2020.11.21[中谷出合下09:39〜09:52大岩谷分岐〜11:26比良岳道標〜11:30比良岳(P1051)〜11:34比良岳ガレ場11:38〜11:42比良岳(P1051)〜11:46比良岳道標〜11:48大岩12:05〜12:10葛川越12:11〜12:24烏谷山12:42〜13:04荒川峠〜14:06中谷出合下](距離8.24km 累積標高909m)
前回は地域ネコの「ちゃあ」をしつけ中で、あまり長時間の外出ができず、サクッと堂満岳に登って短時間での紅葉を楽しむだけだった。
その「ちゃあ」のしつけは予想以上に手強く、外に出せと大きな声で鳴き続けるため、仕事できず、外出できず、早朝から起こされるなどで、こちらが根負けし2週間で断念、再び外出許可を与えてしまった。ネコがここまで大きな声で、疲れしらずに切れ間なく鳴き続けるとは思わなかった。ネコをよく知る人に聞いてみると、なかなかそれだけ鳴く子はいないよ、とのこと。それにしてもこの歳になっての子育ては疲れる。
でもこれでネコに時間をとられることもなく山にも行けるわけで、この日は当初鈴鹿の最南端縦走を計画していた。ところが再びコロナ感染者が急増、公共交通機関を使っての山行のつもりだったので、帰りに京都駅で大混雑に巻き込まれてしまいそう、また現地のコミュニティバス乗車も少し気がひける。などの理由で車で手軽に行けて人の少なそうな山ということで、やっぱり比良山に行くことに。
さて比良のどこに行こうかと考えた時、以前から気になっていた比良岳山頂北西の地図上の岩記号のことを思い出す。国土地理院の地形図で「比良岳」の「比」の文字に隠れてわかりづらいが、山頂P1051の北西、標高980~990m付近に岩記号が記されている。
比良岳は眺望の利かない山なので、この山から比良のその他の山々がどのような姿で見えるのだろうかと興味があり、ここからなら眺望が期待できるのではないかと思った。
そんなことから、この比良岳の岩記号場所に行くことを計画。さて今度はどこからそこを目指そうか。
そういえば中ユリを長く歩いていない。大岩谷もずいぶんと様子が変わったと聞いているし、それを確かめながら登ろうと思う。
大岩谷登山口の堰堤横の駐車地には車が1台のみ駐まっている。
昨日の雨で落ち葉が濡れて滑りやすい中、大岩谷分岐より荒川峠登山道を離れて進んでいく。対岸に渡るまでの左岸トラバース道は、数箇所で崩れていて固定ロープが設置されている。最後の谷を渡る箇所は2~3mの段差になっており慎重に越える。
その先で本流を対岸に渡ってからも固定ロープが数箇所、古道は現れたり消えたり。
(このあたりのコースは写真のキャプションで簡単にガイドしているので、行かれる方は参考に。谷を離れるまでは難所が多いので、山になれた方限定のルートだと思います。)
今日は天気予報ではくもりのち晴れ。午前中はもしかしたらパラッと小雨が降るかもしれないなぁ、予想天気図を見ると等圧線の間隔が狭いので風が強そうと思っていた通り、空はどんより曇って風の音が大きい。稜線にでると寒そうな予感。
中ユリ道では、最近ほとんど見かけなくなったナメコを発見。もう少し量があれば採取するのだが。
中ユリ道途中から直接比良岳に。比良岳は樹林帯なので音の割には思っていたより風は弱い。
道標比良岳から比良岳本峰(P1051)を通り、いよいよ目的地の岩記号場所へ。
少し下るとそれは見えてきた。
想像ではリトル比良方面の鳶岩やオウム岩のように、尾根に張り出した安定した岩場で、素晴らしい眺望が開けるといったイメージだったが、実際にはガレ場だった。中央尾根に岩峰があるがそこには近づけない。雰囲気はダケのガレや堂満のガレを小さくしたような感じ。
