フィリピンの露草。日本のより小さくて可憐です。
今日は朝から曇り、暑くなくてとてもいい感じです。
朝練習の時、コートにいたとんぼ。なぜ、コートの白いラインの上だけに止まるのかな??
朝の練習風景
↑毎晩トランプしに私の部屋へ来る韓国人2人のうちの一人、チュン・ユンスンくん。
今日はSとなとSえかで戦いですが、朝練はいつもと同じふたりで、そしてSみれとスーミンも今日戦いますが、こちらもいつもどおり朝練。
朝の練習が終わった時から敵というわけです。
SF
●Sみれ 2-6, 2-6 スーミン・キム(KOR、韓国12歳1位、ATF韓国の2周目はたしか優勝)
スーミンのスタイルは実は、堅実なテニスです。半永久的にパワフルに弾む深いトップスピンを入れ続けます。打ちじこりってやつです。
確率の低いいちかばちかのショットはありません。よっぽどのチャンスボールの時しか、フラットで強打しません。絶対に勝つテニスです。
けっこう職人的ですが、見ていておもしろくはありません。創造力を感じないからです。相手からポイントをもぎとる事も、今のうちからやらないと、小さくまとまってしまうと思うのですが…。
さてSみれは、1ゲーム目3度のデュース、2ゲーム目2度のデュース、3ゲーム目1回のデュース、4ゲーム目1回のデュースを落とし0-4。
どんどん相手の術中になはまっていくように、次のゲームはイージーミス4本で落とし0-5。何をやったらいいのかわからない状態で戦っているようです。
ところが、ここから変化が…すばらしいフォアのエースが決まりまくり、2ゲーム連取。あとから聞いたら、そこまでは、あわてて打ちすぎていたと思ったので、少し待って打ってみたそうです。
しかし、長くは続かず2-6。
2nd。1ゲーム目だけは取ったものの、そのあと2度のデュース落としを含めて5ゲーム連取される。次、開き直って(本人いわく、スッキリした気持ちで)エースの連発で2-5。次30-0から4本取られて終了。
全体としては、Sみれは相手からポイントをもぎとる練習をとことんやり、まだ完成していないものを使いまくったので、失敗も多く、でもチャレンジしつづけた。対するスーミンは目の前のポイント、ゲーム、試合を絶対落とさないという、勝負にこだわりぬいたテニスをした…そういった試合でした。
Sみれには、上達をとって、今の試合のような戦いをするのは、とてもいい。ずっとやり続けて、できない事をどんどんできるようにする方法だから。
でも、もう少し、勝負にもこだわらないとダメ。大切な場面では無理なチャレンジはせず、ポイントを取りにいく事も大切。なぜならば、人は、勝てば勝つほど、自信がついて強くなっていくから。こういったお話をしました。
9~11位決め(プレーオフ)
○Sえか 6-4, 6-2 ●Sとな
この試合は遠くの隠れたコートのため見れませんでした。
とても集中してふたりとも試合したようです。
フィリピンの子たちと1枚。
なつかしい方と会いました。アジアテニス連盟のアジェイ・パサック氏。2005年、彼が仕掛人となり、ATFアンダー14ツアーは始まりました。
この年はわずか8カ国での開催でしたが、その後、彼がアジアじゅうを飛び回り、大会を増やしていきました。ATFから育った選手が、グランドスラムジュニアを優勝するという快挙は、すでに4人が達成しています。Nappawan Lertcheewakam(タイ、女子)、Yuki Bhambri(インド、男子)、FrancisCasey Alcantara(フィリピン、男子、あだ名はニーニョ)、Cheng-Peng,Hsieh(台北、男子)これらは、アジェイさんの功績としかいいようがありません。
男子の第一シードLIMくん。ちょっと横幅がありますが、強い!しかもまだ12歳。日本の12歳トップの子たちと戦わせたいです。
こちらは韓国のチュンくん。豪快なフォア。このふたりが明日、決勝を行います。他をよせつけずに勝ち上がってきたふたり、対戦が楽しみです。
ダブルスのないSえかとSみれは、ごはん後、猛特訓。ちょっとばて気味?
