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George E. Lee's Novelty Singing Orch. - St James Infirmary
そこには 空調の音 光る床
そして
横たわる あたし
リノリウムの床
その冷たい輝きも いまは見えないわ
それに
あたしには
もう
何も聞こえやしないの
あったかい
ううん
暑いぐらいでもいいのよ ほんとはね
陽の
陽の光に包まれて
逝きたかったのよ
こんな
こんなところじゃなくって
お日さまが
いっぱいで
そんな
ところ
そして
そして
そこに
そこにあんたが
あんたがいれば
最高
そう最高だわね
もう
言うこと 無いわ
*すでに、おわかりと思いますが一応おことわりを
これは訳詞ではなく私のイメージした詩です。
この歌は
いつまで待っても帰ってこないガールフレンドを捜しまわっていたヒモ男が
最後にセントジェームス病院で冷たくなった彼女の亡骸を見つけ
『 俺のようにイイ男は どこに(天国にさえ)行ったって居やしない 』
と、彼なりの表現の仕方で死んでしまったガールフレンドへの思いを歌っています。
歌詞からはイイ気な男とも思われますが、その能天気さと単純っぽさが、かえって胸をうちます。