ガレの縁にも灌木が茂り眺望も思っていたほどでもない。やや期待外れ。
それでも少し移動すると灌木の向こうに、武奈ヶ岳方面や烏谷山が望める。一応比良岳唯一展望が利く場所ではある。
ここで昼食をと思っていたが、さすがにやや開けているため風が強く寒い。
風よけになる場所はないかと思いめぐらし、道標比良岳から北に向かって下るところにある大岩が思いつく。
やはりそこは風下で展望もよく、穏やかな場所で休むにはちょうどいい。
休んでいる間に、天気予報通りちょうど正午になると青空が広がってきて風も弱くなってきた。わずかな時間で、琵琶湖も青々と色が変化し、鈴鹿の山々の輪郭も明瞭になってくる。それをゆっくり眺めてから出発。
葛川越を越え、登り返しの途中で再びナメコ発見。中ユリ途中で見つけたものとこれと合わせると、2人分の鍋の具材になったかもしれない。
烏谷山ではすっかり青空にかわり、さらに眺望もよくなり、伊吹山も明瞭に。
ここで先ほど比良岳ですれ違った女性2人組、わたしの後から登ってこられた単独行の男性(P1051で昼食中の方と同じ方?)、反対側から来られた同じく単独行の男性、本日山で会った全員がちょうど集合となった。この4人以外、今日は山中で他には誰にも会わなかった。
尾根を忠実に辿って(縦走路は一部尾根の西側を巻く)、展望を楽しみながら荒川峠に。まだ時間の余裕はあるが、なんとなく、きょうはここまでで山歩きを満足していたのでここから下りることにする。
登山道から離れ尾根を行くと、そこから見える堂満岳と釈迦岳の姿がそんなに美しかったかと再発見。
尾根をそのまま下り、仕事道から登山道に合流する。
中谷出合下からスタート
大岩谷分岐から荒川峠方面には行かず大岩谷方面に入る。
最初の谷を渡る箇所は道が消失、固定ロープが設置されています。
この谷を渡る箇所も道が消失。
3つ目のロープ場です。
垂直に2m~3m下って登りかえします。
3つ目のロープ場を越えて振り返る。
ロープ場を越えると間もなく河原におります。
対岸に渡り、涸れ谷右岸を登ります。
涸れ谷上部を渡り、ロープ場を過ぎると古道が現れます。
大岩谷本谷の小滝
昨日雨が降ったにもかかわらず、水量が少な目
滝横のロープ場をトラバースして、少し先で再び谷に下ります。
谷に下りたところの対岸からは勢いよく水が湧いています。
谷底を少し登ると二俣です。
水なく、あまり二俣っぽくないけれど
二俣の間を登ると台地に出ます。
昔の葛川越街道の休憩所の名残でしょうか
台地より対岸を見るとピンクテープが
これが中ユリ道ですが、斜面は崩れていて直接渡れないので、ちょっと迂回します。
対岸のピンクテープ右側に支流があります。
このちょっと上流側で本流を渡ります。
まずは台地から本流を渡るところ
対岸にはわかりにくいですがピンクテープが巻かれています。
本流を渡って対岸に登り
今度はここで支流を渡ります。
ちょっと渡りにくい
支流を渡ると倒木群
これを越え下ると、先ほど台地から見えていた、ピンクテープの巻かれていた樹があります。
ここから道がありますが、すぐに古いガレの縁のトラバースとなります。
以前は通れたのですが、ちょっと危うくなっています。
手前から右手斜面を登るとトラロープがあります。
トラロープにしたがって迂回します。
その先からは明瞭な道が続いています。
対岸に天狗岩を望む
フウセンタケの仲間かなぁ
最近あまり見かけなくなったナメコがありました。
美味しそう
でも量が少なかったので採りませんでした。
こちらはクリタケのようです。
尾根に出ると平坦な地形が
地面には栗のイガだらけ
さしづめ「栗の木平」とでも言っておきましょうか
その先で登山道が崩壊
巻道は明瞭ではありません。
適当に迂回
