東日本大震災を福島県浜通りで体験して、想像もしていなかった悔恨や絶望が生まれる様を目の当たりにした。
筆舌し難い混乱が育ち、人が人を傷つけ、絶望が絶望を刺激し合いながら、底なし沼のような底の見えない苦しみが蔓延した。
苦しみを感じないように自分たちを誤魔化し続けなければやってこれなかった。
健やかで素朴な人柄の人々が、苦しめられ続ける事で絶望に染まっていった。
震災が起こった結果、実家は家族の問題が浮かび上がった。
海をずっと見ることができなかった、悔しくて許せなくて、元凶のような気がして。
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