その日、俺はバイト先の居酒屋に飲みに行ってた。
そうすると、見たことのないホールスタッフが近づいてきて『今日から入りました、よろしくお願いします!』
そういえば、店長から新しいバイトが入ると聞いていた。
俺も『おう!よろしく!』
すると彼は
『相馬さん音楽やってるんですよね!僕もギターやってるんです!』
俺はその頃、一人で歌っていたもので、とにかく自分の事しか考えてなかった訳で、
新しいバイトの子が『ギターをやっていようが音楽をやっていようが、俺には関係ない』訳で
『ふーん、頑張ってね』ぐらいである。
今考えると、俺も相当ガキンちょね!
その新人バイト君と後にホイドーズを結成する事になるとは、
この時点では
だーれも知りません!
今思えば、その新しいバイトが、新人の海田君から、海田君になり、ガク君になり、ガクになり、
十年以上たった今も、同じ目標に向かっている。
これは一言で『奇跡』という。
でも思うんだ。
そんな奇跡の始まりのような日々が
毎日色んな場所で始まっているんだと、
1日1日誰かとのやりとりを、誰かとの出会いをドキドキしながらやっていきたいもんだ!
すでに奇跡は始まっているのだから。
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