ダブルスが始まりました。
SF
○Sとな・スーミン組 7-5, 6-2 マンドリアオ・黒アレクシス組
相手は常にツーバック平行陣、ストロークの強打にものをいわせてきます。最初こそ面食らいますが、少しづつ変化をつけてくずし、接戦をものにしました。Sとなのスライス、ドロップ、強打がなかなか変幻自在でよかった!!
決勝も今日やる事になりました…たぶん明日午後の飛行機で帰る選手がいるのでしょう。
Final
○Sとな・スーミン組 6-3, 6-4 バルセ・オルテガ組
またまた同じタイプの相手。Sとなをうしろでストロークさせ、スーミンがボレーを決める形でうまく押し切りました。
最後は相手にプレッシャーのかかる場面で、はじめてSとなを前に立たせるなど、スーミンの「プレッシャーのかけかた」の熟練度が光りました。
優勝おめでとう~~~。そういえば、一番ペア探しで苦労したんだったね、世の中、何が起こるかわからないものです。
男子も仲良しの韓国の2人が優勝、おめでとう~~~!!
うれしくて、みんなで撮影会!
練習マッチ
Sみれ6-0, 6-1ラファ
Sえか 6-0, 6-0 ラファ
Sえか 6-0 ラボール
Sみれ 6-0 ニッキ
Sみれ 6-0 ラボール
↑これらは、ちょっと実力差があるので、課題を設けて試合しました。
みんな、へとへとになるまでやりましたよ。クールダウンのジョギングは15分。明日に疲れを残さないように。
そして毎日通ったお気に入りのレストランの店員さんにも惜しまれながらさよならしました。
明日のディナーはラファのパパ、ランディーさんに招待されてます。ステーキとフィリピン風天ぷらだそうですよ。
夕日は綺麗でした。
明日はテニスの最終日、がんばって行きます!!!!!
今日は朝から曇り、暑くなくてとてもいい感じです。
朝練習の時、コートにいたとんぼ。なぜ、コートの白いラインの上だけに止まるのかな??
朝の練習風景
↑毎晩トランプしに私の部屋へ来る韓国人2人のうちの一人、チュン・ユンスンくん。
今日はSとなとSえかで戦いですが、朝練はいつもと同じふたりで、そしてSみれとスーミンも今日戦いますが、こちらもいつもどおり朝練。
朝の練習が終わった時から敵というわけです。
SF
●Sみれ 2-6, 2-6 スーミン・キム(KOR、韓国12歳1位、ATF韓国の2周目はたしか優勝)
スーミンのスタイルは実は、堅実なテニスです。半永久的にパワフルに弾む深いトップスピンを入れ続けます。打ちじこりってやつです。
確率の低いいちかばちかのショットはありません。よっぽどのチャンスボールの時しか、フラットで強打しません。絶対に勝つテニスです。
けっこう職人的ですが、見ていておもしろくはありません。創造力を感じないからです。相手からポイントをもぎとる事も、今のうちからやらないと、小さくまとまってしまうと思うのですが…。
さてSみれは、1ゲーム目3度のデュース、2ゲーム目2度のデュース、3ゲーム目1回のデュース、4ゲーム目1回のデュースを落とし0-4。
どんどん相手の術中になはまっていくように、次のゲームはイージーミス4本で落とし0-5。何をやったらいいのかわからない状態で戦っているようです。
ところが、ここから変化が…すばらしいフォアのエースが決まりまくり、2ゲーム連取。あとから聞いたら、そこまでは、あわてて打ちすぎていたと思ったので、少し待って打ってみたそうです。
しかし、長くは続かず2-6。
2nd。1ゲーム目だけは取ったものの、そのあと2度のデュース落としを含めて5ゲーム連取される。次、開き直って(本人いわく、スッキリした気持ちで)エースの連発で2-5。次30-0から4本取られて終了。