登山道崩壊地の上から道を外れて尾根を登ります。
途中にあった根元でいくつにも分かれたブナの木
Mick Jaggerの唇っぽいキノコ
ムキタケでしょうか。
ムキタケを下から
比良岳へと続く尾根
概ね歩きやすいですが、膝丈くらいの小木が多いので夏は厄介かな
すっかり葉を落とした広葉樹林の広い尾根を登ります。
道標比良岳の少し東に登ってきました。
道標比良岳を通り、比良岳P1051へ
その途中に数本まとまったおしくらまんじゅう状態の立派なブナがありました。
比良岳P1051山頂から、樹間に蓬莱山と打見山をみたところ
今日の目的地の岩の地図記号のある場所まで少し下りました。
岩と言うよりガレですね。
開けて展望が良いのではないかと思ってましたが、いまいちスッキリ開けていませんでした。
ガレと比良岳西峰、白滝山(右)
少し移動すると、比良岳西峰、白滝山の2峰がはっきり見えます。
武奈ヶ岳も望めます。
山頂は薄いガスのようですね。寒そう
同じ場所から見た烏谷山
比良岳P1051山頂にもどり、道標比良岳に向かいます。
途中は下生えの草が美しいところ
道標比良岳付近にて
道標比良岳
比良岳から下る手前の平坦地にブナの変形樹が数本
変形樹その2
好きな木でしたが数年前に本幹が折れました。
変形樹その3
比良岳を下る箇所には大岩がいくつか
今日は風が強いので、大岩を風よけにして昼食
そこから望む琵琶湖と鈴鹿の山々です。
午後には晴れるとのことでしたが……
沖島と鈴鹿御池岳(左)と竜ヶ岳(右)をアップで
共に山頂部は雲の中
日が出てきました。
天気予報通りです。
何の実?同定中
葛川越に一旦下ります。
烏谷山への登り返しの途中でまたまたナメコ発見
先ほど中ユリで見つけたものと合わせれば、2人分の鍋の具材にでもなったか
烏谷山山頂直下の展望所から見た白滝山
同所から比良岳北斜面
同所から登ってきた方面を振り返る
烏谷山山頂からの眺望
徐々に晴れてきて、ハッキリ見えるようになってきました。
こちらは伊吹山
烏谷山から見ると堂満岳と釈迦岳の山頂がちょうど重なります。
新設された標識
これでスリバチ山方面に間違って行く人は減りそう
これはウチワタケかな
縦走路から琵琶湖大橋と左側に近江富士(三上山)が見えます。
武奈ヶ岳のガスも取り払われ晴れてきました。
手前右側はシャクシコバの頭
琵琶湖も青みを増し、伊吹山もハッキリ見えてきました。
再び沖島と鈴鹿の御池岳・竜ヶ岳方面、先ほど(比良岳大岩から)と違って山頂も見えています。
もう一度琵琶湖大橋方面を
縦走路ではほとんどの木は既に葉を落としていますが、ところどころまだ鮮やかな赤い葉を残している木があります。
尾根上に平坦な地があり、中央にいい感じのブナの木が
草地の展望所から大岩谷を見下ろしたところ
同所から蓬莱山と打見山を遠望
同じく烏谷山
荒川峠
きょうは時間もまだまだあるのですが、ここから下りることにします。
登山道を通らず、尾根を下ります。
その途中から見る堂満岳と釈迦岳が美しい
尾根には明瞭な踏み跡はありませんが、概ね歩きやすい
再び堂満岳
ブナの木を見上げて
すっかり晴れ渡りました。
釈迦岳を再び
樹間から見る琵琶湖
植林帯にかわると道が徐々に明瞭になってきます。
標高580m付近で尾根を外れて、よく踏まれた道跡をたどると、大岩谷分岐の約300mほど下で登山道に合流します。
左が登山道、右手から下ってきました。
見上げるとまだ紅葉が見られます。
この先すぐで中谷出合下の登山口に到着です。
「ちゃあ」の完全家ネコ化計画は根負けで断念
自由にしとります。
最後に、大岩谷から中ユリの取りつきの概念図を記します。
私の主観で描いていますので、距離等実際とは異なります。目安程度にとどめておいてください。
