私は、かなり 「夢」 を見て、大体覚えているんですが、こないだ ランチに行ったメンバーの中で、私よりハッキリ 「夢」 を覚えてる人が居ました。
「そーいえばさぁ~」と、彼女は ランチしながら 「夢」 の話を始めました。
彼女の見る夢は、たいてい戦争中の夢なんだそうです。
空襲の夢とか・・。
最初 聞いたときは ビックリして、なんかの冗談かと笑い出してしまいました。
私の両親は、戦後生まれなので、戦争の実体験がないくて、「戦争の時、工場に硫酸の入ったタンクがあって、いつもは 右のタンクに入れていたんだけど、狙われているだろうから、いつもとは逆に左のタンクに入れておいたんだって。
でも、敵に その情報が漏れて、硫酸の入ってるほうのタンクを爆撃されたんだって。
そしたら、硫酸が流れ出してその辺に居た人、みんな溶けちゃったんだって。
眼鏡だけが溶け残って、落ちてる人も居たんだって。
その、硫酸の海を ジャブジャブ漕いで家に帰って来た人が居て、その人は 足の肉が溶けて骨が見えて ”熱い、熱い” って言いながら死んだんだって。」
とか、人から聞いた話を聞かせてくれたことがありますが、私にとっては、四谷怪談みたいなボンヤリとした恐怖感で、あまり実感を伴わないものでした。
が、彼女のお母さんは、実際に戦争体験者だったらしく、昔からよく お母さんから 戦争の話しを聞かされて育ったらしいのです。
だから、彼女の心の中にも 戦争の恐怖があるのでしょう。
その日 見た夢は、
朝 起きたら、なんだか騒がしくて、ダンナと子供と不安になっていたら、向こうから飛行機が飛んできて、その飛行機が 爆弾を落としていたそうです。
それで、「これは空襲だ!」 と、思って、「空襲だぁー空襲だぁー」と叫んで、荷物をまとめ始めたんだって。
ダンナや子供の、シャツやパンツ・・・それに、寒いとダメだからジャンバーも・・・。
と、クローゼットを開けたら、なぜか、ズラリぜ~んぶダンナのジャンバーばっかりで、自分のジャンバーがない
なんで~?私のジャンバーは??
と思って探していたら、「そんなのいいから早く逃げるよ!!」
と、ダンナのお母さんにせかされて、仕方なくダンナのジャンバーを着たら、もぅ~ホントにダンナのジャンバーで、タバコ臭いっていうか、「もぉ~、なんでよ~」って気分だったとか。
空襲は どうなったんだ?
みんな無事だったのか?
ってか、そんな切羽詰ってる時に、荷物まとめてる場合じゃないし、ダンナのジャンバーだろうが誰のジャンバーだろうが、この際 どうだっていいじゃん!!
と、みんなして突っ込みまくり、でも本人は、「あ~、怖かった~。だって、空襲が、ボガンボガン言ってるし、その爆発が 光ってるのが 段々近づいてくるのに、ダンナのジャンバーしかないんだも~ん」と、至ってのん気に恐怖を語っていました
面白い人。
「そーいえばさぁ~」と、彼女は ランチしながら 「夢」 の話を始めました。
彼女の見る夢は、たいてい戦争中の夢なんだそうです。
空襲の夢とか・・。
最初 聞いたときは ビックリして、なんかの冗談かと笑い出してしまいました。
私の両親は、戦後生まれなので、戦争の実体験がないくて、「戦争の時、工場に硫酸の入ったタンクがあって、いつもは 右のタンクに入れていたんだけど、狙われているだろうから、いつもとは逆に左のタンクに入れておいたんだって。
でも、敵に その情報が漏れて、硫酸の入ってるほうのタンクを爆撃されたんだって。
そしたら、硫酸が流れ出してその辺に居た人、みんな溶けちゃったんだって。
眼鏡だけが溶け残って、落ちてる人も居たんだって。
その、硫酸の海を ジャブジャブ漕いで家に帰って来た人が居て、その人は 足の肉が溶けて骨が見えて ”熱い、熱い” って言いながら死んだんだって。」
とか、人から聞いた話を聞かせてくれたことがありますが、私にとっては、四谷怪談みたいなボンヤリとした恐怖感で、あまり実感を伴わないものでした。
が、彼女のお母さんは、実際に戦争体験者だったらしく、昔からよく お母さんから 戦争の話しを聞かされて育ったらしいのです。
だから、彼女の心の中にも 戦争の恐怖があるのでしょう。
その日 見た夢は、
朝 起きたら、なんだか騒がしくて、ダンナと子供と不安になっていたら、向こうから飛行機が飛んできて、その飛行機が 爆弾を落としていたそうです。
それで、「これは空襲だ!」 と、思って、「空襲だぁー空襲だぁー」と叫んで、荷物をまとめ始めたんだって。
ダンナや子供の、シャツやパンツ・・・それに、寒いとダメだからジャンバーも・・・。
と、クローゼットを開けたら、なぜか、ズラリぜ~んぶダンナのジャンバーばっかりで、自分のジャンバーがない
なんで~?私のジャンバーは??
と思って探していたら、「そんなのいいから早く逃げるよ!!」
と、ダンナのお母さんにせかされて、仕方なくダンナのジャンバーを着たら、もぅ~ホントにダンナのジャンバーで、タバコ臭いっていうか、「もぉ~、なんでよ~」って気分だったとか。
空襲は どうなったんだ?
みんな無事だったのか?
ってか、そんな切羽詰ってる時に、荷物まとめてる場合じゃないし、ダンナのジャンバーだろうが誰のジャンバーだろうが、この際 どうだっていいじゃん!!
と、みんなして突っ込みまくり、でも本人は、「あ~、怖かった~。だって、空襲が、ボガンボガン言ってるし、その爆発が 光ってるのが 段々近づいてくるのに、ダンナのジャンバーしかないんだも~ん」と、至ってのん気に恐怖を語っていました
面白い人。