11年前の3月11日金曜日のことは、いまでも覚えています。
長くて、どこかにつかまらないと立ってはいられないほどの揺れ。
おさまったあと、各部署の様子を見回りに行った際、非常階段には最上階で講演を聞いていた人たちが、次々の降りてきました。
所属員の安全を確かめるよう、手分けして部門長へ連絡をしました。
会議室を仮眠所にするため、できる限りの段ボールを集めてきて敷き詰めました。また、親会社に頼んで非常用の毛布を借り受けました。
ニュースで津波が映し出されたときは、現実に起きているという気がしませんでした。
翌日、交通機関が動き出した社員から帰宅していきました。私も8時ごろには会社を出たと思います。
途中、乗換駅を一度出て、コンビニでカップラーメンを買った記憶があります。
その他、とぎれとぎれですが、いろいろな場面が脳裏に浮かびます。
あんな日は二度と経験したくありません。でも、いつか再び発生するのでしょう。
そういえば、保存水の消費期限は大丈夫だったかな? 確かめておかないと。