※大雨ごとに谷や道の様子が変わることが十分考えられます。
※難路ですので、おすすめはしません。
前回は地域ネコの「ちゃあ」をしつけ中で、あまり長時間の外出ができず、サクッと堂満岳に登って短時間での紅葉を楽しむだけだった。
その「ちゃあ」のしつけは予想以上に手強く、外に出せと大きな声で鳴き続けるため、仕事できず、外出できず、早朝から起こされるなどで、こちらが根負けし2週間で断念、再び外出許可を与えてしまった。ネコがここまで大きな声で、疲れしらずに切れ間なく鳴き続けるとは思わなかった。ネコをよく知る人に聞いてみると、なかなかそれだけ鳴く子はいないよ、とのこと。それにしてもこの歳になっての子育ては疲れる。
でもこれでネコに時間をとられることもなく山にも行けるわけで、この日は当初鈴鹿の最南端縦走を計画していた。ところが再びコロナ感染者が急増、公共交通機関を使っての山行のつもりだったので、帰りに京都駅で大混雑に巻き込まれてしまいそう、また現地のコミュニティバス乗車も少し気がひける。などの理由で車で手軽に行けて人の少なそうな山ということで、やっぱり比良山に行くことに。
さて比良のどこに行こうかと考えた時、以前から気になっていた比良岳山頂北西の地図上の岩記号のことを思い出す。国土地理院の地形図で「比良岳」の「比」の文字に隠れてわかりづらいが、山頂P1051の北西、標高980~990m付近に岩記号が記されている。
比良岳は眺望の利かない山なので、この山から比良のその他の山々がどのような姿で見えるのだろうかと興味があり、ここからなら眺望が期待できるのではないかと思った。
そんなことから、この比良岳の岩記号場所に行くことを計画。さて今度はどこからそこを目指そうか。
そういえば中ユリを長く歩いていない。大岩谷もずいぶんと様子が変わったと聞いているし、それを確かめながら登ろうと思う。
大岩谷登山口の堰堤横の駐車地には車が1台のみ駐まっている。
昨日の雨で落ち葉が濡れて滑りやすい中、大岩谷分岐より荒川峠登山道を離れて進んでいく。対岸に渡るまでの左岸トラバース道は、数箇所で崩れていて固定ロープが設置されている。最後の谷を渡る箇所は2~3mの段差になっており慎重に越える。
その先で本流を対岸に渡ってからも固定ロープが数箇所、古道は現れたり消えたり。
(このあたりのコースは写真のキャプションで簡単にガイドしているので、行かれる方は参考に。谷を離れるまでは難所が多いので、山になれた方限定のルートだと思います。)
今日は天気予報ではくもりのち晴れ。午前中はもしかしたらパラッと小雨が降るかもしれないなぁ、予想天気図を見ると等圧線の間隔が狭いので風が強そうと思っていた通り、空はどんより曇って風の音が大きい。稜線にでると寒そうな予感。
中ユリ道では、最近ほとんど見かけなくなったナメコを発見。もう少し量があれば採取するのだが。
中ユリ道途中から直接比良岳に。比良岳は樹林帯なので音の割には思っていたより風は弱い。
道標比良岳から比良岳本峰(P1051)を通り、いよいよ目的地の岩記号場所へ。
少し下るとそれは見えてきた。
想像ではリトル比良方面の鳶岩やオウム岩のように、尾根に張り出した安定した岩場で、素晴らしい眺望が開けるといったイメージだったが、実際にはガレ場だった。中央尾根に岩峰があるがそこには近づけない。雰囲気はダケのガレや堂満のガレを小さくしたような感じ。
ガレの縁にも灌木が茂り眺望も思っていたほどでもない。やや期待外れ。
それでも少し移動すると灌木の向こうに、武奈ヶ岳方面や烏谷山が望める。一応比良岳唯一展望が利く場所ではある。
ここで昼食をと思っていたが、さすがにやや開けているため風が強く寒い。
