてしまったのです


『お母さん！！２度塗りすればよかったじゃん！！』

『んな時間無かったでしょ！そんなに手をかけるつもりだったんなら、もっと早くからやったらよかったじゃん！！もうしょうがないでしょ！』

とケンカ


だからやりたくなかったんだ、とか泣きべそかいてるイカちゃんに私はどうしようもなく・・・。

見かねた父(じーちゃん)が、”速乾ラッカー”　かなんかを取りに戻ってあげると言い残し走って行き私はホッとしたのですが・・・。

イカちゃんは、自分の番が来るのをハラハラしていたようで、スタッフの方に相談したらしいんですよ。

こんなところは　とっても私に似ないで積極的？みたいな。

みなさ～ん、親が頼りないと子供が自分で考えるらしいですよ～！

って、嬉しいんだか嬉しくないんだか・・。


スタッフの方も色々考えてくだすって、水がつかないようにホットボンドでふちを作り堰き止めるとか・・・これは重くなるのでだめでしょ。


話してる内にイカが何を心配してるのかやっとわかったんだけど、『絵の具が溶けて水が汚れる』　を１番に心配してたらしい。

あと　『せっかくの作品がこわれちゃう』　ってことみたい。

私なんかは非情(薄情？)なもんで、『今日終わったら終わりじゃん』　って思ってたんだけど、イカにとってはちがったのね～

ごめんね、イカちゃん。


じーちゃんが持ってきてくれたスプレーを塗って、ドライヤーで乾かし、なんとか溶けなくなって良かったねイカちゃん

それから、最終的には私じゃなくてイカちゃんが正しかったです。

入賞作品は、　１ヶ月ぐらい　マリエントに展示するんだって

イトコ(私の弟の子供２歳)とジィーちゃんの共同制作　”ヒロキ丸”　も　見事　『アイディア部門　１位』　に輝いたので、ウチの親戚関係３人とも賞品をもらってホクホク

その上　展示されるなんて、名誉なことだ～

『終わったら終わり』　じゃなかったんだね