TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

個性的なプレー(443)

2006-04-10 18:23:39 | tennis
 テニス選手の指導方法について。

 最近思うことがあります。

 実力ある料理の職人さんは、素材そのものの味を最大限に生かした料理をすると聞きます。テニス選手の指導も似たところがあると思うのです。選手の持つ、一番の持ち味を生かしてあげる。選手は100人いれば100色です。すべての選手が同じプレーをすることはありません。コーチが一番教えたいプレースタイルを持ち、選手たちを強引にそこにはめこむような事があってはいけないと思います。山形コーチの愛娘さんも言っていましたねぇ。

 試合会場で時々、他人に作られたスタイルの選手を見ることがあります。そのクラブの選手たちがすべて皆、同じ打ち方をしている場合もあります。もちろん、そのクラブで一番強い選手を子供たちがみなあこがれ、真似して、プレーが似通ってくることも多々あります。が、それを通り越して、指導者が自分の教えたい打ち方を押し付けすぎているんじゃないか、と感じる時があるのです。まぁ、思い過ごしであってほしいのですが。

 低年齢で、すべての基本を身につける努力をしたあと、14歳からその上の年齢にかけて、自分に合ったプレースタイルを選び、専門職的なプレーあるいは個性的なプレーを練習させて、身につけさせて行く…こういった流れが、世界的に指導の基本になっているように思うのですが。

 国内でも、海外でもこんな話をよく聞きます。「○○クラブはつなげって指導するクラブ、××クラブは強打しろって指導するクラブ」オランダでも聞きましたしね!私は自分のクラブがどちらでもないように意識しています。つなげとか強打しろとかってあまりに単純すぎますから。

 みなさんのクラブはどんなでしょうか???
コメント (6)
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デ杯おつかれさまでした(442)

2006-04-10 18:00:29 | tennis
 今日は珍しく完全なお休みです。夕方のプライベートもありません。朝、歯医者に行き、そのあと、秘密の場所(あやしいところではありませんよ)へ行ってきました。カタクリの花が咲いている所で、去年は数日遅く、花は枯れていて残念な思いをしたのですが、今年は間に合いました。よかった。春の野の妖精たちに会ってきました。(ちょっとロマンチックすぎて顔に似合わないって?!)

 デ杯は残念ながら2日目にダブルスが負けてしまい0-3の完敗でした。最終日は一矢報いて2勝し2-3にしたそうです。選手のみなさん、竹内さんはじめスタッフのみなさん、大応援団のみなさん(ぽんぽん隊含む)、お疲れ様でした。気温46度は、全く想像できない世界です!

2日目の結果

[ダブルス]
●岩渕聡/松井俊英 4-6,3-6,4-6,2-6サンチャイ・ラティワタナ/ソンチャット・ラティワタナ

3日目の結果
[シングルス第1試合]
○松井俊英 6-3,6-4 サンチャイ・ラティワタナ

[シングルス第2試合]
○本村剛一 6-1,6-1 ソンチャット・ラティワタナ

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