風よけになる場所はないかと思いめぐらし、道標比良岳から北に向かって下るところにある大岩が思いつく。
やはりそこは風下で展望もよく、穏やかな場所で休むにはちょうどいい。
休んでいる間に、天気予報通りちょうど正午になると青空が広がってきて風も弱くなってきた。わずかな時間で、琵琶湖も青々と色が変化し、鈴鹿の山々の輪郭も明瞭になってくる。それをゆっくり眺めてから出発。
葛川越を越え、登り返しの途中で再びナメコ発見。中ユリ途中で見つけたものとこれと合わせると、2人分の鍋の具材になったかもしれない。
烏谷山ではすっかり青空にかわり、さらに眺望もよくなり、伊吹山も明瞭に。
ここで先ほど比良岳ですれ違った女性2人組、わたしの後から登ってこられた単独行の男性(P1051で昼食中の方と同じ方?)、反対側から来られた同じく単独行の男性、本日山で会った全員がちょうど集合となった。この4人以外、今日は山中で他には誰にも会わなかった。
尾根を忠実に辿って(縦走路は一部尾根の西側を巻く)、展望を楽しみながら荒川峠に。まだ時間の余裕はあるが、なんとなく、きょうはここまでで山歩きを満足していたのでここから下りることにする。
登山道から離れ尾根を行くと、そこから見える堂満岳と釈迦岳の姿がそんなに美しかったかと再発見。
尾根をそのまま下り、仕事道から登山道に合流する。
中谷出合下からスタート
大岩谷分岐から荒川峠方面には行かず大岩谷方面に入る。
最初の谷を渡る箇所は道が消失、固定ロープが設置されています。
この谷を渡る箇所も道が消失。
3つ目のロープ場です。
垂直に2m~3m下って登りかえします。
3つ目のロープ場を越えて振り返る。
ロープ場を越えると間もなく河原におります。
対岸に渡り、涸れ谷右岸を登ります。
涸れ谷上部を渡り、ロープ場を過ぎると古道が現れます。
大岩谷本谷の小滝
昨日雨が降ったにもかかわらず、水量が少な目
滝横のロープ場をトラバースして、少し先で再び谷に下ります。
谷に下りたところの対岸からは勢いよく水が湧いています。
谷底を少し登ると二俣です。
水なく、あまり二俣っぽくないけれど
二俣の間を登ると台地に出ます。
昔の葛川越街道の休憩所の名残でしょうか
台地より対岸を見るとピンクテープが
これが中ユリ道ですが、斜面は崩れていて直接渡れないので、ちょっと迂回します。
対岸のピンクテープ右側に支流があります。
このちょっと上流側で本流を渡ります。
まずは台地から本流を渡るところ
対岸にはわかりにくいですがピンクテープが巻かれています。
本流を渡って対岸に登り
今度はここで支流を渡ります。
ちょっと渡りにくい
支流を渡ると倒木群
これを越え下ると、先ほど台地から見えていた、ピンクテープの巻かれていた樹があります。
ここから道がありますが、すぐに古いガレの縁のトラバースとなります。
以前は通れたのですが、ちょっと危うくなっています。
手前から右手斜面を登るとトラロープがあります。
トラロープにしたがって迂回します。
その先からは明瞭な道が続いています。
対岸に天狗岩を望む
フウセンタケの仲間かなぁ
最近あまり見かけなくなったナメコがありました。
美味しそう
でも量が少なかったので採りませんでした。
こちらはクリタケのようです。
尾根に出ると平坦な地形が
地面には栗のイガだらけ
さしづめ「栗の木平」とでも言っておきましょうか
その先で登山道が崩壊
巻道は明瞭ではありません。
適当に迂回
登山道崩壊地の上から道を外れて尾根を登ります。
途中にあった根元でいくつにも分かれたブナの木
Mick Jaggerの唇っぽいキノコ
ムキタケでしょうか。
ムキタケを下から
比良岳へと続く尾根
概ね歩きやすいですが、膝丈くらいの小木が多いので夏は厄介かな
