一転攻勢

苦手な事はなるべくやらない。得意な事、好きな事をとにかく伸ばす。その方がいい。前者ではモチベーションが上がらない。学生時代でもう飽き飽きだ。時間が勿体ないのでやる必要がないものは削除して負担を軽くしていく。それでも人生は回っていく。なんだかんだで懸命に生きてきたつもりではあるが、目の前の事にこだわり過ぎて非効率な方法に慣れてしまっていたのだ。それはそれで得るものはあったけれど、もう十分だ。後は好きな様に勉強していく。それで行けるという確信がある。
では何をやるか。それはここには書かない。書くと義務が発生する。一度言葉にしてしまうと拘束力となる。例えそれが自分の言葉であろうとも、縛られるのはもう御免だ。今はただ思うだけでいい。思考の中でだけ私は本当の自由を感じる事ができる。日常生活の全てはこの思考能力を高める為の手段に当ててしまって構わない。
子供の頃の自分に言いたい。もう少し自由でいいんだよと。それが出来なかったから今の自分がある。縛り過ぎて欠点だらけだ。成長しようとした。弱点を直そうとした。何とかしようと足掻いた。自暴自棄にもなったが結局どうにもならなかった。もうこれはそういう事なのだと諦める。諦めた事で自分の手の中にあるカードが見えてきた。これをどう活かすか。それを考えるのは自分にしかできない。責任を取れるのも自分だけ。だからこそ自由である。しかしその自由を額面通りに受け取れば、発散したエネルギーは無軌道に動いて雲散霧消してしまう。発散先を見定める事が必要で、それが今なら可能だ。社会生活に揉まれて、自分はどういう人間かは随分理解した。あまり時間は無いけど、時間がありすぎてもグダグダになるからちょうどいい。
そんな思考の流れで、私は一転攻勢を誓うのであった。

ところで写真の印刷を頼まれてたのにプリンターのインクが切れてしまったのをさっき思い出した。プリンターについて文句を言いたい事があるので、忘れてなければ次回書こう。