ビンボー家の日々

      
  とりとめもないけれど
     

自分へのごほうび

2021-05-26 05:02:51 | ビンボー雑思帳
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いま自分がしていることが報われる、そんなことがあるのだろうか。
あてにならないその時を待つより自分で自分へのごほうびを用意する?

絶品と噂されるチョコレート、自分の好みにドンピシャリの服や靴とかバッグ?
くれるのならぜひ貰いたい。けれど自分で買うほどのものではないような・・・
そういうふうな気持ちとなるのは歳をとった証拠かもしれない。
昔、何が欲しいかと問われ「カサブランカの花束」と答えたことがあった。
たとえ花でも自力で手に入れるよりも人の手からだと百倍は嬉しい。

実は今思うことがあって、一番のごほうびはこの世に生まれてきたことで
次いで、この世に今生きてあることではないか、と。
つまり一番のごほうびはすでに貰っているわけで、今は二番めのごほうびを
じっくり味わい尽くそうとしている状態にある ...... と。
二番目のごほうびには苦いところも辛いところも混じってはいるが悪くはない。

人魚姫は王子を恋するあまり声を捨て足を得た。
その足で歩く時は、まるで白刃の上を歩むような激しい痛みが伴ったけれど
人魚姫は恋に生きる道を選んだ。

うまく言えないけれど白刃の上を歩むような苦痛は人生上たまにしかないし
王子への恋に匹敵するほどの喜びも度々あるように思う。


さて、ごほうびではないけれど今ワタシが欲しいのは傘、軽くて頑丈な傘。
まとめ買いした安傘の最後の一本、もう寿命が尽きようとしている。。。









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