今朝、夢をみました。いえ、何度も似たような夢は見ていました。
私が、昔、入院退院繰り返しながら、通院したり、その病院のデイケアに通っていた日々を。
その中で、私の大好きな看護師さんが、ある患者に話しかけている姿、
私が出会った患者たちは、様々な障害を患い入院していた、
一部の者は退院できても、居場所もなくて、ずっと入院していた患者さんもいた。
今から、10年前、私はその病院と出会い、院長先生といろんな看護師さんの言葉で
病気を克服できたと感じています。
震災当日のことはよく覚えています。
あの日は、デイケア通所日でしたが、何となく行きたくなくて自宅にて過ごしていました。
私は、電車で小高まで行き、その後は歩いて病院へ、約40分以上はかかったかなあ。
そして、あの地震が発生して、原発事故から避難した日々だった。
当時、入院していた患者さん100人は、それぞれの地域の受け入れ病院等に避難していたけれど、
避難途中は、とても大変な苦労をされたと聞いている。
今は、東電事故によって、困難な状況を強いられて閉鎖し、もう病院はない。
あの病院は、解放病棟という明るい病院、看護師、医師らに申し出れば、
自由に外へ外出、散歩、外泊などができた。
一部閉鎖病棟もあったけれど、昼間も閉鎖病棟の患者さんもA棟に来て
少しだけど、解放病棟患者さんらとの会話な時間もあった。
何週間内には、カラオケをやったりして、患者、看護師さんも歌い楽しかった日々・・・
今の精神科病院は、閉鎖病棟しかないのが現実であり、
小高赤坂病院は、今思うと夢のような明るい温かい病院だった。
東電は、あの病院を潰した、それが、今でも遺憾に感じている。
震災後、私は、市内のクリニックに定期的に通院中です。
みんなの笑顔、または、いろんなハプニングもあったりした患者同士、医師、看護師・・・
数えれば、きりがないくらいに、でも、その思い出は私の宝物でもあるから、
ついつい、夢の中に出てくるのかと、そんな気がしてならない。