ビンボー家の醜態を匿名ながら公開し、片付けに日々励んでいます。
キッチン、庭、押し込み部屋と片付けを進めるうちに、頭に浮かび離れなくなったのが
汚家あるいは汚部屋とは何だろうか
ということです。
ある特定のモノやあらゆるモノに対し執着し、それらが整理されないままに散乱あるいは
山積みされているのが汚部屋であり汚家。
あるいは、すべてのモノに関心を失いあるいは無頓着になり放置するのが汚家。
だとすると、私の場合は前者のモノに執着するタイプのような気がするけれども
片付けもゴミ屋敷的観点からみると案外スイスイはかどっているし、
いざ片付け始めれば、意外にも短時間でそれなりにキレイに仕上がっている・・・
そして何より、捨てるものが少ないというのがおかしい、妙です。
不要なものが少ないはずはないのに、捨てる量がそれほど無いように思われるのは
無意識のうちに執着あるモノを処分対象から外しているのではないのか。
さいわいにして、容れ物としての家のモノ許容量が大きくて捨てずにすんでいる
のかもしれない・・・など。
だとしたら、その好条件に甘えたままで良いのか?
時間は無い。
あれこれ考えるのが好きだからといって手を止めるわけにはいきません。
老前整理は始めたのだし、今この時を逃すわけにはいかないのです。
片付けたいと思う気持ちと体力と気力の三つが揃うことは滅多とないのだから。
ここまで書いたところで
ガサゴソ、ゴソゴソ。。ドサッ
と落下音がしたと同時に
バリン!!!
一階廊下の押し入れの最上段に猫が押し入り、はずみでそこにあった籠が落ちたようです。
籠の中に入っていた試験管が割れていました。
ガラス瓶などが好きで、試験管やアルコールランプも持っているのですが、私にとっては
本と共にこれらは聖域でもあります。
が、今の今までこの試験管の存在は忘れておりました。
猫2号か1号か? 現場には二匹ともいて、どちらがしでかしたのかは判りませんが、
うまいタイミングで割ってくれたものです。。。
この持っているだけで安心、嬉しいというあたりにモノ持ちの病根の深さが現れていますね。
これから本格的にモノとの対峙をしなければならないようです。
できるのか? ちょっと不安です。
応援ポチで猪突猛進狙い。。。
ありがとう
まずは布、衣服あたりから......