軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

市場巡回二日目

2013-02-08 23:43:05 | 旅行
大阪の夜が明けビジネスホテルのカーテンを開ける。
うぁ!!マジか!?
吹雪いている。
ここはどこだ?と思いたくなる。
行く先、行く先で最近雪だったのは、僕が雪男だったのか!?

午前中に東果大阪株式会社と株式会社南大果に挨拶に行く。
どちらも去年のようにならないようにと言う。
僕としてお願いしますとしか言いようがない。
午後は京都に移動して京都青果合同株式会社へ行く。
その後の懇親会は親睦を深められたかな。
その時も雪が降っている。
帰りのタクシーの運転手さんが「この時期の雪は珍しい」
絶対僕雪男、雨男ですわ。

今回の僕は青年部代表で来ている。
だから、農協で作ってもらった青年部の肩書きの名刺がある。
でも、普段自分で使っている名刺もある。
肩書きはベジタブルクリエイターだ。
何がベジタブルクリエイターだと思う人もいるだろうが、この名刺に興味を持ってくれる方もおられた。
これが少しでも軽井沢のアピールになればと思う。
こっちがアピールし、市場の方がそれをPRすれば良いのだ。
今まではアピールが少すぎたのだ。

名刺や人と違う肩書きや、人と違う農場名、ホームページ、ブログ、Facebookなどのアイテムを持っていれば、それだけでもアピールになると思う。
こんな人がキャベツ作ってるんだとなれば消費者も安心だろう。

こんなこと書いてますけど、あたしゃ泥酔中です。

明日は岐阜
もう寝ますわ

関西市場視察一日目

2013-02-07 22:31:05 | 旅行
軽井沢6:33発 新幹線あさま500号
東京7:40着

東京7:50発 新幹線のぞみ13号
京都10:11着

京都10:24発 JR 東海道本線
茨木10:51着

11:20~13:30大阪北部青果

茨木ーJR 東海道本線新大阪===大阪市営御堂筋線

14:30~16:30大阪南部合同青果

17:00 ホテル到着

トラベルミステリー並みのハードな移動だ。
もっと言うなら、昨日は茨城にいて、今日は茨木にいる。
なんだこのミステリー。

長野新幹線で上野近くで、フード付のジャンパーのフードをし、フード回りに付いた紐を引っ張り、顔を隠してその上マスクをして、バックを抱えた男が通路を小走りで通り過ぎた。
怪しい!!
絶対怪しい!!
他の車両で殺人事件が発生しているのではないか?
なんだこのトラベルミステリー!!

まぁそんな話はさておき、今日の市場視察は昨年の野菜安値をなんとかならんのか?と言う陳情も兼ねている。
ある種みんなの代表で来ている。
だから、農協側で名刺を作ってくれた。
肩書きは副部長。
おかしな話である。
平社員の肩書きしかなく、それで農協の名刺を持っていた僕が、農協を辞めて農業を始めた僕が今度副部長の肩書きで、農協から名刺を作って貰ってる。

今日視察した市場では、昨年のような年にならないようにと言ってくれたので、それを信じ頑張って作付けするしかない。
安いかも知れないが、作らなければ金にならない。

明日は他の市場視察だ。
好感触で終わりたいものだ。

工場視察

2013-02-06 21:03:53 | 日記
軽井沢産のキャベツを使用している茨城の加工施設へ見学視察へ行って来た。
もちろん今はシーズンオフなので軽井沢産は使用していないが、他産地を見るのも勉強になる。
今シーズンの冬の寒さを物語るように、レタスの品は予想通り最悪だった。
歩留まりも最悪だろう。
品が悪い時は値段は高い。
年間を通して産地をリレーして契約で野菜を仕入れていると言うが、このレタスの品質の悪さだと契約だけではとても補えないところだろう。
レタスが高騰している時は、カット野菜の消費が伸びる。
現にこの会社もオーダーは伸びているそうだが、断っていると言っていた。
今のレタスの状況だと加工会社がレタスを買い占めれば、スーパーに玉レタスが店頭に並ばなくなる。と言うようなことを言っていたが、本音として高いレタスを買ってまでこの状況下での生産は赤になるだろうから、断った方が正解と言う判断だろう。
だから、スーパーに玉レタスが並ばなくなる。言い訳をしたのだろう。
逆にスーパーに玉レタスがなければ、カット野菜に手が行くわけだし。
でも、ここの会社はそこが凄い!!
この状況下で輸入レタスに手を出さないのが、すばらしい。
それだけ安心・安全のため、国産に拘っているのだ。
製品の袋には産地表示もついている。
表示にレタス産地中国・台湾って書いてあったら、ちょっとってなりませんか?
だから、輸入に頼らないのだろう。
この状況下では普通の加工会社だったら、輸入に逃げますよ。
安価な輸入野菜に逃げたら、消費者に逃げられますよ。
安価な輸入野菜に逃げたら、生産者夜逃げですよ!
とりあえず、夏場のトップバリューのキャベツの千切りを見つけたら産地表示を見てくれ、長野産になっているはず。
それは僕たち軽井沢の農家産だよ。
でも、こっちは味で勝負しているのに「味はどうでもいい」と言われた。
当然である。
だって、親会社キューピーだもの。
キューピーのドレッシングで味なんてどうにでもなるもの。

