気付いたら青色のものに囲まれている。3ヶ月前に買ったカーディガン、2か月前に買ったスニーカー、1ヶ月前に買った登山靴、一昨日買ったバックと財布。全て同系統の、若干藍色がかった青色。意識してるつもりはないけど無意識に選んでしまう。マイブーム?個人的には赤色が好きなはずなのに。寒くなってきたのが影響あるんだろうか。冬になると濃い味を好むようになると聞く。同じように季節によって色の好みが変わるのだとしたら、とても興味深い。「春は桜をイメージしたピンク色」とか作為的なものでなく、本能レベルで身につけたくなる色ってのがあるのではないか。まぁ、寒くなったからと言って寒色である青色を好むようになるのも筋の通らない話だけど。
自然界に目を向ければ何かヒントが隠されてるんじゃなかろうか。例えば南極とか北極とかだと白いクマとか黒いペンギンとかいるのに対して、南国だとすごいカラフルな魚とか花とかいる。前者は単純に生存競争の問題で、「白い方が目立たない」とか「黒い方が熱を溜めこめる」とか、環境に適応してきたってだけの話と言えばそれまで。南国はなんだろ。暖かいから色んな進化をする余裕がある?目立った方が有利なのかな?例えば動物が果実を食べようとした時、その果実が食べごろかどうかを判断する指標のひとつは色だ。赤色とかオレンジ色とか、鮮やかな色の時が食べごろだと考えるだろう。季節は春から秋にかけてだ。・・・で、それがどうした。
考えてみれば春から夏にかけては暖色をよく着ていた覚えがある。周囲の環境に合わせたいという何かしらの思考フィルターがかかっていたと思って間違いない。少なくとも自分自身を鑑みてだけど。
今何気なく「周囲の環境に合わせたい」と書いたけど、これが正解かもしれない。より正確には「周りの空気に合わせたい」。この場合の「空気」とは、文字通りの空気。外気温のことだ。暖かい季節には暖かい色、寒い季節には寒い色。それが落ち着く。極端にミスマッチな色を身にまとうとソワソワする。空気に溶け込むことで、無駄に目立たないようにする。さっき書いた白いクマの理屈にも合致する。
とりあえず「外気温によって人の色の好みは変わる」という仮説を考えてみたが、何分サンプルが私だけでは結論が出せない。明日他の人の意見も聞いてみよう。
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