すっかり葉を落とした広葉樹林の広い尾根を登ります。
道標比良岳の少し東に登ってきました。
道標比良岳を通り、比良岳P1051へ
その途中に数本まとまったおしくらまんじゅう状態の立派なブナがありました。
比良岳P1051山頂から、樹間に蓬莱山と打見山をみたところ
今日の目的地の岩の地図記号のある場所まで少し下りました。
岩と言うよりガレですね。
開けて展望が良いのではないかと思ってましたが、いまいちスッキリ開けていませんでした。
ガレと比良岳西峰、白滝山(右)
少し移動すると、比良岳西峰、白滝山の2峰がはっきり見えます。
武奈ヶ岳も望めます。
山頂は薄いガスのようですね。寒そう
同じ場所から見た烏谷山
比良岳P1051山頂にもどり、道標比良岳に向かいます。
途中は下生えの草が美しいところ
道標比良岳付近にて
道標比良岳
比良岳から下る手前の平坦地にブナの変形樹が数本
変形樹その2
好きな木でしたが数年前に本幹が折れました。
変形樹その3
比良岳を下る箇所には大岩がいくつか
今日は風が強いので、大岩を風よけにして昼食
そこから望む琵琶湖と鈴鹿の山々です。
午後には晴れるとのことでしたが……
沖島と鈴鹿御池岳(左)と竜ヶ岳(右)をアップで
共に山頂部は雲の中
日が出てきました。
天気予報通りです。
何の実?同定中
葛川越に一旦下ります。
烏谷山への登り返しの途中でまたまたナメコ発見
先ほど中ユリで見つけたものと合わせれば、2人分の鍋の具材にでもなったか
烏谷山山頂直下の展望所から見た白滝山
同所から比良岳北斜面
同所から登ってきた方面を振り返る
烏谷山山頂からの眺望
徐々に晴れてきて、ハッキリ見えるようになってきました。
こちらは伊吹山
烏谷山から見ると堂満岳と釈迦岳の山頂がちょうど重なります。
新設された標識
これでスリバチ山方面に間違って行く人は減りそう
これはウチワタケかな
縦走路から琵琶湖大橋と左側に近江富士(三上山)が見えます。
武奈ヶ岳のガスも取り払われ晴れてきました。
手前右側はシャクシコバの頭
琵琶湖も青みを増し、伊吹山もハッキリ見えてきました。
再び沖島と鈴鹿の御池岳・竜ヶ岳方面、先ほど(比良岳大岩から)と違って山頂も見えています。
もう一度琵琶湖大橋方面を
縦走路ではほとんどの木は既に葉を落としていますが、ところどころまだ鮮やかな赤い葉を残している木があります。
尾根上に平坦な地があり、中央にいい感じのブナの木が
草地の展望所から大岩谷を見下ろしたところ
同所から蓬莱山と打見山を遠望
同じく烏谷山
荒川峠
きょうは時間もまだまだあるのですが、ここから下りることにします。
登山道を通らず、尾根を下ります。
その途中から見る堂満岳と釈迦岳が美しい
尾根には明瞭な踏み跡はありませんが、概ね歩きやすい
再び堂満岳
ブナの木を見上げて
すっかり晴れ渡りました。
釈迦岳を再び
樹間から見る琵琶湖
植林帯にかわると道が徐々に明瞭になってきます。
標高580m付近で尾根を外れて、よく踏まれた道跡をたどると、大岩谷分岐の約300mほど下で登山道に合流します。
左が登山道、右手から下ってきました。
見上げるとまだ紅葉が見られます。
この先すぐで中谷出合下の登山口に到着です。
「ちゃあ」の完全家ネコ化計画は根負けで断念
自由にしとります。
最後に、大岩谷から中ユリの取りつきの概念図を記します。
私の主観で描いていますので、距離等実際とは異なります。目安程度にとどめておいてください。
※大雨ごとに谷や道の様子が変わることが十分考えられます。
※難路ですので、おすすめはしません。
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