元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

全てはドラッカーに習った - 聞くことが重要

2014-08-12 13:29:25 | ITマネージメント
基本はドラッカーと7つの習慣で習った。聞くことの重要性もだが、このInc.の「To Be a Better Leader, Become a Better Listener」という記事は基本的なことよりも具体的方法が書かれていて面白い。
http://www.inc.com/molly-reynolds/better-leaders-are-better-listeners.html#ixzz3A5htGrut

ドラッカー「過去のリーダーの仕事は「命じること(tell)」だが、未来のリーダーの仕事は「聞くこと(ask)」が重要になる。」
7つの習慣の第5の習慣「理解してから理解さえる」も同じことであるが、まず自分が相手を理解する。最初に相手が私を理解してくれることは、よっぽど相手が私に興味がばい限りありえない。相手を理解するには、相手の話をよく聞いて、質問することである。

Inc.の記事
リーダーがよく聞くことで以下の効果がある。その他、具体的方法がいっぱい。
anticipate potential problems and fix them,(潜在的な問題を予測し、事前に解決できる)
show their staff that they are cared for, which builds trust and loyalty,(スタッフが自分にリーダーが関心があることがわかり、信頼と忠誠心を構築できる)
open creative channels by giving informed advice for better productivity, and (より高い生産性のために助言を与え、創造的なチャネルが開く)
maintain an efficient line of communication, so the business runs more smoothly. (コミュニケーションを効果的に維持することで、ビジネスがスムーズに動く)

全てはドラッカーに習った - 嫌いな部下の扱い方

2014-08-12 12:23:18 | ITマネージメント
スタンフォード大のリーダーシップの記事「嫌いな部下を扱う8つの方法」。
しかし全てのマネージメントの基本姿勢はドラッカーの本に書かれている。
ドラッカー「何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない。」
吉田松陰も長所しか見なかった。(というより司馬遼太郎著「世に棲む日々」によると見えなかったらしい)だから松下村塾からキラ星のように明治維新で活躍する志士たちが出た。
社員の強み、長所を生かした仕事の割り振り、私はこれを心掛けた。ただし嫌いな部下は、他の人も嫌っているケースが多いので、チームで働けない場合は多い。結果的にその社員と私の二人だけで働く機会が多くなったが。それでも、その社員の強みを生かせば会社に貢献出来るものである。

スタンフォード大のリーダーシップの記事「嫌いな部下を扱う8つの方法」
1. Accept you don't need to be friends
2. Figure out why they bother you
3. Remain positive with them
4. Focus on how they benefit your team
5. Don't let emotions hinder your leadership
6. Be upfront
7. Work closely with them
8. Observe how others handle them

http://www.watoday.com.au/executive-style/management/how-do-you-manage-someone-you-dont-like-20140330-35s8o.html

こんなマネージメントツールを使っている

2014-08-11 21:33:44 | ITマネージメント
ISO9000:日本では品質管理のイメージは強いが経営管理の良いツールである。会社全体の管理はこれがベスト
ITIL:ITプロセスのベストプラクティス
COBIT:経営者がITを管理するベストプラクティス、主にCIOの役目
バランスト・スコア・カード:目標管理
PMBOK:プロジェクト管理
7つの習慣:個人の生き方を管理
ドラッカーの教え:マネージャーのプリンシパル

プロセス管理の目的

2014-08-11 16:12:49 | ITマネージメント
プロセス管理の目的は、誰がやっても同じ品質の結果をサービスレベルアグリーメントで定められた時間内に出すことである。
簡単なプロセスであっても人がやる場合は、その為のマニュアルが必要になる。結果を出すのが難しいプロセスであればリソースプランが必要になり、当然コンピテンスの足りないスタッフにはトレーニング、教育が必要となる。なので簡単なプロセスは当然として、コストをかけたくなければIT化が考慮され、誰がやっても同じ結果が出るようになれば、安い賃金の低開発国に仕事を奪われる。将来的にはロボットへの代替が進むことが懸念されている。

BSC - 営業成績だけを目標設定しても、うまく行かない

2014-08-10 18:38:29 | ITマネージメント
BSC(バランスと・スコア・カード)モデルを理解すれば、最初の財務のパートだけ、すなわち営業成績だけを目標設定してもうまく行かない事がわかる。営業成績をあげる為には顧客満足が必須であり、それを実現する為には、プロセスの改善が必須であり、それを実現する為には、社員の学習と成長が必須である事がわかる。
BSCモデルには4つの視点(財務、顧客、業務プロセス、学習と成長)がある。詳細はWiKiで
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/バランスト・スコアカード