帰りの電車の途中駅から、英語を母国語としていると思われる5人の人たちが、大きな声でしゃべり合いながら乗車してきました。
視線をそちらへ向けてみると、なんと4人があごマスクではありませんか! ドア付近で炭酸系の缶飲料を片手に笑いながら話しているのです。
私は長椅子のドア側に座っていました。特によくしゃべっていた人は反対側に立っていましたが、気になって仕方がありません。読んでいた本も単に活字を追っていただけだったと思います。
欧米諸国ではコロナ対策を緩和するところが増えていると報道されています。街中でマスクをしていない人の方が多い映像も放映されます。
しかし、ここは日本です。まん延防止措置等重点措置が解除されたとはいえ、感染者はまだまだ数千人単位で発生しています。
"Please do in Japan as the Japanese do."と話しかけたかったのですが、その後の会話が続かないのでじっとしていました。
彼らが降りていったときは、とてもホッとしました。人種差別をするつもりは毛頭ないのですが、偽らざる気持ちです。