今、お金がなければ無いなりに暮らしていけており、お金がそんな風ならましてや
モノなんてそんなにいらないんじゃなかろうか。。。
そんな思いがますます強くなるきょうこの頃。
年も59歳と、いろんな意味で、まさにお年頃。
老人への敷居はそこに見えているし、もう少し先には時々三途の川も見え隠れする。
そんな今だからこそ、
金もモノもそんなに要らんのだヨ、と思えるのかもしれません。
そんな私が、偶然に見つけた理想の部屋が次の写真。
我がブログで常時紹介している徒歩イロのkorokkeさんの住まいですが、
この写真を観た瞬間、私のめざす部屋はこれだ!と確信したものです。
壁は壁、畳は畳としてあり、その存在を邪魔するものは何もない。
このような家に、かっての日本人の誰もが何百年ものあいだ住んでいたのです・・・
昭和二年(1927年)埼玉県某村で行われた持ち物調査では
この山村での平均家庭の家屋にあったものの総数は147点・・・
ちなみに、私のパソコン脇の7段棚のうち一つの棚にあった品数が35点。
単純計算で35点×7段=245点・・・
昭和二年の家庭内総数を棚ひとつで軽くオーバーしています。
昭和二年から80年以上もたってしまい世の中の仕組みも様子も変わった今
147点のモノでは暮らしていけるはずもありませんが、せめてモノの数を
絞りあげ、二度と汚部屋の轍を踏まないよう意識し続け、努力したいものです。
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