◎ギリシャ神話 5
★ゼウスの誕生
○クロノスの支配
・ウラノスを傷つけたクロノスは、ウラノスに代わって神々の王となった
・クロノスは姉のレアと結婚し、ヘスティア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドン、ゼウス(末の息子)を生んだ
・クロノスは母ガイアと父ウラノスから、クロノス自身もやがて息子により王座をうばわれるであろうという予言を聞いていたので、生まれた子供を皆次々に飲み込んでいった
○レアは6番目の子だけは助けたいと、ガイアとウラノスに相談して、クレタ島へ赴き、その地で男児を出産した(別伝では、産んでからクレタ島へ連れていった)
この子がのちのゼウスである
○レアは石をむつきにくるんで生まれた子供に見せかけ、クロノスに渡した
クロノスは疑わずにその石を飲み込んだ
○いっぽうゼウスは、クレタ島の洞窟の中でクレス(精霊)たちに守られ、ニンフのアドラステイアとイーデーに育てられた
ニンフまたは牡山羊のアマルテイアが乳を与えた
山羊の角はアムブロシア(神々の食べ物で、蜜よりも甘く、これを食べた者は不老不死となるという)とネクタル(神々の酒で、同じく不死にする力をもつ)にみちていた
クレスたちは武装してゼウスを守護し、槍で楯を打ち鳴らして、ゼウスの泣き声がクロノスに聞こえないようにした
○ゼウスは成長すると、オケアノスの娘メティス(「思慮」の意、ゼウスの最初の妻となる)からもらった薬をクロノスに飲ませて、飲み込んだ子供たちを吐き出させた
・クロノスはまず最初に石を吐き出し、飲んだ時と逆の順番で次々にゼウスの兄弟たちを吐き出した
◎ゼウスの兄弟たちは、父に飲み込まれ、吐き出されたので、2度目の誕生をしたことになる
ゼウスは末子だったが、兄弟を救い出し2度目の誕生をさせたことで、神々の父とされるようになった
◎「ゼウス」は「天」「昼」「光」を意味する
・ゼウスは雨、嵐、雷などの現象を生ずる空の神である
◎ゼウスはローマ神話ではユピテル(英語名ジュピター)と同一視される
★ゼウスの誕生
○クロノスの支配
・ウラノスを傷つけたクロノスは、ウラノスに代わって神々の王となった
・クロノスは姉のレアと結婚し、ヘスティア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドン、ゼウス(末の息子)を生んだ
・クロノスは母ガイアと父ウラノスから、クロノス自身もやがて息子により王座をうばわれるであろうという予言を聞いていたので、生まれた子供を皆次々に飲み込んでいった
○レアは6番目の子だけは助けたいと、ガイアとウラノスに相談して、クレタ島へ赴き、その地で男児を出産した(別伝では、産んでからクレタ島へ連れていった)
この子がのちのゼウスである
○レアは石をむつきにくるんで生まれた子供に見せかけ、クロノスに渡した
クロノスは疑わずにその石を飲み込んだ
○いっぽうゼウスは、クレタ島の洞窟の中でクレス(精霊)たちに守られ、ニンフのアドラステイアとイーデーに育てられた
ニンフまたは牡山羊のアマルテイアが乳を与えた
山羊の角はアムブロシア(神々の食べ物で、蜜よりも甘く、これを食べた者は不老不死となるという)とネクタル(神々の酒で、同じく不死にする力をもつ)にみちていた
クレスたちは武装してゼウスを守護し、槍で楯を打ち鳴らして、ゼウスの泣き声がクロノスに聞こえないようにした
○ゼウスは成長すると、オケアノスの娘メティス(「思慮」の意、ゼウスの最初の妻となる)からもらった薬をクロノスに飲ませて、飲み込んだ子供たちを吐き出させた
・クロノスはまず最初に石を吐き出し、飲んだ時と逆の順番で次々にゼウスの兄弟たちを吐き出した
◎ゼウスの兄弟たちは、父に飲み込まれ、吐き出されたので、2度目の誕生をしたことになる
ゼウスは末子だったが、兄弟を救い出し2度目の誕生をさせたことで、神々の父とされるようになった
◎「ゼウス」は「天」「昼」「光」を意味する
・ゼウスは雨、嵐、雷などの現象を生ずる空の神である
◎ゼウスはローマ神話ではユピテル(英語名ジュピター)と同一視される