関東は、猛暑の毎日です。このまま梅雨があけて、暑い熱い関東ジュニア突入となりそうです。
みなさん、熱射病にご注意を。
↓あまり暑いのでフランスとニューカレドニアの涼しげな海の写真を。


選手クラスの1つ下のクラスのレッスンで、夏休みも近いので、ラリー練習しました。2-1でラリー、1の人が20球連続相手コートにボールを入れ続けたら合格っ!!と、ルールだけ言って開始しました。(あえて練習の意図は言わずに)
最初に1をやったM、途中からうまくいかなくて、ややいらいらし出して、そこからは強打の連続。20球連続なんてとても入りません…で時間切れ不合格。次のMねもYも不合格。選手クラスだけどたまたまこのクラスに来て練習のAだけがそのあと合格。
さて、ひとまわりした所で解説。このルールどのようにしたら、一番いいでしょうか、次の3つから選んでください。
1)2人のほうはミスしても関係ないということで、攻撃的なボールをはじっこ狙ってどんどん打ってくるから、こっちがノータッチエース級のボールを打ち続ければ、甘いボールばかりくるから、強く打ちまくる。
2)ノータッチエース級のボールを20球連続コートに入れるなんて、球出し練習でもむずかしいんだから、それは無理。なので、ゆるいボールでミスしないようにつなげまくる。
3)ゆるいボールでつないでも、攻撃されてミスらされるんだから、相手が攻撃してこれないような、それでいて、自分もミス絶対しないようなボールを打ち続ける。
さて、どれが正解??
こういう言い方をしたら、みな当然3番が正解とわかりました。
相手が攻撃的ボールを打ってきても、3番の説明のようなボールで1-9不利の状況を5-5くらいに戻す。これをピンチからニュートラルにもどすと言います。ピンチからニュートラルにもどすことを「ニュートラライズ」と言います。
解説をしている時の受け答えで、合格したAだけは、しっかりニュートラライズするボールを意識していた事が他の3人にもわかりました。
この説明をしたあと、もう一度同じ練習をしました。みな、練習の意図がわかり、トップスピンでベースライン付近に落ちてはずみあがるボールなどで、合格を目指しました。
コーチが、「いまから~というルールで練習をする」と練習方法やルールだけ説明して、練習を開始した時、子供によっては、何も考えずにはじめる子、反対に練習の意図を正しく考えて行う子、いろいろです。でも試合で勝つのは後者!試合中に今目の前で起こっている事を1「わかり」、その正しい解決方法を2「考え」、3「実行する」子が試合で勝てるわけです。
このステップの1でつまづいたら、2,3へは絶対到達できません。
ですから、コーチは練習で子供たちに考えさせるチャンスを与えなければいけないと思うのです。
そういえば、Mから夜「あのニューなんとかって言葉、正確には何でしたっけ」ってメールこなかったな。ちゃんと覚えてて、テニスノートに書けたかな?「アンフォーストエラー」の時にはメールあったけど…。
みなさん、熱射病にご注意を。
↓あまり暑いのでフランスとニューカレドニアの涼しげな海の写真を。


選手クラスの1つ下のクラスのレッスンで、夏休みも近いので、ラリー練習しました。2-1でラリー、1の人が20球連続相手コートにボールを入れ続けたら合格っ!!と、ルールだけ言って開始しました。(あえて練習の意図は言わずに)
最初に1をやったM、途中からうまくいかなくて、ややいらいらし出して、そこからは強打の連続。20球連続なんてとても入りません…で時間切れ不合格。次のMねもYも不合格。選手クラスだけどたまたまこのクラスに来て練習のAだけがそのあと合格。
さて、ひとまわりした所で解説。このルールどのようにしたら、一番いいでしょうか、次の3つから選んでください。
1)2人のほうはミスしても関係ないということで、攻撃的なボールをはじっこ狙ってどんどん打ってくるから、こっちがノータッチエース級のボールを打ち続ければ、甘いボールばかりくるから、強く打ちまくる。
2)ノータッチエース級のボールを20球連続コートに入れるなんて、球出し練習でもむずかしいんだから、それは無理。なので、ゆるいボールでミスしないようにつなげまくる。
3)ゆるいボールでつないでも、攻撃されてミスらされるんだから、相手が攻撃してこれないような、それでいて、自分もミス絶対しないようなボールを打ち続ける。
さて、どれが正解??
こういう言い方をしたら、みな当然3番が正解とわかりました。
相手が攻撃的ボールを打ってきても、3番の説明のようなボールで1-9不利の状況を5-5くらいに戻す。これをピンチからニュートラルにもどすと言います。ピンチからニュートラルにもどすことを「ニュートラライズ」と言います。
解説をしている時の受け答えで、合格したAだけは、しっかりニュートラライズするボールを意識していた事が他の3人にもわかりました。
この説明をしたあと、もう一度同じ練習をしました。みな、練習の意図がわかり、トップスピンでベースライン付近に落ちてはずみあがるボールなどで、合格を目指しました。
コーチが、「いまから~というルールで練習をする」と練習方法やルールだけ説明して、練習を開始した時、子供によっては、何も考えずにはじめる子、反対に練習の意図を正しく考えて行う子、いろいろです。でも試合で勝つのは後者!試合中に今目の前で起こっている事を1「わかり」、その正しい解決方法を2「考え」、3「実行する」子が試合で勝てるわけです。
このステップの1でつまづいたら、2,3へは絶対到達できません。
ですから、コーチは練習で子供たちに考えさせるチャンスを与えなければいけないと思うのです。
そういえば、Mから夜「あのニューなんとかって言葉、正確には何でしたっけ」ってメールこなかったな。ちゃんと覚えてて、テニスノートに書けたかな?「アンフォーストエラー」の時にはメールあったけど…。