TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

霧の中(1236)

2008-03-25 01:00:38 | tennis
 昨日はいろいろと考えさせられる1日でした。14歳男女6人のうち、勝ち残った2人以外の4人は惨敗でした。しかも、悪い言い方をすればひどい負け方でした。みんな、もっともっとテニスをよく知らないといけないなぁと感じる一方、私自身が「テニスとはいかなるものか」という事を教えきれていない…と実感しました。

 見学にきていたSと、帰りの車の中でいろいろ話しましたが、ま、その内容はSのブログで読んで考えてみてくださいね。

 そしてSが一言。

「みんな、バカだなー、テニスのことが全然見えていない。でもフェデラーから見ればオレもバカに見えるんだろうけどさ!」

 自分よりも実力が低い子たちの試合を見るのも勉強になります。プロの試合をビデオで見るよりも勉強になる場合だってあります。

 試合中に自分と相手の間で、今何が起こっているのか、もっと理解できるようになりましょう。そうすれば、勝つための正しい答えが試合中に見える目ができてくる。今は霧のなかで何にも見えないような状態です。

 でもこれを実践するのは難しい。だって見えない人に「見えろっ!!」って言っているようなもの。嗅げない人に「嗅げろっ!!!」って言っているようなものですから。見えるように嗅げるようになるためには、他人の試合を数多く見て勉強するしかないのです。チャンスはたくさんころがっています。自分がひまな日に近くで試合が行われていることもあります。クラブに200本以上のビデオが置いてあるのなんて、チャンスが石ころのごとく転がっていると思います。



コメント
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