全体としては、Sみれは相手からポイントをもぎとる練習をとことんやり、まだ完成していないものを使いまくったので、失敗も多く、でもチャレンジしつづけた。対するスーミンは目の前のポイント、ゲーム、試合を絶対落とさないという、勝負にこだわりぬいたテニスをした…そういった試合でした。
Sみれには、上達をとって、今の試合のような戦いをするのは、とてもいい。ずっとやり続けて、できない事をどんどんできるようにする方法だから。
でも、もう少し、勝負にもこだわらないとダメ。大切な場面では無理なチャレンジはせず、ポイントを取りにいく事も大切。なぜならば、人は、勝てば勝つほど、自信がついて強くなっていくから。こういったお話をしました。
9~11位決め(プレーオフ)
○Sえか 6-4, 6-2 ●Sとな
この試合は遠くの隠れたコートのため見れませんでした。
とても集中してふたりとも試合したようです。
フィリピンの子たちと1枚。
なつかしい方と会いました。アジアテニス連盟のアジェイ・パサック氏。2005年、彼が仕掛人となり、ATFアンダー14ツアーは始まりました。
この年はわずか8カ国での開催でしたが、その後、彼がアジアじゅうを飛び回り、大会を増やしていきました。ATFから育った選手が、グランドスラムジュニアを優勝するという快挙は、すでに4人が達成しています。Nappawan Lertcheewakam(タイ、女子)、Yuki Bhambri(インド、男子)、FrancisCasey Alcantara(フィリピン、男子、あだ名はニーニョ)、Cheng-Peng,Hsieh(台北、男子)これらは、アジェイさんの功績としかいいようがありません。
男子の第一シードLIMくん。ちょっと横幅がありますが、強い!しかもまだ12歳。日本の12歳トップの子たちと戦わせたいです。
こちらは韓国のチュンくん。豪快なフォア。このふたりが明日、決勝を行います。他をよせつけずに勝ち上がってきたふたり、対戦が楽しみです。
ダブルスのないSえかとSみれは、ごはん後、猛特訓。ちょっとばて気味?
ダブルスが始まりました。
SF
○Sとな・スーミン組 7-5, 6-2 マンドリアオ・黒アレクシス組
相手は常にツーバック平行陣、ストロークの強打にものをいわせてきます。最初こそ面食らいますが、少しづつ変化をつけてくずし、接戦をものにしました。Sとなのスライス、ドロップ、強打がなかなか変幻自在でよかった!!
決勝も今日やる事になりました…たぶん明日午後の飛行機で帰る選手がいるのでしょう。
Final
○Sとな・スーミン組 6-3, 6-4 バルセ・オルテガ組
またまた同じタイプの相手。Sとなをうしろでストロークさせ、スーミンがボレーを決める形でうまく押し切りました。
最後は相手にプレッシャーのかかる場面で、はじめてSとなを前に立たせるなど、スーミンの「プレッシャーのかけかた」の熟練度が光りました。
優勝おめでとう~~~。そういえば、一番ペア探しで苦労したんだったね、世の中、何が起こるかわからないものです。
男子も仲良しの韓国の2人が優勝、おめでとう~~~!!
うれしくて、みんなで撮影会!
練習マッチ
Sみれ6-0, 6-1ラファ
Sえか 6-0, 6-0 ラファ
Sえか 6-0 ラボール
Sみれ 6-0 ニッキ
Sみれ 6-0 ラボール
↑これらは、ちょっと実力差があるので、課題を設けて試合しました。
みんな、へとへとになるまでやりましたよ。クールダウンのジョギングは15分。明日に疲れを残さないように。
そして毎日通ったお気に入りのレストランの店員さんにも惜しまれながらさよならしました。
明日のディナーはラファのパパ、ランディーさんに招待されてます。ステーキとフィリピン風天ぷらだそうですよ。
夕日は綺麗でした。
明日はテニスの最終日、がんばって行きます!!!!!