最近、熊本産アサリの産地偽装が話題になっています。1月22日に放映されたTBSの「報道特集」で報道されたのがきっかけとなっています。
たしかに近所のスーパーで売られていたアサリは、ほとんどが熊本産と表示されていました。「わざわざ九州から?」「そんなに熊本でとれるんだ?」と少し不思議に思いながらも、シジミやハマグリに比べて安いのでよく購入していました。
みそ汁やお澄ましはもちろん、酒蒸しもおいしいですよね。私が作るときは、トウガラシとニンニクのみじん切りをアサリとともにゴマ油でいためてから酒で蒸します。左党にはたまりません。最近家では作りませんが、ボンゴレスパゲティにしてもいけます。
でも、店頭に並ぶアサリはしばらく少なくなるのでしょうね。「中国産」と表示されるアサリが売られるのか、それとも消費者が敬遠することを恐れて売られないのか。
ウナギやハマグリも「中国産」と表示されたものが売られていますので、個人的には問題ないと思うのですが、どうなるのでしょうか。
気になることがもう一つ。ある新聞のコラムには「全国的に漁獲量が減っている。乱獲や環境の変化が言われるが、理由ははっきりしないそうだ」と書かれていました。
庶民的だった貝が、高級なものとしてなかなか食することができなくなるのでしょうか。ここ数年のサンマのような道をたどってしまうのでしょうか。
私にできることはほとんどありませんが、食品ロスを出さないよう、これからも心がけたいと思います。