その後、帰宅し買い物に行った。
お店でオッサンとすれ違う。
えっ!?今オッサンとすれ違ったよね?
オッサンだったよね?
と心に言い聞かす。
今振り向いてはいけない。
少し歩き、恐る恐る振り返る。
やっぱりオッサンだ!
正真正銘オッサンが立っている。
上半身普通にオッサンだ。
下半身はスカートだ。
それも学生の制服のようなミニスカート!
紺ハイソに生足だ!
どういうこと?
ドッキリ?
生足は寒いでしょ?ストッキング履いては?
イヤイヤそう言う問題ではない!
趣味ならスカートは最悪OKとしても、制服のミニスカートはダメでしょう。

今日はこんな感じで






農業の話ZERO

2013-02-05 22:05:35 | 日記
全柔連のお偉いさんがついに辞めた。
会見を見る限り、そんなに反省してるようには感じられない。
「まぁ俺は悪くないけど、世間がうるさいから辞めるか」ってとこかな。
教育的指導だ!!
「私の時には暴力やパワハラはありませんでした」とアホな柔道あがりの議員が言っていた。
そんなコメントは元柔道家がすることであって、政治家のするコメントではない。
この事態を元柔道家としてどうしたら良いか、政治家として何が出来るかと言う考えを述べるべきである。
人生山あり谷あり。
柔道をしていた頃が山で、政治家になってから谷だろう。

最近は男子のアスリートより女子のアスリートの活躍の方が勢いがあるように感じられる。
女子プロゴルファーの木戸愛(23歳)がポルシェと契約したようだ。
ゴルフをしない僕だが、昔から木戸愛は知っている。
親父は木戸クラッチ(※1)でお馴染みのプロレスラーの木戸修だ。
知り合いの謎のオッサンが木戸修と仲が良く、そのおかげで僕も一緒に木戸修と飲んだ事がある。
謎のオッサンはよく「愛ちゃんは可愛い、可愛い」と言っていた。
まだ愛ちゃんがランドセル背負っている頃の話だ。
月日が流れ、木戸修はプロレスラーを引退し、その子がプロゴルファーなり、謎のオッサンは夜逃げをした。

※1木戸クラッチとは木戸修の決め技である。

明日は雪かな?

立春にトマト

2013-02-04 21:37:16 | 日記
暦の上では今日から春だ。

窓から外を眺めると、日の光が春を感じさせる。
その光も次第に雲が架かりだし、10時46分LINE天気 から『10時48分まもなく雨が降りだす予想』と来た。
確かに降りだした。
すげー!!

スキー場から見渡すパノラマは、どんよりした雲で浅間山が隠されているが、何故か谷川岳や八ヶ岳、北アルプスの方はどんよりしているが雲が高く遠くまで見えている。

そんな変な雲の下、スノーマシンの点検をしていると、僕を呼ぶ声がする。
振り返ると軽井沢でペンションを営んでいる友達が立っていた。
友達は子供とスキー、僕は仕事と言うことで、そんなには話が出来なかったのだけど、「トマトはいつ?」と聞いてきた。
いきなり「トマトいつ?」と言われても…
「3月に種蒔くよ」
「出来るの」
「7月かな」
こうやって家のトマトを待っていてくれる人がいる。
うれしいく想うし、やりがいにもなる。
家のトマトを気にいってくれてて、すごい誉める。
そんなに違うのかと思う。
基本的に夏場のトマトを買って食べたことがない。
違いが分からないが家のトマトはウマイと思う。

僕はまったく覚えてないのだけど、この友達はトマトが嫌いだったらしい。
だから以前「俺がトマト嫌いだったの知らない?給食でトマト食べられなくて先生とケンカしたの覚えてない?」
当人にしてみればすごい出来事だったに違いない!!
だから鮮明に記憶に残っているのだろう。
「あの時のトマトの味、あの時の匂いなんだよ。懐かしい味なんだよ」と。
それ分からないなぁ~

家で作る野菜はその味が当たり前だと思ってしまっている。
でもね、でもね、軽井沢のキャベツとレタスは絶対違う。
僕は農業を始める前は、レタスやキャベツを加工する仕事をしていた。
時期により当然産地も代わる。
日本中の産地からレタスが来る。
北は北海道から南は沖縄まで。
その各産地の中でも、軽井沢のレタスの品質の良さは別格だ。
キャベツなんか芯を取る時、包丁がすーっと入るのは軽井沢産だ。
それだけ柔らかい。

自分がキャベツやレタスの生産者だから品質が良いとか、柔らかいと言う訳ではない。
今までいろんな産地を見てきたからこそ言えるし書ける。

トマトが出来るのは半年も先になるが、ベジタブルクリエイターとして友達が求めている味のトマトを作り上げねば!!