６の一人語り

3月9日(晴)

私の名は「iPhone6」




2月の某女の誕生日に
この家にやって来た


が、、、、


その女は私を見るなり


あら？６？

あたくし５sを
リクエストしてなかったけ？

と、、、男が


え？
でも６の方がいいと思って、、、


が、、、女は


ん～そうなんだろうけど
あたくしの細腕には
大きすぐるのよ～


に、、、男は


そんな違わないじゃん
それにグッと軽いしさー



で、、、女は


そうね、、、


と受け取ったものの
使われる、、、いや
箱から出されることも無く
2週間以上放置される私


それを見ていた男の、、、


ねー
なんで使わないのよー


の攻撃に、、、女は


だってさー６の
ジョギング用iPhoneケースが
無いからさー


と応戦



が、、、


そー言うと
おもいますたー


と懐から、、、






私の相棒を取り出す男



に、、、


ふっ負けたわ


つか６は写真も綺麗で
サクサク起動
その上指紋認証で楽々ロック解除
だって聞いてから
コレ(ジョギング用ケース)さえ有れば
使ってみたかったわけで～



との事で私は無事
箱から脱出出来たわけだが


男のその後の一言が
私の運命を大きく変えることに、、、


ね～ケースに入れて
着けてみなよ～


そうね、、では、、、
ゴソゴソゴソ(←私をケースに入れて、、)


シャカ(←腕に装着した音)




ん？

ん？



★当社(家)比較★





んー

んー






カチカチカチ(←iPhone５sネットにて予約の音)



そして私(iPhone６)は今
←この男の
ポケットの中に居る



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