朝、今にも雨が降りそうな天気の中、中国で最初にできた国家公園へバスで向かった。
バスから眺める途中の景色、黄色い花は多分、菜の花だろう。日本だと初春ごろの季節だろう。
公園に到着
シャトルに乗り込んで園内を移動する、湖や景色のいい高台を回るのだ。
私以外は殆どが中国人ツアーだ、防寒着を着てるのが目立つ、標高は約3,500メートル
写真のように遊歩道を歩くのだが、時々、景色のいい場所に着くと大概の人が歩道を降りて湖畔で我先に中国式ポーズで写真を撮っている、これが中国式マナーなのか?
周りには高山植物が咲いている、毎日このような事が繰り返されてるのだろう。
市内へ戻った、雨が降ってるので宿で恒例の休憩だ。
この辺りの宿は客桟と言って、古い民家を改造したのが多い、写真のような中庭があるのも伝統的で、そこにビリヤードや卓球台などがあったり、無料のネットPCを置いたくつろげる部屋もある。
古い民家を求めての中、古城周辺を散策した。
丘の上からの古城 これがチベットだ!
市内散策
あちこちで旗が舞っているのを見かける、まさしくチベットのイメージだ。
夕食、水餃子と大理ビール
市内散策中、広場での民族踊りの場に遭遇した。
写真のような民族衣装や、男性がをかぶってる光景は普通に見かける。 中国じゃないね!
街を歩いていると時々、顔立ちのはっきりしたイラン系女性(個人的なイラン女性のイメージ)をよく見る、想像するに、この辺りから大陸間民族の顔立ちがはっきり変わるのが分かるような気がする、チベットを超すとイスラム国もすぐそこだ。
因みに、雲南省の魅力は、何といっても多彩な少数民族に触れられることだ、ここシャングリラがチベット族、この後行く大理がペー族、麗江がナシ族、景洪がタイ族の町と言われてる。
中国らしからぬ地域をまわるたい、それがこの旅の目的でもある。
余談だが、北京から来た若者に「シャングリラは中国ではないような処だね」と言ったら、「ダライラマはチベットは中国の一部だと言っている、一部の過激なチベット人が反対してるだけだ」と予想もしないことがかえってきた。
これ以上は、日中関係に影響が出るかもと話を終えた。
さて、今夜も眠れないのか