ご覧のようにすっからかんのビンボー家の冷蔵庫、買い置きのものは殆どありません。
手持ちのお金が少なすぎて特売品すら買えないこともあります。
そんな時でも食事の用意はしなければならないので、食材が無ければどこからかひねり
出すしかありません。
さいわいにして我が家の冷凍庫には常時貰いものの揚げ物食品がストックされています。
が、我がビンボー家で油を使った料理を好むのは子どもAのみ・・・
ストックされた冷凍食品はいつまでたっても減ることはないのです。
そんなある日、冷凍食品ちくわの磯辺揚げの衣を剥いで煮物に使ったら実においしかったので
今回は冷凍トンカツを肉素材として調理してみました。
冷凍トンカツは揚げてみるとまさしくトンカツ、食べればなおのことトンカツ。
盛んに食べ、後日冷凍庫に残っていたトンカツを今度は揚げずにオーブンで焼いてみたのですが
油を吹き付けることもせずに焼いたためか、見ためは食欲も萎える出来栄え・・・
やっぱりトンカツにはキツネ色が重要、それに味も気のせいかイマイチ
当然、余ってしまいました
子どもらが残したノンオイルトンカツ、再利用しようと衣をはがして
程よい大きさに切り刻んだのですが、肉というよりハムのようです
色はご覧の通り・・・
つまみ食いをしてみると、肉でもハムでもないほとんど無味の弾力ある噛みごたえ
フフフフ・・・
「 さてと、こやつめをどう料理してくれようかのぅ 」
と考えるのも面倒なので、結局は献立中のお助け王とも言うべき
カレーなら味や食感、見ためのボロ隠しにうってつけですから・・・
このカレーを食べた子どもB、
「 肉が無いのなら無理して作ることはなかったのに 」
すぐに気づかれてしまいました。
たしかに、煮込んでも一般肉のようにホロホロになっていない角切りの物体はハムもどきです。
肉もどきですらないし、うまみとか味わいのようなものもありません。
揚げた場合のみ肉そのものになるというのが不思議です。
何か肉に特殊加工してあるのか、ひょっとして肉自体が特別なものなのか?
そのあたりが判然としないところからくる気持ち悪さ、トンカツとして揚げればおいしいけれど、
肉素材としてはイマイチ、イマニ以上の強者というのが正直な感想です。
しかし、これで夕食をしのげたのは事実、今度はチャーハンにでもしてみましょう・・・
創意工夫するビンボー人、食事に関しては懲りることはないのです。
ポチ、それで腹はふくれずとも心は満タン、ハッピー!
ありがとう
きょうはバザーで売り子体験!