時を紡いで

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大舟寺のカヤの木を見に  (兵庫県三田市)

2010-09-17 20:07:13 | お出かけ
      三田市の大舟寺のカヤの実がそろそろついているのではと思い行ってみました。
      市内からそんなに遠くなく木器(こうずき)郵便局を左に見て走ればすぐに
      大舟寺(だいしゅうじ)が見えてきます。
     
      周りは稲の黄色に包まれた静かなところでした。
      そうだ、ずいぶん前に吟行できたところだ、とかやの木を見て思い出した。

      大舟寺はなかなかの古刹で、カヤの木は3本の大枝に分かれていました。
      県指定の天然記念物となっていて樹齢は300年と書いてありました。


       山門を入ってすぐ左の石碑に

      夕日さす  大舟寺へまいるみは
      その罪とがをぬぎておさめる

      というご詠歌がありました。心にしみるご詠歌です。

           
太い幹


      この300年もの生命を宿した太い幹に触れてみました。

      苔むしたこの木は何を見てきたのでしょうか。



            
竹やぶ

      太い幹の向こうはすっきりとした竹藪になっていました。

      そのまっすぐな感じがいいしその間から田んぼの黄色が見えました。



             
本堂
      本堂でお参りを済ませて境内を見て歩きました。

      あまりお参りの人もなく静かなものでした。



             

      左側にやはりかやぶきの大きな建物がありました。

      何をするところかはわかりませんでした。





              
鐘楼

      鐘楼でこんなかやぶきも珍しく中は畳が敷いてありました。

      不思議な感じの建物でした。



              
カヤの実
      カヤの実がもう大きくなっていました。

      実から油を取ったり、炒って食べたりしたそうです。




              
帰りに山門を見る

      境内はさほど広くはないので下りてカヤの木を見ようとしました。

      古い百日紅の木の赤が優しく感じました。

      こうして下る時もまた風情があるものだと思いました。



      カヤの木の300年という命の木肌に触れて見て自分の命の事を考えました。



      自分として精一杯生きているのだからどこまで生かされるの

      かお任せするしかないともう一度木肌に触れてみました。


      

      






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